11月の感謝祭(サンクスギビング・デー)を終えると、ニューヨークの街はクリスマスムード一色。それと同時にオープンするのが、ニューヨーク各地で開催されるクリスマス・マーケットです。
ここでしか手に入らないユニークなアイテムを求めて、世界中から訪れた観光客でにぎわいます。
今回はニューヨークで開催されるクリスマス・マーケットの中でも、最も大規模に開催される人気のマーケット3つをご紹介したいと思います。
ニューヨークのクリスマス・マーケットとは
クリスマス・マーケットの歴史
現在では世界中で開催されるようになったクリスマス・マーケットは、1393年、ドイツのドレスデンという都市で初めて開催されたのが始まりといわれています。
ドイツ語では「ヴァイナハツ・マルクト」と呼ばれているこのマーケットを、ヨーロッパ各地が見本にして真似たことから世界中へと広がっていきました。
ニューヨークでも、感謝祭を終えた11月の末ごろから、各地でクリスマス・マーケットが開催されます。ニューヨークではクリスマス・マーケット、またはホリデー・マーケットとも呼ばれています。
そんな中でもニューヨークで多くのイベントを手掛けてきたイベント会社、アーバン・スペース(URBAN SPACE)が主催する
- 「ユニオンスクエア・ホリデー・マーケット」
- 「コロンバスサークル・ホリデー・マーケット」
- 「ホリデー・ショップ・アット・ブライアントパーク」
は、ニューヨークのクリスマス・マーケットの中でも大規模に行なわれる人気のスポットとなっています。
ヨーロッパのクリスマス・マーケットではクリスマスに関連した商品がメインで並びます。一方、ここニューヨークのクリスマス・マーケットでは、クリスマス関連の商品よりもローカルで作られたハンドメイドの商品が並びます。
そのため、クリスマスのギフトだけではなく、ここでしか手に入らないにんじんベースのホットソースや、お箸でできたフルーツバスケットなどといった、他ではないお土産を見つけることができるのが魅力です。
ユニオンスクエア・ホリデー・マーケット
14番通りの東にあるユニオンスクエアで開催されるユニオンスクエア・ホリデー・マーケットでは、キャンドルやジュエリー、オーガニックスパイスに、子ども用のおもちゃから絵画まで幅広い商品がずらりと並びます。
今年で25年目を迎えるユニオンスクエア・ホリデー・マーケットは、他のマーケットと比べてバラエティーが豊富で手の届く価格設定のショップが多いのが特徴です。
どちらかというと、フード系よりもギフトショップが多いユニオンスクエアですが、クリスマス・マーケット定番のアップル・サイダーやホット・チョコレートはもちろん、もちもちのプレッツェルや人気のドーナッツショップ、エンパニャーダなど食べ歩きにぴったりなフードショップもあります。
今年も150以上のショップを迎え、週末は観光客、平日はローカルでにぎわうホリデー・シーズン定番の観光スポットとして人気を博しています。
基本情報
- 期間:2018年11月15日~12月24日までオープン
- 名称:ユニオンスクエア・ホリデー・マーケット
- 住所:40 E 14th St, New York, NY 10003
- 営業時間:月~金曜日11AM~8PM 土曜日 10AM~8PM 日曜日11AM~7PM
- アクセス: 4、5、6、L、N、W、Q、Rラインで14St-Union Sq駅下車。
- WEBサイト:https://www.urbanspacenyc.com/
コロンバスサークル・ホリデーマーケット
セントラルパークの南西側の入り口にオープンする、コロンバスサークル・ホリデー・マーケットは今年で15回目の開催となります。11月28日にオープンしたばかりですが、今年もすでに大勢の観光客でにぎわっていました。
ユニオンスクエアに比べるとギフトショップの数は少ないものの、食べ物関連のショップはコロンバスサークルの方が豊富です。
フード・コートエリアでは、ローカルのシェフやレストランによるフードショップが集まり、ニューヨークならではのフードを楽しむことができます。
セントラルパークの入り口なので、日中にセントラルパークを散歩して帰り道にちょっと立ち寄ってみるのもおすすめです。夜になると、ホリデー・マーケットの反対側にあるタイム・ワーナー・センターの建物がライトアップするのも見どころです。
基本情報
- 期間:2018年11月28日~12月24日までオープン
- 名称: コロンバスサークル・ホリデー・マーケット
- 住所: Columbus Cir & 59th Street, New York, NY 10019
- 営業時間:月~金曜日10AM~8PM 土曜日 10AM~8PM 日曜日10AM~7PM
- アクセス:1、A、B、C、Dラインで59St-Columbus Circle駅下車。
- WEBサイト:https://www.urbanspacenyc.com/
ホリデー・ショップ・アット・ブライアントパーク
ミッドタウンにあるブライアントパークで冬限定でオープンするのが、開催16回目となるホリデー・ショップ・アット・ブライアントパーク。
バンク・オブ・アメリカ提供によるイベント「ブライアントパーク・ウィンター・ビレッジ」と同時に開催されるクリスマス・マーケットです。
多くのクリスマス・マーケットは11月末からクリスマス・イブまでオープンしますが、このホリデー・ショップは10月末から1月の頭までと長い期間でオープンします。
他のクリスマス・マーケットと違うポイントは、クリスマスギフトが買えるホリデー・ショップのほかにも、仮設で建てられたリンクでアイススケートを楽しむことができるというところです。
そしてリンクの目の前には大きなクリスマスツリーも設置されます。
また、他のクリスマス・マーケットは外でしか食べられないのですが、ここでは屋内フード・コート「THE LODGE」が設置されているのでお買い物の休憩に中でゆっくり温まることもできます。
タイムズスクエアやブロードウェイからも近いマンハッタンのミッドタウンに位置していて、地下鉄も多くのラインが通りアクセスにも便利です。
基本情報
- 期間:2018年10月27日~2019年1月2日までオープン
- 名称:ホリデー・ショップ・アット・ブライアントパーク
- 住所:1080 6th Ave, New York, NY 10018
- 営業時間:月~金曜日11AM~8PM 土日 10AM~8PM
- アクセス:B、D、F、Mラインで42nd-Bryant Pk駅下車。
- WEBサイト:https://www.holidayshopsatbryantpark.com/
便利なシティ・ホリデー・ラウンジ
ユニオンスクエア、コロンバスサークルでは、シティバンクが提供する便利なシティ・ホリデー・ラウンジが用意されています。ここではなんと無料のココアを配っています。寒い中歩き回ったあとのココアは最高ですよね。
他にも、携帯の充電ができるチャージング・ステーション、そして思い出に残せるフォトブースが設置されています。
ユニオンスクエアとコロンバスサークルの2つのロケーションのみとなりますが、すべて無料で利用できます。ぜひシティ・ホリデー・ラウンジを活用してみると良いと思います。
まとめ
この記事でご紹介したクリスマス・マーケットは、すべて屋外で開催されています。寒い中のショッピングとなるので、必ず暖かい格好をして行くようにしましょう。
クリスマス・マーケットに出しているショップのほとんどは、店舗をもっていないことが多く、クリスマス・マーケットを終えるとオンライン以外では購入することができないショップもあります。
買い逃しのないよう、しっかり時間をとっておくことをおすすめします。
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