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ロサンゼルスの公共交通機関に必要なタップカードとは?

ロサンゼルス

車がないと不便で、買い物へ出かけるのも大変というくらい、車社会で有名なロサンゼルス。しかし公共交通機関網が年々拡大し、充実してきています。

日本に比べ乗車料金が安く、特にメトロと呼ばれる電車は渋滞も回避できるので、利用しない手はありません。

ここでは、そんな公共交通機関で利用できるロサンゼルス生活には必須のタップカードをご紹介します。

目次

TAP cardとは?

タップカード

ロサンゼルス郡内の公共交通機関で使える乗車カード、その名がTAP card(タップカード)です。切符自体を扱っていないので、メトロ(電車)に乗車する際には必ずこのカードが必要です。

ちなみに、日本では乗車カードをタッチするといいますが、英語ではタップと言います。

タップカードは駅構内にある販売機で購入できるほか、市役所や大学などで取り扱っています。日本の乗車カード同様、チャージして何度でも使えます。

しかし、バス内ではカード購入やチャージができないため、バスに限りキャッシュで乗ることができます。

このタップカードはロサンゼルス郡近郊のみで使用可能で、他のアメリカ主要都市などでは使えません。

交通機関の乗車料金

メトロ

※メトロ

メトロバス

※メトロバス

ロサンゼルス郡が運営しているLA Metro(ロサンゼルス郡都市圏交通局)のメトロ・メトロバスの乗車料金は、区間に関わらず1乗車につき1.75ドル(約198円)です。

乗り換え料金は、1回目の乗車から2時間以内で、尚且つタップカードに次の乗車料金分がチャージされている場合に限り無料です。

メトロからバスに乗り換える場合を例にすると、メトロの乗車料金分1.75ドルしかチャージされていなければ、バスはキャッシュで支払うことになり、乗り換え料金は適用されません。

また、主要停留所のみに停まる急行バスもあり、料金は2.50ドル(約283円)です。

郡内には、車体にMetroと名前が入っていない路線バスも走っています。乗車料金は路線や運営している市によって異なりますが、料金は1.75ドル以下のものがほとんどです。

LA Metroからの乗り換えは上記と同条件時に限り、50セントになります。

お得なパス

4乗車以上するなら、7ドルで1日乗り放題のワンデーパスがお得です。その他に25ドルで7日間乗り放題、100ドルで30日間乗り放題パスがあります。観光で交通機関を利用する方や、通学や通勤で何日か試したい方にもピッタリです。

また学生用のマンスリーパスもあり、料金は43ドルで30日間有効と、通常の半額以下で大変お得です。このパスを申し込むには学校の許可書類を貰い、メトロセンターへ顔写真付きの個人用タップカードを申請します。

カードが届くまでに数週間かかりますが、車がない学生さんにはおすすめです。

チケット販売機でのタップカードの使い方

チケット販売機駅構内にある販売機で、1.75ドルの乗車料金を含めたカードを購入する場合の買い方を説明していきます。

 

言語選択からスタート。Englishを選択するには、左のAボタンを押します。

チケット販売機

次にタップカードを買いたいので、再びAボタンを選択します。(既にタップカードを持っていてチャージしたい方はFボタンを選択して下さい)

続いてメトロパスが必要なので、AもしくはEを選択します。(Fを選択すると、パスではなく、チャージ金額を選択する画面に切り替わります)

チケット販売機

Aを選択すると、料金を選択する画面に変わります。ここでは1乗車料金である、Aの1.75ドルを選択します。

チケット販売機

次に支払い画面です。2つ前でEを選択すると、この画面に切り替わります。乗車料金の他に、タップカード代として1ドル加算されています。支払い方法はクレジットカード、デビットカード、現金の3種類です。

チケット販売機

カードの場合は真ん中左側のカード投入口に差し込み、暗証番号を入力します。現金の場合は、右側のお札投入口、その上にあるコイン投入口に料金を入れます。

チケット販売機

支払いが完了すると、下からカードが出てきます。お釣りがある場合もここからです。

チケット販売機

最後に赤枠にカードをタップして終了です。ここで画面が最初に戻ったことを確認してから、販売機を離れましょう。万が一手続きが途中になっていると、次の人に支払いを悪用される場合があるので注意して下さい

改札やバスの乗車口にも同じタップマークがあるので、カードをタップして乗車できます。

チケット販売機

販売機を使う際の注意

現金で支払う場合に関してですが、アメリカの紙幣は日本のものに比べて薄く、特に1ドル札は多用されボロボロになっていることが多いです。

沢山折り目が付いていたり、破れている紙幣は、機械で読み取ってもらえないことが多々あります。コインも同様、傷ついていると読み取りできない場合があります。

その為十分な金額を投入しているのにも関わらず、料金が足りないと表示されることもあるので、少ない金額でもカードを使うのがベターです。

タップカードのチャージ方法

タップカード

販売機でもチャージできますが、ウェブサイト上でチャージする方法もあります

まずは自分のアカウントを作り、その上でカード裏に記載されている番号を入力し、クレジットカード、もしくはデビットカードで支払います。

公式サイト:https://www.taptogo.net/

まとめ

タップカードを持っていれば、ロサンゼルスの公共交通機関が簡単に利用できます。

長いところだと1乗車で30キロ以上移動する路線もあるので、格安料金で遠くまで行くことができます

観光地やビーチに直結している駅や停留所もあるので、旅行で訪れる方にはもちろん、現地に住む方にもいつもと違った景色が見られておすすめです。

また、車体に遮光ガラスが使われているので、外にいると日中はサングラスが必要なくらい日差しが強いですが、暑く眩しい思いをせずに移動できます

車社会のロサンゼルスで、タップカードを持って公共交通機関を使ってみませんか?

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この記事を書いた人

ロサンゼルス在住。
ビザ関連の情報や、現地の暮らしに関して執筆しています。

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