コーヒー中毒の私がすすめるニューヨークでおすすめのサードウェーブカフェ5選

コーヒー アメリカ生活・移住

ニューヨークと言えば、街を歩く誰もがコーヒーを片手に持っている、コーヒー中毒の街です。実はニューヨークは第3のコーヒーブーム、いわゆるサードウェーブコーヒーの発祥の地とも言われているんです。

ファーストウェーブが1900年代のインスタントコーヒー、セカンドウェーブが1960年代の香りを重視したシアトル系コーヒー、そして2000年代に入りサードウェーブと言われているのが、豆の素材から淹れ方にこだわり、ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れるスタイルです。

今回はそんなニューヨークのサードウェーブカフェの中でも、私がおすすめするカフェ5つをご紹介します。

EVERYMAN ESPRESSO

EVERYMAN ESPRESSO

まずニューヨークに来たら絶対に行ってほしいカフェがこちら「EVERYMAN ESPRESSO」です。

ニューヨークでもトップのバリスタとして有名なサム・ルオンティンと、サム・ぺニックスの2人がオープンしたこの「EVERYMAN ESPRESSO」。コーヒー豆はペルー、パプアニューギニアにファームを持つカウンターカルチャーという会社の豆を使用しています。

実はニューヨークのカフェでこの会社の豆を使用しているカフェは他にもいくつかありますが、「EVERYMAN ESPRESSO」がいつもニューヨークのベストコーヒーショップに選ばれる理由の一つは、バリスタの違いだと思います。

というのもオーナーのサム・ルオンティン自身が2013年、2015年、2017年と北東部バリスタ・コンペティションでチャンピオンに輝いている他、なんとスタッフにも2017年のブリュアーズ・コンペティションでチャンピオンに輝いた、ジェナ・ゴットヘルフがいます。

つまり、ここに来ればアメリカでもトップクラスのバリスタが淹れたコーヒーを飲むことが出来るんです。だからこそ、私は他のカフェとの違いを知ってもらうためにもラテではなくドリップコーヒーをオーダーすることをおすすめします。

現在はニューヨークにローワーマンハッタン、イーストビレッジ、パークスロープの3店舗を構えている、ニューヨークでもコーヒー好きが訪れる人気のコーヒーショップです。

EVERYMAN ESPRESSO West Broadway

  • 住所:301 West Broadway, New York, NY10013
  • 営業時間:月曜日~金曜日 7:30AM~6PM, 土日 8AM~6PM
  • webサイト:http://www.everymanespresso.com/

CAFE GRUMPY

CAFE GRUMPY

ブルックリンのグリーンポイントで生まれた「CAFE GRUMPY」は、「おこりんぼ」という意味の可愛らしい名前とロゴが目印のカフェ。

本店のグリーンポイントのお店は、HBO系ドラマ「girls」のロケ地として使われていたことでも有名ですが、新鮮で高品質なコーヒーの味にも定評があります。

それもそのはず、実はこの「CAFE GRUMPY」のコーヒーは、アメリカでは安全な食品という証拠でもあるコーシャ認定を受けているんだそうです。コーヒー豆はコロンビアとエチオピア豆を使用していて、2009年からはグリーンポイントの店舗で自家焙煎をしています。

グリーンポイントの他にもマンハッタンにいくつか店舗を構えていますが、最近のカフェでは珍しいことにグリーンポイント以外の店舗ではwifiを設置していません。

これはこのお店のポリシーの一つで、パソコンや携帯に時間を使うのではなくて、人と話してコミュニケーションをとってもらうソーシャルな場所にしたいという思いが込められています。

店内は他のおしゃれなカフェと比べると飾られすぎずシンプルな内装になっています。ここではパソコンを使ってゆっくりするというよりも、美味しいコーヒーや友人とのおしゃべりを楽しみに行きたい、という時にぴったりのカフェだと思います。

CAFE GRUMPY Greenpoint

  • 住所:193 Meserole Ave, Brooklyn, NY11222
  • 営業時間:月曜日~金曜日:7AM~7:30PM、土日:7:30AM~7:30PM
  • webサイト:http://cafegrumpy.com/

GASOLINE ALLEY COFFEE

GASOLINE ALLEY COFFEE

私が仕事帰りにたまたま立ち寄ってからお気に入りのカフェとなっているのが「GASOLINE ALLEY COFFEE」です。

オーナーはイングランド出身のニック・カーネベルと、南アフリカ出身のネビル・ロス。二人がフォーカスしたのは妥協なしに最高のコーヒーを作りつづけること。

使用しているコーヒー豆は、南アメリカや南アフリカから集めた最高級豆を販売するインテリジェンシア・コーヒーのものですが、GASOLINE ALLEYオリジナルでブレンドしています。

また、オーナー自身が実際に自分達の足で、使用している豆が作られているファームを訪れて品質管理を行っています。

インテリジェンシア・コーヒーは日本でも仕入れているカフェが多いので聞いたことのある人もいるかもしれません。

私も日本にいた時に通っていた喫茶店で使用していた豆が、インテリジェンシア・コーヒーのものだったので、飲み慣れていたためか評判も知らずに立ち寄って、素直に美味しいと思いました。

私がいつもオーダーするのがカフェラテです。多くのカフェに通いましたが、ここのカフェラテが一番美味しいです。カフェラテでも、ミルクが強すぎずにしっかりとしたエスプレッソの香りと味が楽しめます。

またこのカフェでは、ニューヨークで人気のドーナッツ屋さん「Dough」のドーナッツも販売しています。朝はいつも行列なので、昼過ぎくらいがベストな時間です。

GASOLINE ALLEY COFFEE

  • 住所:325 Lafayette Street, New York, NY10012
  • 営業時間:月曜日~金曜日;7AM~7PM、土日;8AM~7PM
  • webサイト:http://www.gasolinealleycoffee.com

HAPPY BONES

HAPPY BONES

ノリータに小さく佇むカフェ「HAPPY BONES」。この「HAPPY BONES」というお店の名前には、ニュージーランド出身のオーナー、ジェイソン・ウッドのコーヒーで骨の芯までハッピーになってほしいという思いが込められているそうです。

店内はそんな思いからか、骨のように真っ白でシンプルな内装です。おしゃれなブティックが並ぶノリータにお店を構えていることもあり、ファッショニスタが通うカフェとしても人気です。

今では信じられない話ですが、オーナーがニューヨークに来たばかりの頃は、今とは違って美味しいコーヒーを探すのに苦労したんだとか。

それから自分の故郷ニュージーランドのように、美味しいコーヒーが飲めるカフェを作ろうという熱意からこのお店をオープンしたんだそうです。コーヒー豆は「EVERYMAN ESPRESSO」と同じくカウンターカルチャーのものを使っています。

私のおすすめはフラットホワイト。一度スタッフにすすめられて飲んでからはまってしまい、ここに来たらフラットホワイトをオーダーするようになりました。

オーナーが、エスプレッソベースのコーヒーが主流となっているニュージーランド出身ということもあり、濃いコーヒー好きにおすすめのカフェです。

HAPPY BONES

  • 住所:394 Broome Street, New York, NY 10013
  • 営業時間:月曜日~金曜日 7:30AM~7PM, 土日 8:30AM~7PM
  • webサイト:https://www.happybonesnyc.com/

DEVOCION

DEVOCION

ブルックリンのウィリアムスバーグで人気なのがこの「DEVOCION」です。ビンテージショップやおしゃれなお店が並ぶベッドフォード・アベニューの近くにあるので、私はベッドフォードでのお買い物に行った帰り道に寄っています。

週末は席を取るのが難しいほど混雑しますが、平日の午後3時頃は狙い目です。お店の中央には自然の光を取り入れるための大きな窓が設置されているので、リラックスした雰囲気の中コーヒーを楽しむことが出来ます。

DEVOCION

この居心地の良さに、私はいつもつい長居してしまいます。

オーナーはコロンビア出身のスティーヴン・サットン。もともとコロンビアのボコタでお店をオープンしたそうです。コーヒー豆はオーナーの母国コロンビアから直輸入していて、収穫2週間後にはアメリカに出荷されているんだとか。

一年中収穫できるコロンビア産だからこそ、新鮮なコーヒーを楽しむことができます。他にも最高級豆と言われている「ゲイシャ」も飲むことができ、休日にわざわざマンハッタンから来るお客さんもいるそうですよ。

コーヒーの淹れ方の種類もたくさんあって選べるので、是非自分の好きな方法で頼んでみるといいでしょう。

DEVOCION

  • 住所:69 Grand St, Brooklyn, NY 11249
  • 営業時間:月曜日~金曜日 7AM~7PM, 土日 8AM~7PM
  • DEVOCION webサイト:https://www.devocion.com/

まとめ

よくカフェに行くとパソコンを開いてヘッドフォンをつけている人を見かけますが、私はカフェでは必ずヘッドフォンを外してから席につきます。

その理由は、よくアメリカでは本能的に感じる空気感や雰囲気のことを「Vibe」と言いますが、その店特有の「Vibe」を体全体で体験するためです。

特にニューヨークのカフェは、それぞれのお店によってこだわりやテーマがあります。それをコーヒーと一緒に楽しむことで、その店の価値が見えてきます。

ニューヨークには他にも、まだ発掘されていない美味しいカフェがたくさんあります。

是非みなさんもニューヨークに来る機会があれば、コーヒーの味だけではなくお店の雰囲気まで楽しんで、自分のお気に入りのカフェを見つけてください。一杯のコーヒーに秘められたいろいろな想いが、コーヒーの味を何倍も美味しくしてくれますよ。

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