オーストラリアは物価が高い!?台湾人と韓国人に学んだ生活費節約術

オーストラリア オセアニア移住

せっかく時給の高いオーストラリアで働くのなら、貯金をして帰りたいと思う人も多いはず。

オーストラリアは比較的、台湾や韓国からワーキングホリデーに来ている人が多いです。日本人だけでなく、彼らにとっても、オーストラリアは物価が高いです。

オーストラリアへ就職やワーキングホリデーにきている理由は、「お金を貯めて旅行したい。」「家族に仕送りしたい。」「学校に行って永住権の取得をめざしたい。」などさまざま。

今回は、そんな台湾人や韓国人の友人たちから教わった、オーストラリアでの節約生活術をご紹介します。

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シェアハウスに住む

テーブルとグラス

家賃を節約する

まずは、生活の3大基礎となる衣食住の「住」です。よほど高級ブランド志向でなければ、家賃に1番お金を使うはずです。生活費を浮かすために、まず探したいのがシェアハウスです。

シェアハウスは、日本で大人気の番組・テラスハウスをイメージして頂ければ良いかと思います。私は6人で住んでいました。

オーストラリアでは一般的にどのアパートもゲストルームとゲスト用のバス・トイレがある造りなので、家にバス・トイレが2つある状態です。キッチンはみんなで共有します。

シェアハウスの情報

シェアハウスの情報は、コミュニティサイトの「Gumtree」(英語サイト)や「日豪プレス」(日本語サイト)から、比較的安い物件を見つけることが出来ます。

プライベートなスペースが少ない分、シェアハウスという文化の根付いていない日本人には大変なこともあるかもしれませんが、これも1つの経験です。

オーストラリアでは、高校を卒業すると親元を離れてシェアハウスに住むことが多いようです。大学に近い物件は、オーストラリア人とシェアすることが出来るかもしれません。

食材集金制

ホワイトボード

食費を節約する

つづいては、衣食住の「食」です。オーストラリアは物価が高いので、外食だと安くても1食20ドルはかかります。

台湾人と住んでいたシェアハウスでは、食費を節約するためにみんなからお金を集め、そのお金で食材を買い調理するスタイルを取っていました。

ホワイトボードに名前を記入して、10ドル払った人は名前を消すというシンプルなやり方です。

冷蔵庫に入っているものは全てシェアで、特に調味料などは買っても1人で使い切るのはなかなか難しいので、経済的な方法です。

また一緒に調理をしたり、何が食べたいかなどのコミュニケーションも必要なので、シェアメイトとも仲良くなれます。

集金したお金が無くなりそうになると集金する旨の連絡があるのですが、オーストラリアは野菜やフルーツが量売りで比較的安く、多いときでも月5回くらいの集金数なので、食費は月額50ドルで済みます。

(カフェに行ったり外食したりする料金はこの中に含ません。)

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マーケットを利用する

2大スーパーWoolworthとColes

日本でいうイオンのような大型スーパーで、主に食材を扱っており、大型ショッピングセンターの中に入っていることが多いです。どちらもオリジナルブランドを持っており、比較的安い値段で食材を購入することが出来ます。

また、ウィークリーセールを交互にやっているので、Woolworthで買い逃したものが、翌週Colesのセールで買えたりもします。

Market

野菜や果物を量売りで安く購入できる、まとめ買いにぴったりの場所です。週末のみの開催だったり、バスや電車でしか行けない場所にあるのが欠点です。

  • ゴールドコースト:アウトレットの入り口にあるスーパーマーケット「ハーバータウン」https://harbourtowngoldcoast.com.au/
  • メルボルン:街の中心部にある「クイーン・ヴィクトリア・マーケット」https://qvm.com.au/

ALDI

ドイツ発祥のディスカウントストアのチェーン店。値段は安いものもありますが、他のスーパーに比べると店舗数が少ないです。

アジア系食品店

都市部では中国人や韓国人が経営しているお店が何店舗かあります。日本で買う事を思えば割高ですが、日本の食材も手に入れることが出来るので便利です。また、薄くスライスした豚肉はアジア系のお店でしか手に入れることが出来ません。

アウトドアを楽しむ

ビーチ

公園、川、海を活用

街中に緑が多いのが印象的なオーストラリア。大きな公園や川辺、海辺など公共の広場がたくさんあります。

公園には州が管理しているバーベキュースペースがあり、法律で外ではお酒は飲んでいけないと決められているのでお酒は飲めないものの、食材を持ち寄って青空の下でバーベキューを楽しむことが出来ます。

公共の広場を活用

また、図書館や公共の広場など人が集まるところがたくさんあります。毎日カフェに行くと出費がすごいので、私はよく友人とセブンイレブンの1ドルコーヒーを買って、昼夜問わず長話をするのが日課になっていました。

セブンイレブンのコーヒーとマフィンのセットは、2ドルで買うことが出来るのでおすすめです。

無料で英語を学ぶ!

移民が多いオーストラリアでは、移住してきた人のためのコミュニティが充実しています。州が運営していることが多く図書館でボランティアによる日常会話レッスンなどが行われています。

また、メルボルンなどの大都市では、英語教師育成の学校が私の知っている中でも3校あり、その学校の生徒が研修として開く英語の授業に無料で参加することが出来ます。

開催時期が異なるほか、週に5回通えないとエントリーできないなど指定があります。エントリー者数が多いと授業が受けられない事もあるので、早めにエントリーされることをおすすめします。

まとめ

私はオーストラリアに来た初日に空港近くのホステルに滞在した際、翌日の飛行機で帰る予定の台湾人の女の子に出会いました。

一緒に過ごした時間は1日のみでしたが、彼女はその後1年間、SNSを通じて励ましのメッセージをくれたり、色々なワーホリの情報を教えてくれました。ある日、私は彼女に「どうしてそんなに親切にしてくれるの?」と、尋ねました。

すると彼女は、「私も他の人に助けられてきたから、誰かに同じことをやりたいんだ。」と言ってくれました。

私も実際にオーストラリアで生活した経験を、皆さんに共有できたらと思います。この記事が誰かの目に留まり、お役に立ちますように。

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