私は16歳の春、高校でホームステイ体験をしました。それをきっかけに海外フリークになり、どうしても海外に住みたい欲求が止まらなくなりました。
そして人生の目標を3つ決めました。
- 絶対に海外就職する
- 外国人と結婚する
- 憧れのフライト・アテンダントになる
この3つをかなえるため、外国語の専門学校へ通い、のちにアメリカに渡り仕事をすることになりました。
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アメリカの航空会社でバリバリ働くまで何をしていたのか
ホームステイで衝撃を受ける
私は高校2年生の春休みまで海外に一度も行ったことがありませんでした。16歳の春、学校の有志で行った2週間のオーストラリアでのホームステイ体験は、その後の私の人生に大きな影響を与えました。
このホームステイ体験は私が今まで培ってきた常識や概念をぶち壊してくる、とても衝撃的なものでした。
日本の外にはこんなにも違う文化があり、違う考えの人々が生活しているということを初めて体感し、それ以来海外のとりこになってしまったのです。
私は学生時代のアルバイト経験から、日本社会の上下関係などに大きな疑問を抱いていました。そしてあのオーストラリアでの経験が忘れられず、「絶対に海外就職してやる!!」と決心しました。
アメリカの求人を探した方法
英語の専門学校から就職へ
英語の専門学校卒業後は新卒で内定をいただいていたオランダにある日系企業に勤めました。しかし憧れていた海外就職とはほど遠い現実を目の当たりにし、6か月で挫折し帰国することになりました。
帰国してからはアルバイトを転々とする日々を送っていました。そして以前からお付き合いをしていたアメリカ人と結婚することとなり、結婚後一年が経ったころアメリカに移住することとなりました。
社会人から渡米して移住
学生時代には就職相談室などに求人を探しに行ったものですが、すでに社会人となってアメリカに渡った私は自力で職探しをする以外ありませんでした。
アメリカで一般的に職探しとなるといくつか方法があります。
- 働きたい企業が決まっている場合、直接その企業のホームページに求人情報が出ていないか探す
- 求人サイトで興味のある仕事を探す
- ジョブ(就活)フェアに出向く
- 履歴書を持って直接店舗へ行き、面接の連絡がくることを待つ
簡単に言うとこの4つの方法があります。日本から求人を探してみたい方は以下の記事もご確認ください。
アメリカでの職歴
私がアメリカで経験した仕事は3つあります。
日本食レストランでのウェイトレス
家の一番近所にある日本食レストランへふらっと入って、「仕事したいんですが、ありますか?」と聞くと履歴書も見ずに即採用。
しかし後にこちらのオーナーがベトナムのギャングで、裏で違法営業などをしていることがわかり、2カ月ほどで辞めざるを得なくなりました。
アパレル店で販売店員
接客はもちろん、店舗の電話対応や売り込みなどを経験し、日々成長を感じること3カ月強。
次のシフト希望を出しに行くと、衝撃の一言をかまされました。「あなたはシーズナルだから今月で最後よ。今までありがとう」と。私は知らなかったのです。シーズナル・エンプロイーという就業形態を。
アメリカでは11月、12月となると感謝祭、ブラック・フライデー、クリスマスと大セールの時期がやってくるため必然的に忙しくなるお店を回すために期間限定で採用されるのがシーズナル・エンプロイー。
知らずに仕事をしていたので、あまりにも衝撃的な告知に心が折れそうになったのでした。アメリカで仕事するっていろいろハプニングが付きものなんですね。とほほ。
フライト・アテンダント
実はアメリカにきてすぐ応募したこの仕事。選考期間は5カ月にも及びました。採用が決まってからも語学試験や7週間の訓練を終え、合格するまで本採用ではありません。
選考こそ厳しかったものの、さすが大企業。正社員採用で福利厚生も手厚く、とても働きやすい環境です。憧れの仕事に就くことができ、今や働き始めてすでに8年がたちました。
アメリカで働いてよかったこと
最初の1年弱はまともな仕事を探すことも大変でした。でも最初に希望したフライト・アテンダントに無事合格し、アメリカで働き始めて9年が経ちました。
現職では発音のことでお客さんにバカにされたり、心無い言葉をかけられたことも何度かありました。辛い経験ではありましたが、このおかげで精神的にすごく成長しました。
アメリカにはたくさんの人種が暮らし、さまざまな宗教観念があります。そのような多種多様な人がいる中で生活して、日本では培えない国際的な価値観を得ることができました。
アメリカで働きたいあなたへ
今考えるととても無謀だった海外で働くという私の夢。若かったからこそ、意欲だけで突き進むことができたのは事実です。専門学校の就職指導室の先生にも「あなたのTOEICの点数では海外就職はできないわ」とハッキリ断言されていました。
しかし、私は「一歩踏み出さなければ、可能性はゼロのままである。その一歩を踏み出すも踏み出さないも、自分だけが決められること」と心に決め、ひたすら海外企業のみを受験しました。
自分の人生を誰かに決められて、他人が決めつけた幸せを生きることが嫌でした。
アメリカに渡ることに好意的でなかった家族や友人にも、夢をかなえたことで最終的に認めてもらえたような気がします。
まとめ
さて今回は私がアメリカで9年間働いてきて学んだことなどを紹介しました。最初はハードルが高いと感じる海外就職かもしれませんが、最初の一歩を踏み出す勇気があれば意外となんとかなるものです。
アメリカ就職にとって英語は必須ですので、皆さん継続してがんばってください。
来て強く感じたことは、なにかを始めることに年齢制限はないということです。強い信念を持って突き進めば、目標は達成することができると思います。
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