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イタリア・ミラノ留学中にアルバイトを見つける方法とは?仕事の種類と求人の探し方

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キャリア

イタリアに留学する方、留学中の方、費用はどうしていますか?資金の調達方法はさまざまですが、いずれも限りがあります。せっかくイタリアにいるなら、日本ではできない経験をできるだけ多くしたいものですよね。

そこで考えるのがアルバイトでしょう。私もかつてミラノ留学中にアルバイトをしていました。

海外でアルバイトをすると、学校以外の友達ができたり、自由に使えるお金が増えて旅行に行けたりと、留学経験がさらに濃いものになります。

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イタリアでバイトを探すなら要チェック「雇い主の国籍」

握手

イタリアでも、職種・時給・働く日数などの労働条件を見るのは日本でアルバイトを探す時とほとんど変わりません。

ただ、注意したいことが一つあります。それは「雇い主の国籍」です。雇い主が日本人なのか、イタリア人なのか、または他の国の人なのかで労働環境は大きく変わります

日本人が雇い主の場合

メリット

「日本人募集」と書かれた求人は、日本人が雇い主である場合が多いです。日系企業、日本料理店、個人商店、日本在住の人の仕事のパートナーなどさまざまです。

日本人が雇い主である際のメリットは、日本語が通じるのでコミュニケーションが取りやすいことです。たとえイタリア語や英語に自信がなくても、日本語でやり取りできれば安心です。

デメリット

でも、せっかくイタリアにいるのに日本語を使って過ごす時間がもったいないと感じる人も中にはいるでしょう。

また、日本人が多く働く環境だと、コミュニケーションの取り方や職場のルールなどに日本らしさが強く出ていることもあります。せっかく日本を離れているのだからそういう環境とは別の環境で生活したいと考える人たちにとっては、雇い主が日本人であることはデメリットにもなります。

日本人以外が雇い主の場合

メリット

日本人以外の外国人に雇われる場合は、イタリア語力、または英語力が必須です。求人の多くは、ほしい人材の国籍を特に限定せず幅広く募集しています。

これらの仕事に就くと、日本語を使わないコミュニケーションが増えるため、語学力は伸びます。

また、イタリア人も多く働いているので現地の友達もたくさんできます。日本社会とは異なる点があり、新たな発見ができるかもしれません。

デメリット

しかし、その労働環境の違いこそがデメリットだと感じる人もいることでしょう。また、上司とコミュニケーションがうまく取れず、語学力不足に悩むことになる可能性もあります。

イタリア・ミラノで日本人に人気のアルバイト

日本食レストランのカウンター

アルバイトを探す前に、ミラノにはどんな仕事があってどんな職場なのか、具体的に話を聞くとイメージしやすいですよね。そこで、日本人から人気のアルバイトを中心にその仕事事情を紹介します。参考にしてみてください。

日本料理店

人気の高いアルバイトはやはり日本料理店です。日本人はもちろん、イタリア人が雇い主のお店もあります。

イタリア人が雇い主の日本料理店は、一緒に働くイタリア人もお客さんも、日本に少しでも興味を持つ人達です。日本人に対して差別的な態度を取ることが少なく、精神的な働きやすさが人気の理由です。

職種はウェイトレスから簡単な調理作業までさまざまで、日本人が採用されやすい職場です。正式に調理師として働くにはイタリアでも免許を取る必要がありますが、免許がなくても調理のお手伝いとして働くことはできます。

家庭教師

イタリアでは「家庭教師として日本語を教えてほしい」とお願いされることが多々あります。日本語教師として学校などで働く場合は日本語教師の資格が必要ですが、資格を持っていなくても個人的に家庭教師として教えることは可能です。

仲介会社を間に挟むわけではないので、レッスン代などは生徒と相談して自分で決めます

また、音楽留学をしている人の中には、音楽のレッスンを自宅や生徒宅、またはスタジオなどで行っている人もいます。

買い付け代行・ネット販売

インターネットを介して日本在住のクライアントのためにミラノのお店の商品を買い付ける仕事もあります。

また、特に契約しているクライアントがいなくても、BUYMAなどのサイトを通して自分で転売することもできます。時間に拘束されず、好きな時にできるので人気です。

なんといってもミラノはファッションの街、素敵な洋服や雑貨が多いのでおすすめです。

ショップ店員

特に国際レベルのブランドショップでのアルバイトです。短期というよりは、年単位で長期間就業することを条件として提示されることの多い仕事です。

観光客が多いミラノでは、イタリア語以外でも接客できるよう外国人スタッフが多く働いています。もちろんイタリア語も使わなければならない機会も多いので、前出の3つの仕事に比べて語学力が必要です。

イタリア・ミラノでのバイト探し1. 学校の掲示板をチェック

掲示板

私は語学留学ではなかったのですが、言語スキルを上げるため私立の語学学校に通いました。その学校の掲示板には、ホームステイやアルバイトなどの情報が掲示されていました。

アルバイトは「○○人募集」といった国籍限定のものもあり、日本人向けには日系飲食店での寿司職人や和食の料理人、ウェイトレスの募集がほとんどでした。

ウェイトレスの応募条件には「イタリア語でコミュニケーションが取れること」とありましたが、料理人としての応募には語学力の条件が指定されていない場合もありました。

イタリア・ミラノでのバイト探し2. 知人からの紹介も手堅い

友人とカフェ

短期留学の場合はなかなか難しいですが、中期や長期の留学なら知人や友人もそれなりにできるでしょう。その中には、すでにイタリアで何年も暮らしている日本人がいるかもしれません。

アルバイトを探していると相談すると、その人が働いているお店を紹介してもらえたり、求人情報を教えてくれたりすることがあります。

特に、個人経営のお店だとインターネット上には公開されていない求人情報も結構あるので、詳しい人に紹介してもらうというのも一つの手段です。

イベント仕事を紹介してもらった経験談

かくいう私も知人の紹介でアルバイトをしたことがあります。

毎年春に行われる「ミラノサローネ国際家具見本市」のアテンダーの仕事で、主な内容は日本企業による展示の会場案内、雇い主は日本人でした。

雇い主との顔合わせの席(実際は友達同士で飲む和気あいあいとした夕食会でしたが)を知人に設定してもらい、履歴書を渡しました。

簡単なやり取りのみで採用決定

その履歴書は「何か経歴や連絡先が分かるものを持ってきてほしい」と言われたのでEUの様式でまとめたのですが、実際には連絡先と滞在許可証の種類が確認できればよかったようです。

志望動機などを聞かれるような就職面接でもなく、夕食会の話の流れで「イタリア語と日本語を使うイベントのスタッフなんだけど大丈夫?」と聞かれた程度。採用はその場で決まりました。

そして仕事をする当日に、企業側のスタッフにアルバイトとして紹介されるという流れでした。

勤務時間とギャランティー

仕事時間は朝10時から夜8時まで、報酬は手渡しで1日140ユーロ(約18,000円)くらいいただきました。

拘束時間は長いものの、1時間休憩がお昼と夕方にあり、その他にも15分ずつくらいちょこちょこと休憩がありました。体を壊すような長時間労働ではありませんでした。

それでも1日拘束されます。このイベントの期間、ちょうど学校がなかったのでできたアルバイトでしたね。

※1ユーロ=約131円(2018年7月現在)

イタリア・ミラノでのバイト探し3. 便利な求人サイトを利用

パソコン

自分で求人情報を探すのであれば、働きたいお店に直談判するか、求人サイトで探すかになるでしょう。お店への直談判は、スタッフ募集などの情報が張り紙などで出ていればチャンスはあります。

それに比べると、やっぱりインターネットの求人サイトは便利です。日本と同じようにイタリアにも求人サイトがあります。ただし、利用するには基本的にイタリア語、もしくは最低限英語が分かることが必要です。

日本人向けの求人サイト

「ミラノ掲示板」という、ミラノ在住の日本人向けアルバイト情報が見られる日本語のサイトがあります。求人情報のほとんどは日本人オーナーによるもので、掲載数はやはり少なめです。

日本料理店、イベントのスタッフ、日本人向けの補習学校の教員、買い付けパートナーなどさまざまな職種が募集されています。一番多いのはやはり飲食店の求人です。

イタリア語の求人サイト

イタリア語がある程度分かるなら、ぜひイタリアのサイトを利用してください。たとえば、日本でもおなじみの求人サイト「Indeed(インディード)」のイタリア版

「cosa(コーザ=何)」の検索窓に、イタリア語のアルバイト「part-time」、「dove(ド―ヴェ=どこ)」の検索窓に「Milano」と入れて検索します。

または、「cosa」に職種を入れて検索し、検索結果が出たら左側の「Tipo contratto(ティーポ・コントラット=契約の種類)」から「part-time」で絞ってもよいでしょう。

あるいは、ブラウザで「part-time, Milano」と入れて検索したり、仕事という意味の「lavoro(ラヴォ―ロ)」という単語で広く探すのもおすすめです。

イタリア・ミラノでの一風変わった私のアルバイト体験

コンサートホール

ここまでは一般的な方法ですが、最後にちょっと変わった私のアルバイト経験をご紹介します。

偶然の出会いから家庭教師に発展

実は、私のミラノでの初めてのアルバイトは、ミラノのスカラ座でオペラの観劇をした時に隣の席に座ったイタリア人に声をかけられて決まりました。といっても、舞台人やスカラ座のスタッフとしてではありません。家庭教師を依頼されたのです。

その時、私は桟敷席と呼ばれる、一番上階にある席に座っていました。隣にいるのは真面目そうなイタリア人の男性です。

観劇終了後、その男性に「どこから来たの?」と英語で聞かれました。イタリア語で「日本から」と答えると、自分に日本語の家庭教師をしてほしいとお願いされたのです。

ナンパと疑うも、実はまじめな人

まずは今度、ご飯でも一緒に食べに行かない?と聞かれたので、家庭教師を口実にしたナンパかなと思いながらも連絡先を交換しました。とりあえず食事に行ってみてからどんな人か見極めようと思い、その場で断るのはやめたのです。

後日、2人で日本食を食べました。いろいろと話してみて私が彼に対して感じた印象は、とても律儀でまじめな人だというものでした。また、彼が日本語を習いたいのは、普段外国人と接する機会が多いためいろいろな言語を習得したいという理由からでした。

食事の後は一緒に教科書を選んでほしいといわれ、本屋に寄りました。

新鮮なイタリア式レッスン

そして、その1週間後から彼の自宅で週1回のレッスンが始まりました。面白いことに、まず日本食レストランで一緒にランチを食べてから彼の自宅へ行ってレッスンをするという流れでした。彼の希望で公園でヨガをしながらレッスンしたこともありました。

日本で家庭教師をする場合、レストランで一緒に食事するとか、公園でヨガをしながら野外レッスンするということはあまり考えられません。勉強も生活の一部として楽しむ彼の様子に、「これがイタリア人スタイルというものなのかなあ」と感心しました。

帰りが夜遅くなると、路面電車の乗り換えの駅まで送ってくれることもありました。

本来は危険な行為、十分注意を

もちろん、街で出会った人に素性もよく知らずについていくというのはとても危険な行為です。

私がたまたまいい人に出会ったというだけで、街で声をかけられて仕事を決めるという方法はあまりおすすめしません。残念なことに、中には言葉巧みに誘って犯罪に巻き込んでしまう人もいるわけです。

ちなみにこの彼は、私が帰国した後も日本語の勉強を続けたいというので、知人の日本人を新しい先生として紹介しました。

まとめ〜ルールを守っていろいろなバイトに挑戦!

イタリアのバイト情報は日本ほど多くありませんが、さまざまな方法で手に入れることができます。

しかしながら、注意しなければならない点もあります。3カ月以上の留学の場合は就学用の滞在許可証の取得が必要です。多くの雇い主は、滞在許可証を持っていることを雇用条件に挙げています。

また、就学用の滞在許可証には労働に関する規定があり、週20時間以内、または52週間で1,040時間以内(2018年7月現在、参考:http://www.nuovicittadini-prefto.it/)という規定を守らなければなりません。

ルールをしっかり理解して、自分に合ったアルバイトを探してみてくださいね。

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