ニューヨークに行くなら見逃せない!人気グルメスポット「EATALY」と冬限定のルーフトップレストラン「BAITA」

スキーロッジレストラン「BAITA」 アメリカ生活・移住

2010年、ニューヨークのフラットアイアン地区にオープンした「EATALY」。ここは「食べる、買う、学ぶ」がコンセプトのイタリア発大型マーケットで、オープン当時から地元の人や観光客に人気のグルメスポットとなっています。

そんな「EATALY」には、実は冬にだけオープンする秘密のポップアップレストランがあります。北イタリアのスキーロッジをイメージしたレストラン「BAITA」。「EATALY」の14階にあるルーフトップ・バーを一時的に改装し、毎年、期間限定でオープンします。

今回は、ニューヨークで人気を博す「EATALY」と、冬の隠れスポット「BAITA」のご紹介です。

※2019年5月現在「BAITA」はシカゴでオープンしています。

ニューヨークのグルメたちが注目する「EATALY」

EATALY

イタリア・トリノ発祥

「EATALY」はもともとイタリアのトリノで生まれ、現在ではモナコ、イスタンブール、アラビア、ブラジル、日本、韓国と世界に店舗を広げているイタリアン・フードマーケットです。アメリカではニューヨークのほか、シカゴ、ロサンゼルス、ボストンにお店があります。

「EATALY」の創設者はイタリア人起業家のオスカー・ファリネッティ氏。そして、ニューヨークで最も有名なイタリアンシェフ、マリオ・バターリ氏と、彼とパートナーシップを組むシェフでレストラン業界では知らない人はいないリディア・バスティアニッチ、ジョー・バスティアニッチ親子の協力により、トリノに続く2号店としてニューヨーク・フラットアイアン店が2010年にオープンしました。

コンセプト

「EATALY」のコンセプトは高品質なイタリア料理をすべての人に食べて、買って、学んでもらうこと。

マーケット内には品質にこだわって独自に仕入れたイタリアならではの食材が並び、その新鮮な食材をその場で調理してサーブするレストラン、イタリア流のエスプレッソが楽しめるカフェなどが入っています。

また、たくさんの人にイタリア食文化への理解を深めてもらうために、マーケット内にある「La Scuola di Eataly」では有名シェフを招いた料理教室も開かれています。

イタリア食文化をここだけで楽しめる

イタリアの食文化を一つのマーケットに凝縮したのがこの「EATALY」。街中を歩き回らずにマーケット内で買い物と食事を楽しむことができるため、地元民にも観光客にも人気なんです。

冬限定のポップアップレストラン「BAITA」

ポップアップレストラン「BAITA」

アルプス山頂のスキーロッジをイメージ

冬の間だけオープンする秘密のレストラン「BAITA」は、ニューヨーク「EATALY」の14階にあります。

この「BAITA」という名前は、イタリア・アルプス山脈地方の方言で小さなスキーロッジという意味の「bye-tah」から来ているそうです。看板のロゴからもわかるように、山頂をイメージして作られたレストランなんです。

毎年11月末ごろからオープン

通常はルーフトップ・バーである「BIRRERIA」が営業していますが、毎年11月末ごろになるとポップアップレストランとして「BAITA」がオープンします。ポップアップレストランとは、期間限定で特定の場所にお店を持たないレストランのこと。

オープン期間中は、映画上映や年越しカウントダウン・パーティーなどのイベントが行われ、毎日多くの人で賑わいます。

普通のルーフトップとは違って透明のガラス屋根があるので、冬の期間でも過ごすことができ、雨が降っても心配ありません。

ポップアップレストラン「BAITA」

待ち時間は25分前後

ディナーの時間はだいたい20分から30分待ちと混雑しています。電話番号を受付で伝えると席が空いた時点でテキストメッセージをくれるので、それまでバーで軽くお酒を飲みながら待つことができます。

居心地のよい店内で本格イタリアンを楽しめる

ポップアップレストラン「BAITA」

木のテーブルに小さなコテージ、立てかけられたスキーの板など、ディスプレイも細かいところまで工夫されています。コンセプト通り、アルプス山頂のスキーロッジにいるかのようです。

また、料理のクオリティーが高いことでも定評のあるこのレストラン。お値段は少し高めではありますが、厳選された素材を生かした本格イタリアンを楽しむことができます。

おすすめは、かぼちゃのニョッキ。お値段は23ドル(約2,500円)と少し高めですが、かぼちゃとチーズの濃厚な味わいが癖になります。
※1ドル=約113円(207年12月20日現在)

料理

パスタだけでなく、ワインを片手につまめるチーズやサラミ、チーズの断面を溶かして野菜やハムにからめて食べる最近話題のラクレットなど、サイドディッシュも種類豊富に揃っています。

また、北アルプス地方で冬によく飲まれるホット・ワイン「ヴァン・ブリュレ」や、ホットココアをウィスキーで割ったカクテル「ブーズィー・ホットココア」など体が温まる飲み物も用意されています。

このように、本格イタリアンを堪能しながら大都会の真ん中でアウトドア感覚を味わえるのは、ニューヨークでもこの「BAITA」だけでしょう。

食後は「EATALY」でコーヒーとデザートを

「BAITA」で食事を楽しんだら、次は「EATALY」内の専門店でお茶やデザートをどうぞ。

「EATALY」の中にカフェはいくつかありますが、私のお気に入りは「CAFFE VERGNANO」。創業135年目となるこのお店は、当時から現在まで代々変わらず「Vergnano(ヴェルニャーノ)」ファミリーが経営しているんだそうです。

世界中から集めた高品質の豆を使用した、ぜいたくな香りと目の冴えるような味わいを持つエスプレッソやラテ・マキアートを楽しむことができます。

カフェ

スイーツも見逃せません。

ショーケースにはおいしそうなホームメイドのチョコレートやケーキが並びます。その場でエスプレッソと一緒にいただいても、お土産に買って帰ってもいいと思います。

チョコレート

ケーキ

そして、イタリアのスイーツと言えば忘れてはいけないのがカンノーリ。「EATALY」の中にもちゃんとカンノーリ専門のお店がありました。

カンノーリ専門のお店

カンノーリとはイタリアのシチリア島発祥の伝統菓子で、ラテン語で小さな筒という意味だそうです。名前の通り、筒状に揚げた皮の中に甘いチーズやバニラ、ピスタチオ、チョコレートなどのクリームを詰めたお菓子です。

スイーツ

イタリアン・レストランに行くと必ずデザートメニューに載っている定番のお菓子なので、お口直しに試してみてもいいでしょう。

ニューヨーク「EATALY」へのアクセス情報

  • 名称:EATALY NYC Flatiron「イータリーNYC フラットアイアン」
  • 住所:200 5th Ave, Newyork, NY 10010
  • 営業時間:9am~11pm
  • 電話番号:212-229-2560
  • 公式サイト:https://www.eataly.com/

まとめ〜冬限定のニューヨークを味わおう

お土産

観光で「EATALY」を訪れる人は多いですが、フードマーケットというイメージが強いためかルーフトップ・バーがあることを知らない人が多いです。特に、冬の間にルーフトップをオープンしている場所はめったにないので「BAITA」も知られていないのかもしれません。

ニューヨークのグルメたちに好評の「EATALY」と、天気を気にする心配なく温まりながらお酒や食事を楽しめる隠れ家的レストラン「BAITA」。

冬のニューヨークを訪れたら「EATALY」はもちろん、「BAITA」にもぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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