台湾に移住する場合、旅行に行く場合、現地で注意が必要なことがいくつかあります。
日本との文化や生活の違い、環境の違いから台湾で注意するべき6つのことをご紹介します。
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デング熱に注意!
台湾は暑い国なので、毎年デング熱が流行ります。デング熱とは蚊が媒介する病気で、高熱、頭痛、嘔吐や下痢、発疹という症状が出ます。重症化すると死に至る恐ろしい病気です。
なによりも恐ろしいのは、デング熱にかかると、自分の家だけでなく隣近所の家も消毒される、ということです。
たとえば自分がデング熱にかかった場合、自分の家だけではなく隣近所の家にも消毒剤をまかれることになります。
この消毒は1度や2度ではなく、3回以上にわたって行われることになります。
消毒時には、家具などに布やビニール袋をかけて防護することになりますが、それでも食器や服は洗い直さなければなりません。
そんな思いをするなんて、しかも自分だけでなく近所の人にまでさせるなんて、恐ろしい病気ですね。外に出るときには、虫よけスプレーを欠かさないようにしましょう.。
地下鉄(MRT)では飲食禁止!
台湾の地下鉄はとても清潔です。ゴミ一つ落ちていません。
実は台湾では、地下鉄で飲食をすると1,500~7,500元(約5,150円〜2万5,700円)の罰金が科せられるのです。車内だけでなく、ホームでも飲食禁止なので注意が必要です。
うっかり、飲み物を飲んだり、ガムを噛んでいることがないように気をつけてくださいね。
トイレに紙は流せない!
台湾在住の日本人、特に女子にとって一番の悩みの種が「トイレットペーパーを流せない」ということです。
「台湾のトイレは水圧が弱いのですぐに詰まる」とか「配水管が細い」とか「そもそも流せるトイレットペーパーを作ろうという気がない」というのがよく言われる理由です。
カルフールなどのスーパーに行けば水に流せるトイレットペーパーを売っているので自宅では問題ないとしても、やはり気になるのは外出先。
トイレの個室には必ず大きなゴミ箱が備え付けられているので、そこに捨てるようにしましょう。
外出先でトイレを詰まらせると面倒です。
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水道水は飲めない!
台湾の地元の人でも水道水は飲みません。
良い浄水器やウォーターサーバーを購入するか、あるいはミネラルウォーターを買って飲むことをおすすめします。
台湾の水は貯水タンクに長期間貯まっている上、塩素が強いので、沸かすと鍋やポットの内側が白くなってしまいます。
飲み続けると胃に負担がかかり、下痢を引き起こすことになるので注意が必要です。煮沸したからといって安心できるものでもないのです。
冬でも冷房が効いている!
バスや地下鉄などの公共の乗り物、デパートなど、いたるところで真冬でも冷房がかかっています。
台湾人は、エアコンは空気清浄機になると思っているので、1年中冷房をかけるのです。
外は暖かいから、と思って薄着で出かけると風邪を引くことになるので、ショールやカーディガンなど1枚はおれるものを持ってお出かけするようにしましょう。
コンビニにトイレがない!
日本では、コンビニに行けばトイレを借りることができますが、台湾のコンビニでは、誰でも利用できるトイレが完備されているところはほとんどありません。
トイレのあるコンビニには外にトイレマークの看板が出ているので、見分けることができます。
どのコンビニでも椅子とテーブルやカウンターが設置してあって誰でも休めるようになっているのに、なぜかトイレはありません。
急にトイレに行きたくなった場合は、最寄りのスーパーやカフェに速やかに入るようにしましょう。
まとめ
台湾でのおおまかな注意点についてまとめましたが、この他にも、つながれていない犬があちこちにいることや、お店でドリンクを頼むときには砂糖抜きと言わないと緑茶にまで砂糖を入れられること、夜市では観光客目当てのスリが出ることなどなど、気をつけたいことはいろいろあります。
日本と台湾、近くても全然違うんですね!
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