どこの国で生活するにもやっぱり気になるのが生活費。
タイは物価も安く比較的暮らしやすい国です。ただし、アジア諸国の中でも発展している国なので、遊びやレジャーをとことん楽しみたい人は出費も自然とかさむものです。
ここでは、タイで夫婦2人で生活する時にかかる1ヶ月の生活費について詳しくご紹介いたします。
タイ生活で一番出費が多いのは家賃
暮らす上でもっとも重要なのが「住居」です。勤める会社の所在地や給与金額によっても、住宅の立地や条件によっても異なるため、家賃は人それぞれです。
私の場合は、夫婦2人暮らしで月約20,000バーツ(63,000円程度)です。駅前なので立地もよく、会社の社用車が自宅まで向かえに来てくれるのでとっても便利です。
渋滞の多いタイでは、駅前か駅近くの物件がとても人気があり、女性からの支持も高いです。
タイの水道光熱費は安い
サービスアパートメントなどでは、月額の家賃に光熱費や水道代が含まれているところもあります。私の場合は、コンドミニアムの管理者へ毎月支払うシステムになっています。
タイは温暖な国なので1年中冷房が必要です。日本で毎日冷房をかけていたら、毎月恐ろしい金額を請求されそうですよね。しかし、タイの光熱費はとっても安くて驚きます。
毎日冷房をつける
私の家では夫が暑がりのため毎日冷房をつけていますが、毎月約2,000バーツ(日本円で6,000円程度)です。
水道代が安い
もっと驚いたのは水道代です。
タイの水道水は、日本の水道水に飲むことができません。
またタイの浴室は、日本のようにバスタブはなくシャワーのみという違いもありますが、なんと月約200バーツ(600円程度)です。
暑い国なので毎日大量の洗濯物が溜まり、毎日洗濯機をまわしていますが、それでもこの金額で収まります。
タイで必要不可欠なインターネット
日本にいた時はよく見ていたテレビも最近は見ることがなく、かわりにYou tubeを見ることが増えたタイでの生活。
渋滞も多いタイでは、暇な移動時間を快適に過ごすためにもインターネット環境が必要不可欠です。私の家ではWifiを設置していますが、月々の支払いは1,500バーツ(4,500円程度)です。
携帯プランは格安
そして毎日持ち歩く必需品といえば「携帯」です。契約会社によっても異なりますが、タイの携帯プランはどこも格安です。
私が契約しているプランは、月3GBまで使用可能で約400バーツ(1,200円程度)です。日本の携帯料金と比較すると、ビックリするほど安い料金です。
タイは比較的インターネット環境が快適なので、渋滞がひどくても携帯さえあればイライラすることもありません。
タイの食事は外食が基本
タイの人たちは、基本的に家でご飯を作らず外食します。外食を選ぶ理由は、安くて早くて美味しいからです。
外食でタイ料理を食べた場合は1品約130~300バーツ程度です。2人でご飯を食べた場合、1人500バーツ程度で十分な量です。屋台などで食べる場合は、1食15~40バーツ(50~120円程度)なので、かなり食費をセーブすることができます。
朝食・昼食は社員食堂、夜は外食
私の場合、朝食や昼食は会社の社員食堂で済ませるので、1食40バーツ(120円程度)しかかかりません。
仕事が終わり家に帰った後は、平日は外食をし、土日は自宅で自炊と決めています。
日本食やイタリア料理は高め
私たち夫婦は日本食やイタリア料理を食べることが多いので、食費はだいぶかかっています。定食を注文すれば、セットで300~400バーツ(約900円~1,200円程度)です。
夕食は1人につき平均500バーツ(1,500円程度)、アルコール類も含むと約1,000~1,500バーツ(3,000~4,500円程度)と少々お高めです。
また土日に行っている自炊では必ず日本食を作るため、外食と同じくらいの出費になります。
生鮮類は比較的安いのですが、野菜の値段が少々高めに設定されています。タイにいると野菜の摂取量が少なくなる傾向にあるので、野菜中心のメニューが多くなります。
温暖な国だから衣料費がかからない
タイで暮らしている女性なら特に感じる点は、タイにいると衣料費がかからないことです。
秋冬のファッションはブーツやコートなど、値段の高いファッションアイテムばかりです。しかし、1年中温暖なタイでは軽装でOKなので冬物衣服は買う必要がありません。
露店で買えば格安!
タイの露店で買えば、Tシャツも短パンも100バーツ(300円程度)で購入できます。私は仕事以外ではビーサンダルを愛用しているので、おしゃれにかける出費が減りました。
意外とかかる交際費
休日の遊びや接待といえば、タイでは「ゴルフ」が定番です。日本と比べてプレー料金が安いため、頻繁にお誘いを受けることも多いのが実情です。
ゴルフ
1回のプレー料金が約3,000バーツ程度、ランチ代やキャディーさんのチップも含めると約3,600バーツ(11,800円程度)です。毎週コンペやお誘いがあると、その分だけ出費がかさみます。
マッサージ
また女性はマッサージに通っている方も多いです。タイのマッサージは1時間200~500バーツ(600~1,500円程度)ととってもリーズナブル。日本と比較して格安なので、ついつい毎週通ってしまいます。
タイでの生活費の気になる内訳
夫婦2人暮らしですが、ここでは生活費を半分に割って1人当たりの金額を出してみました。
- 家賃:10,000バーツ
- 食費:10,000バーツ
- 水道光熱費:900バーツ
- インターネット・携帯料金:900バーツ
- 交際費:9,000バーツ
- 合計:30,800バーツ(約9万8,000円)
給与が約60,000バーツ(約19万2,000円)なので、少なくとも給与の3分の1が貯金できる計算になります。
日本と比較して生活費も安く上がるので、給与が安くても比較的いい暮らしを送ることができます。ぜひ皆さんもタイでの暮らしを考えてみてはいかがですか。
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