カナダで働いてどれくらいの休みが取れるのか、休みたい時に休めるのか分からないですよね。私はカナダでアパレル販売員として働いていました。日本とはまた違った働き方をして文化の違いを実感しました。
今回は、私が働いていたブティックでの勤務時間などをご紹介しながら、カナダでのクリスマスや年末年始の過ごし方もお伝えします。これからカナダに渡航する人や初めてのクリスマスをカナダで過ごす人は参考にしてみてください!
カナダのブティックでの仕事内容とエリア
接客から商品補充まで
私はカナダローカルのブティックで販売員として働いていました。働いていた期間は2016年から2017年の1年間です。パーティドレスからカジュアルドレスまで取り扱うお店でした。
仕事内容は、接客をはじめレジ作業、商品補充でした。マネキンの着せ替えをすることもあり、その日に合ったコーディネートを考えて着せ替えていました。小さなブティックなので、オープンからクローズまでを1人で回すこともありました。
若者に人気のお洒落なエリア
ブティックはクイーンストリートというエリアにあります。クイーンストリートとは若者に人気のファッションエリアで、昼夜問わず賑わっています。お洒落なお店が並んでおり、ファッションが好きな人にはおすすめのエリアです。
世界的に有名なファッション雑誌VOGUEが発表した「世界で最もお洒落なエリア15」に、クイーンストリートが選ばれていました。この中には東京の下北沢も選ばれていました。
- https://www.vogue.com/(VOGUE)
クイーンストリートを歩いていると、他のエリアに比べてお洒落な人をたくさん見かけます。日本とはまた違った雰囲気なのでぜひ足を運んでみてください。
カナダのブティックでの勤務時間
平日2、3日と週末2日間を合わせた週4、5日間働いていました。平日はほとんど15時から19時まで働き、週末は12時から19時まで働きました。比較的ゆっくりなシフトでした。
平日は1人でクローズすることが多く、週末はオープンからクローズまで任されることもありました。平日は空いている時間が多かったので期間限定の仕事をしたり、英語の勉強に充てたりしていました。
ブティックの閉店時間は19時と決まっています。しかし、お客様が全く来ない日は17時に閉めていいよとボスが言ってくれます。特に冬場は−20℃にもなり、駅から離れたところにお店があるので真冬は早めに閉めていました。
お店の混み具合によって営業時間を短縮してしまうのもカナダならではなのかもしれません。日本では滅多なことがない限り、突然営業時間を変えたりしませんよね。
カナダのブティックでの休みの取り方
ワーキングホリデーで1年間と決まっていたので、有給休暇はなかったです。しかし、どうしても休まなければならない時は早めにボスに相談していました。
休みの希望の期日やルールといった具体的なものはありませんでした。夏場などの繁忙期はなかなか休めないですが、それ以外の時はボスは快く休みをくれました。
家族優先のカナダスタイル
私の知り合いのカナダ人はフルタイムで働いていますが、休みが欲しい平日の1週間前に会社に相談して平日にお休みをもらっていました。
日本だとなかなか平日にお休みを取ることができないと思います。ましてや1週間前に突然の申告で受け入れてもらえるなんて、さすがカナダです。
カナダでは仕事よりも家族が優先のようです。例えば、海外からカナダに家族が来ていて、家族と会うためにお休みが欲しいといえば、多くの会社では休めるそうです。家族を第一優先にしているところはカナダの良いところの1つですね。
カナダでの休日の過ごし方
私はパートタイムで働いていたので、大型連休は特にありませんでした。多くのカナダ人は大型連休になるとトロントを離れ、コテージで過ごすようです。
私は休みの日にはよく無料イベントに参加していました。トロントでは様々なイベントが毎週行われており、そのほとんどが無料なのです。
Facebookでイベントチェック
私はFacebookを使ってイベントを調べていました。自分の好きなジャンルを選ぶとそのジャンルに特化したイベントが出てきます。
私はよく”友達の間で人気イベント”という欄をチェックしています。カナダ人の友達がいいねをしたイベントが出てくるので、ローカルなものから大人気のものまで一目でチェックできます。
最近ではクリスマスに向けてのイベントが多くなってきました。クリスマスマーケットやサンタパレードなど様々なイベントが出てくるので楽しみです。
カナダの年末年始とクリスマス
年末年始というと日本ではお正月があり、初詣や福袋を求めて外に出る人が多いと思います。お正月は多くの会社が休みだと思います。
しかし、カナダではお正月はなく年明け早々に仕事や学校が始まります。そのため、年を越した実感はあまりなかったです。
ですが、カナダのクリスマスは日本のお正月のようなものでした。クリスマスは祝日にあたり多くの会社やお店はお休みです。クリスマスの翌日26日もボクシングデーと呼ばれる祝日になります。
これにより、クリスマス時期は連休があり、クリスマスイヴの日も半日出勤やお休みのところが多いのです。
クリスマス
クリスマスの日は出勤でしたが15時で退勤しました。ボスはクリスマスだから早く帰りなさいと言ってくれ、クリスマスギフトまでくれました。カナダのクリスマスは年に1度のビッグイベントのようです。
家族と過ごすのがカナダ流のクリスマスです。お店は閉まるのが早く、外はとても静かです。買い物はクリスマスの前に必ずしておきます。
年末も働きましたが、短縮営業で16時で閉店していました。年末はあまり混むこともなかったので、15時過ぎには閉店することもありました。また、年始は3日から働き通常営業に戻りました。
まとめ
日本に比べてカナダは比較的お休みが取りやすいのではないかと思います。フレキシブルに働ける会社も多く、自分の時間をまずは大切にしています。
トロントの周りには自然と触れ合えるスポットが身近にあります。自然が大好きなカナダ人は休みの日にキャンプやハイキングに出掛けます。
カナダは時間の流れがゆったりしているように感じました。日本とはまた違った働き方で、ぜひ充実したワーキングホリデー生活を送ってみてください。
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