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フランス・パリで就職!フランス系貿易会社でインターンシップから正社員へ

フランスのパリ

海外就職経験談をお届けするインタビューシリーズ、今回お話を伺ったのは、フランス・パリで貿易会社に勤める藤田さん(女性・30歳)です。

インターンからスタートし、正社員として採用された藤田さん。1カ月の給料は約2,500ユーロ(約29万円、1ユーロ=約116円)です。

実際に仕事をしてみて、日本との働き方や文化の違いを感じることも多いそう。では、具体的にどんな点が違い、それに適応するためにはどんなことが必要だと感じているのでしょうか?

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目次

フランス就職のきっかけは友人から誘われたインターン

語学留学中にパリで出会ったフランス人の友人から、父親が経営する会社にインターンシップに来ないかと誘われ、2カ月ほどそこでインターンとして働きました。それがきっかけで、語学留学期間終了後に正社員として採用されたんです。

その会社は日本にもクライアントを持つ貿易会社で、フランス語と日本語の使える社員を募集していました。インターンで仕事をある程度覚えていた私なら雇いやすかったようです。

給与と社内レイシャル意識を確認して決断

その職場を紹介してもらった時、まずは給与に注目しました。パリは家賃がとても高いので、給与額はとても重要なのです。

そして、人種差別的なことが社内でないかどうかも私にとっては大切なポイントでした。日本人である自分が平等に扱ってもらえるのかどうかを見極め、その会社での就職を決めました。

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フランスでの主な業務は日本とのやりとり

日本にワインや食料品を輸出する際に、日本のクライアントとやりとりする業務を主に担当しています。中でも重要な業務は、商品の見積書や請求書などお金に関わる書類の作成や発送です。

また、クライアントからの金額の希望を社内に通し、こちらの希望額と擦り合わせる仲介のような仕事もしています。

フランスで働いて驚いた3つのこと

昼休みが2時間

フランスの会社では、昼休みが日本に比べてとても長く感じます。

日本では1時間以内が通常の昼休憩の長さだと思います。しかし、フランスで私が働く会社では2時間も与えられていて、中には自宅が近くランチを食べに帰る社員もいます。

外食費が高いフランスでは、それはそれで節約になるので良いことだと思います。

仕事とプライベートをきっちり線引き

フランスで勤めている私が残業をしたのは1年間に5回程度です。他の社員も残業や休日出勤はほとんどしていません。

日本では、社員はほぼ毎日残業をし、人によっては残業代も出してもらえないということも多いものです。しかし、フランスでは定時以降は働かず、家庭や自分のプライベートを大切にすることが会社にとっても普通のことのようです。

プライベートを充実させたいならフランスで働くという方法もありですよ。

フランスならでは?職場で口説かれる

日本人の女性は口説きやすいと思われているのか、フランスではナンパが多発します。人種差別というほどでもないと思うのであまり気にしない努力をしていますが、とにかく職場の同僚からデートに誘われることがよくあります。

また、普通に道を歩いていてもよく声を掛けられたり、ナンパされたりします。おそらく日本人女性は押しに弱く、口説いたら付いて来てくれそうだと思われているように感じます。

何かあって職場でギクシャクするのも嫌だし、外でナンパされるのも怖いので、毅然とした態度を取るようにしています。

フランスでの休日の過ごし方

日曜日のフランスは、ほとんどの店が閉まっています。でも、朝は決まった場所で市場が開催されており、そこで食べ物を買ったり、顔見知りの店主と話をしたりするのが私の休日のストレス発散方法。

また、同じようにフランスで働く日本人の友人とカフェやバーに行き、フランスで働くことの大変さを分かち合ったりもします。大切な切り替えの時間です。

海外での仕事や生活になじむためには

現地で通じる語学力をつける

現地の言葉に向き合って習得することは、海外での仕事や生活になじむための大前提だと感じます。

話し言葉で使う微妙なニュアンスは、辞書を見るだけでは分からないことがあります。そのため、フランス人と(安全に)交流を持ち、仲良くしてくれる現地の人を見つけて会話の機会をたくさん持つことが大切になります。日常会話をマスターする近道です。

使い慣れたものは日本から持参する

日本で慣れ親しんで使っているものは持って行きましょう。例えば、石けん・シャンプー・化粧品など、現地のそれが自分の体に合わないこともあるからです。

生活に慣れない上に、肌や体に合わないものを使うことで肌が荒れたり体調を壊したりするようではテンションがさらに下がります。ある程度、環境に慣れるまでは自分に合っているものを使いましょう。

まとめ〜迷っているならまずは海外インターンを

私の場合、インターンシップという助走期間を経験して就職したので、いきなり就職というパターンよりもなじみやすさはあったのではないかと思います。

海外で働くことに憧れる人は多いかもしれませんが、まずはその国の働き方や暮らし方が自分に合っているか見極めることも重要です。

もし、いきなり海外就職することに悩んでいるのであれば、まずはインターンシップで海外の仕事を体験してみるのもありだと思いますよ!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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