韓国といえば、安くておいしいB級グルメが豊富な国というイメージをお持ちかもしれません。焼肉はもちろん有名ですが、日本では珍しい韓国ならではの料理もたくさんあります。
ですが、実際に実物をみてみないとイメージできないですよね。そこで、今まで私が食べてきた韓国のB級グルメを厳選して紹介したいと思います。焼肉やビビンバ以外に、韓国ならではの料理を食べてみたいという方に特におすすめです。
韓国の屋台料理
韓国のB級グルメで一番に思いつくのが、屋台で売っている様々な料理。夕方から夜にかけて食べられる屋台グルメですが、観光地の明洞や新村などが有名です。そのほかにも、韓国の街を歩いていると、色々な屋台グルメを楽しむことができます。
トッポッキ
韓国を代表するB級グルメといっても過言ではない人気料理がトッポッキ。安くて、おいしい、しかも簡単に料理できる屋台グルメの代表だと言えます。
「トック」という細長い餅と甘辛ソースをからめて食べます。お店のおばちゃんのさじ加減によって辛さが変わってくるので、辛いものが苦手な人は少し注意した方いいかもしれません。
辛さを判断するポイントはソースの色。ソースの色がオレンジ色に近ければ甘辛で、濃い赤色であれば、かなり辛いです。上の写真のトッポッキは少し辛かったです・・
スンデ(豚の腸詰)
見た目のせいか、好き嫌いが分かれるのがスンデという料理。韓国式ソーセージと言われてもいますが、味の方は、見かけによらず、あっさりしています。
最初は食べるのを遠慮していましたが、いざ食べてみると、意外にいけます。スンデ料理の種類も豊富で、スンデ入りスープや野菜とスンデを一緒に炒めた料理など、韓国のB級グルメとして定着しています。
屋台で食べてみると、トッポッキとスンデをセットで注文する人を多くみかけます。スンデ通の人は、トッポッキのソースにつけて一緒に食べるそうですよ。
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ホットッ
ホットッは、韓国人がよく食べる屋台グルメのひとつで、ホットケーキに近い味がします。小腹が空いた時などに、よく食べられています。
ソウルであれば、明洞や仁寺洞、南大門エリアで売られているホットッが有名です。以前はどこの屋台でも似たような味のホットッが売られていましたが、最近はハチミツ、バナナ、チーズ味など、メニューが豊富になってきました。
値段も1,000ウォンから1,500ウォン(日本円で100円から150円)くらいで、食べ歩きにもってこいのB級グルメです。
韓国で屋台グルメが食べられるお店
上で紹介したトッポッキとスンデが食べられるお店を紹介します。「チョポットッポッキ」というお店で、弘大前駅にある老舗のトッポッキ専門店です。
看板メニューはトッポッキ、スンデ、そして天ぷら。どの品も3,000ウォン(日本円で約300円)なので、私もよく通っています。また店内はきれいなので、「衛生面が気になって屋台はちょっと・・」という方も、気軽に立ち寄って食べられると思います。
基本情報
- 店名:조폭떡볶이(チョポットッポッキ)
- アクセス:地下鉄2号線の弘大入口駅9番出口から徒歩2分。
- 参考サイト:http://www.seoulnavi.com/
韓国風の中華料理
韓国のB級グルメで人気のある中華料理ですが、日本ではあまり見かけない不思議な中華料理が食べられます。日本と同様、韓国にも様々な中華料理屋が存在しますが、その中でも、安くておいしい定番メニューを紹介したいと思います。
チャジャン麺(ジャージャー麺)
韓国風中華料理の代表といえばこれ。肉味噌と麺を一緒に食べるのがジャージャー麺ですが、韓国では黒味噌を使っているので、写真のように黒色のチャジャン麺が一般的です。
韓国ドラマでもよく登場するので、中華料理屋で黒い麺を食べているのを見たら、それがチャジャン麺です。
ちなみに、味の方は辛くないです。どちらかというと、甘いですが、お店によって味付けやトッピングが異なります。値段の方ですが、安ければ4,000ウォン(約400円)くらいでも食べられますし、少し高めの中華レストランだと8,000ウォン(約800円)ほどします。
チャンポン
韓国に来て、なかなか食べられなかった料理のひとつがチャンポンです。当時、辛いものが駄目だった私にとって、赤色のチャンポンはものすごく衝撃でした。見た目からも想像がつきますが、本当に辛いです。
この赤チャンポンも韓国ではポピュラーな中華料理ですが、辛いものが苦手な人は間違っても注文しない方がいいです。ちなみに韓国で辛くないチャンポンは、長崎チャンポン、白いチャンポンと呼ばれていて、なぜか日本料理屋でよく見かけます。
値段はチャジャン麺より50-100円ほど高いです。具は、アサリ、イカ、エビ、豚肉などが入っています。
酢豚
日本の中華料理でも定番の酢豚。韓国でも酢豚は人気メニューのひとつです。ただし、写真のように酢豚の形と色が日本のとは少し違います。
あと何気に量も多い気がします。写真の酢豚は一応、小サイズですが、店によっては山盛りの酢豚が出てくる時があります。味は日本の酢豚より、少し甘い気がしますが、個人的には好きな味付けです。
酢豚単品で出前をとる場合、日本円で1,500円前後くらいします。基本的に2人前で売られていることが多いです。
韓国でおすすめの中華料理店
安くておいしい韓国風の中華料理が食べたいなら、「香港飯店0410(ホンコンバンチョム)」というお店をおすすめします。もともとはチャンポン専門の中華料理チェーン店だったのですが、チャジャン麺や季節限定メニューなどもいただくことができます。
私のおすすめは何と言っても酢豚!韓国のあらゆるお店で酢豚を食べてきましたが、1,000円以下で食べられる酢豚の中では群を抜いておいしいです。小サイズだと、9,000ウォン(約900円)ですが、二人でちょうどいい量です。
チェーン店なので、明洞をはじめとした繁華街に行けば、どこにでもあります。お店の看板がわかりやすいと思うので、ぜひ一度立ち寄ってみることをおすすめします。会計は先払いなので、その点だけは注意してください。
基本情報
- 店名:홍콩반점0410(ホンコンバンチョム)
- HP:http://www.zzambbong.com/(韓国語)
夜食で定番の韓国B級グルメ
韓国では出前をとることが多く、夜中の12時や1時でも配達してくれるお店があります。場所さえ指定すれば、どこでも持ってきてくれるので、外国人が驚く韓国文化のひとつと言われています。そこで、出前で人気の夜食グルメを紹介します。
チキン
個人的に韓国にきて以来、一番食べているのがチキンかもしれません。日本だと、フライドチキンが一般的だと思いますが、韓国では様々な味付けチキンが売られていて、チキン専門店のお店もたくさんあります。
写真のチキンは、フライドと味付けチキンが半分ずつ入った「半々」と呼ばれるメニューです。お店でも食べますが、我が家では出前を取ることがほとんどです。コーラはおまけでついてきます。値段は、16,000ウォン(約1600円)です。
様々なチェーン店が存在し、コンビニの数と同じくらいチキン屋があります。正直、韓国で生活しながら一番食べた料理が韓国のチキンだと思います。(ほぼ夜食ですが)
ピザ
チキンと同じく、持ち帰りや出前の定番メニューのピザ。日本で売られているピザと味は変わりませんが、ブルコギピザなど、韓国ならではのメニューもあります。
チキンに比べると、出前がとれるお店は少なくなりますが、その場合はテイクアウト専門のピザチェーン店をおすすめします。テイクアウト専門なので、値段が本当に安いです。
ノーマルなピザだと、6,000ウォン(約600円)で食べられるほか、トッピングを加えても、1,000円以下で食べられるお得感から、私もよく利用しています。
「Pizza School」、「Pizza Maru」といったチェーン店が安くておいしいので、見かけたら、一度食べてみてください。
ボッサム
最後に紹介するのがボッサムという料理で、日本人観光客にも人気のある韓国料理です。豚肉を茹でた料理で、甘口のボッサムキムチと一緒に食べます。
チキンやピザに比べると、野菜が多くさっぱりしたヘルシー料理のボッサム。値段は20,000ウォン(約2,000円)からと少し高くなりますが、夜食と言わず、いつでも食べられる韓国でも人気料理のひとつです。
韓国B級グルメのまとめ
今回紹介した定番メニュー以外にも、現地の人しか知らないようなお店もあれば、「え、これ食べるの」といった驚きの料理まで、韓国には様々なB級グルメが存在します。
旅行で韓国に立ち寄った際には、ぜひ参考にしてみてください。
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