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香港に住むなら趣味にしたいトレッキング&ハイキング!週末は風景に癒される

香港でトレッキング

高層ビルが立ち並ぶ、世界金融の中心地の一つである街をイメージされることが多い香港。

しかし、中心部から少し足を延ばせば意外なほどに豊かな大自然が広がっています。 香港の陸地面積の約4割は自然公園、自然保護区で占められているというのはまさに驚くべき事実ですよね。

加えて、その自然公園の中にはいくつものトレッキングやハイキングのコースが整備され、「こんな香港もあったのか!?」という驚きと感動があるに違いありません。

筆者の好きな香港のハイキングコースを紹介します!

目次

初心者でも安心のドラゴンズ・バック(龍脊)から絶景を望む

ドラゴンズズバック (龍脊)

2004年のタイム誌でアジア・ベスト・ハイキングコースに選ばれたこともある、香港でとてもメジャーなコースです。道が整備されている上、標識もわかりやすいため、初心者でも安心して歩けます。

竜の背中のようなクネクネとした尾根を進んでいく間、様々な表情を見せる沿岸の風景に魅了されます。そして、どんどん歩いていくと、見晴らしのとてもよい展望スポットに到着。

右側遠くに見えるのが石澳(シェックオー)ビーチ、左側にトレッキングのゴールになる大浪湾(タイロンワン)ビーチが見えています。絶景を楽しめます!

スタートからゴールまでの所要時間は約3~4時間ほどです。

行き方・帰り方

ドラゴンズ・バックは交通の便がとてもよく、行きやすいのも魅力です。

MTR西湾河(Sai Wan Ho)駅A出口前のバスターミナルから9番「石澳(シェックオー)」行きバスに乗り「土地湾(トテイワン)」で下車。バス停近くにトレッキング道入り口があります。

帰りは、大通りから9番バス「MTR筲箕灣駅」行きに乗ると、MTR西湾河駅A出口前のバスターミナルに到着します。

その姿は獅子のよう、ライオン・ロック(獅子岩)を目指す

ライオンロック(獅子山)

山頂から突き出ている「獅子の岩」を目指して歩きます。この岩がある頂上には「Lion’s head(ライオンズ・ヘッド)」という名前がついています。

標高495m、所要時間1.5~2.5時間ほどなので誰でも比較的簡単に登ることができますが、急こう配があるため運動不足の方はキツイと感じるかもしれません。猿とも遭遇しますよ。

頂上からは香港島、九龍島の景色が一望でき、夕方以降はここから夜景を撮ろうと集まる人たちの写真撮影スポットにもなります。

ただし、頂上の先端は断崖絶壁になっています。柵等はありません。危険なところまでは入らないようにしてください。

行き方

MTRの黃大仙(Won Tai Sin)駅B3出口から獅子山郊野公園 (ライオンロックカントリーパーク)登山道へ。

美しいビーチをめぐる西貢・大浪湾ハイキングトレイル

大浪湾

西湾(Sai Wan)から北潭凹 (Pak Tam Au)へと抜けるハイキングコース。ビーチをめぐるもので、数ある香港のハイキングコースの中でも人気のあるコースの一つです。タクシーで西湾まで移動するのが便利でしょう。

スタート地点から山の中を歩いていくと、湿地帯、村、廃墟、沿岸、ヨット停泊地、広い砂浜のビーチなどが次々と目に飛び込んできます。このコースの眺めは本当にどこをとっても素晴らしく、四方八方が撮影ポイントです。

コース自体は急な坂道がないため、それほどきつく感じません。山の尾根を歩くコースとは一味違ったハイキングになること間違いなしです。

砂浜

全長12kmの行程。休憩時間を入れずに歩いた場合でも4~5時間ほどでゴールの北潭凹バス停に着きます。ビーチで遊んだり、休憩時間を長く取ったりするなら、時間に余裕を持って出発した方がいいです。

北潭凹から西貢まではバス、タクシーで戻っても5分ほど。名物の海鮮料理を食べて家路につくのもいいかもしれませんね。

行き方

西貢バスターミナルから、タクシーまたはミニバス29Rに乗り西湾亭(Sai Wan)で下車すると登山道があります。

海を渡りラマ島(南Y島)をのんびり歩く

ラマ島

香港島の南西にあるラマ島(南Y島)。

緊急車両以外の自動車の走行と4階建て以上の建物の建築が禁止されているこの島は、のんびりとした雰囲気を満喫するにはとってもおすすめのコースです。喧騒から離れ、海を眺め潮風を受けながら山を歩くことができます。

榕樹湾から歩いていくとビーチがあり、そこから先は1時間ほどのハイキングコース。眼下に美しい入り江を眺めながらアップダウンのある道を進んでいきます。

ところどころに休憩する場所もあるので、休みを入れながらのんびりと歩くのもいいです。平地に下り、海鮮料理店が連なる港が見えてきたら、そこがゴールの索罟湾です。

海鮮料理

フェリーに乗って戻る前に、レストランのテラス席で新鮮なシーフードとビールを満喫し、夕日を眺めながら香港島へ帰るのは最高です!

行き方

セントラルピアから高速船で20分、通常のフェリーで35分ほどで榕樹湾へ。

香港でのハイキングにおすすめの本

「香港アルプス ジオパークメジャートレイル全ガイド」
金子晴彦(著)、森Q三代子(著)、アズ・ファクトリー

メジャーなコースや話題のコースなど、初心者でも歩ける香港のハイキングコースが紹介されています。

まとめ~日常を忘れて自然を満喫

平日は朝から晩まで仕事で忙しいビジネスマンも、週末には自然に抱かれ癒されようと、または都会と異なる刺激を求めて、ハイキングやトレッキングに出かける人も多いです。

特に、蒸し暑い時期が過ぎた10月ごろから再び暑くなる3月ごろまではトレッキング人口が増える香港。筆者もトレッキングの虜になったことのある一人です。

香港は本当に豊かな自然に囲まれた素晴らしいところです。香港に住むならぜひ、この自然を満喫できるトレッキングやハイキングを心からおすすめします!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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