アメリカでの新生活に必須!SSNの申請方法

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アメリカのSSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)とは社会保障番号のことで、日本のマイナンバーにあたるID番号です。

SSNは銀行口座開設、クレジットカードを作るとき、家を借りるときなど、あらゆる場面で提示を求められます。新生活をスムーズにスタートさせるためにも、アメリカに着いたらすぐに申請しましょう。

ここでは2018年にマサチューセッツ州で申請した経験をもとに、SSNの役目と申請方法をご紹介します。ちなみに私はアメリカ到着2日後に申請しました。

SSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)の概要

アメリカの国旗

SSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)とは

SSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)とはアメリカ市民、永住者、就労ビザ所持者に発行されるIDで、9桁の番号からなっています。

この番号は生涯ついて回ります。多くの重要な情報がこの番号に紐づけられているので、とても大切なものです。

紛失や盗難を防ぐため、ソーシャル・セキュリティー・カードは自宅などの安全な場所に保管しましょう。カードの提示を求められる場面はあまりありません。ほとんどの人が番号を暗記しています

SSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)が必要な手続きの例

家

  • 住居の契約
  • 電気・ガス・水道などの契約
  • 銀行口座開設
  • クレジットカードを作る
  • ポスト・ペイドの携帯電話プランの契約
  • 運転免許書取得
  • 保険の加入

重要な手続き以外でSSNを聞かれたときには、なぜ必要なのかを確認するようにしましょう。

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SSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)申請に必要な書類

サイン

SS-5

申請用紙にあたるものです。事前にダウンロードして必要事項を記入しておきましょう。パソコンで必要事項を入力してから印刷することもできます。その際には署名を忘れずに。

就労許可証

L1/L2 Visaの場合はI-797

I-94

入国証明書にあたるものです。パスポート情報や、入国日などを入力してウェブサイトからダウンロードします。

パスポート原本

顔写真ページとビザページのコピーを持っていきましたが、必要ありませんでした。

帯同者が申請する場合には婚姻証明証

英文の婚姻証明書または戸籍謄本(英訳付き)を持っていきましょう。私は2年前に発行された英文の婚姻証明証を持っていきましたが問題ありませんでした。婚姻証明証は内容を確認されたあと、返してもらえます。

Social Security Administrationの公式ウェブサイトで確認

ここで書いた必要書類はL-1/L-2ビザの場合です。上記のほかにも夫の雇用契約書(会社と夫の署名付き)も持参しましたが、ここのオフィスでは提出は求められませんでした。

その他にも、ビザのステイタスによっては追加書類が必要になる場合があるので、Social Security Administrationの公式ウェブサイト(https://www.ssa.gov/)で確認しましょう。

最寄りのオフィスでSSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)申請

ウェブサイト

SSNの申請先は、リンク先から確認ができます。

ZIPコードを入力すると最寄りのソーシャル・セキュリティー・オフィスの情報が検索でき、住所、営業時間、電話番号が表示されます。混み合うことが多いので、営業開始時間の15分前には到着することをおすすめします。

15分前に到着した時点で、すでに5~6人並んでいましたが、オフィスがオープンしてからの待ち時間は15分程度でした。朝一番を逃すと1時間ほど待たされるのも珍しくないようです。

SSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)申請の流れ

サイン

必要事項書類をそろえてオフィスに着いたら、入り口の機械で受付をします。私が行ったオフィスでは係員が操作を手伝っていました。

自分の受付番号が呼ばれるまでロビーで待ちます。オフィスは「食べ物・飲み物の持ち込み禁止」とドアに案内がありました。

番号を呼ばれたらカウンターで「SSNの申請」と伝え書類を提出します。「滞在目的」や「過去にSSNを申請したことがあるか」など簡単な質問をいくつかされます。

申請自体は書類に不備がなければ5分、10分程度で終わります。申請は無料で、受領書をもらって終わりです。

SSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)申請後すぐに番号を知る方法

カード

到着までの期間

ソーシャル・セキュリティー・カードは郵送で、申請から2週間程度で申請書に記入した住所に届きます。しかし、2週間待たなくても申請先のオフィスに再度出向けば、番号を教えてもらえることがあります。

私は申請時に「銀行口座を作るために、番号を早く知ることができるか?」と確認したら、「3日後にわかるから聞きに来て」と担当者に言われました。

言われた通り3日後に行ったところ、顔を覚えていてくれたようで受け付けをせずにカウンターにそのまま呼ばれ、すぐに番号を教えてもらうことができました

カードの原本がなくてもナンバーを伝えるだけで、銀行口座とセキュア・クレジッカード(アメリカでのクレジットヒストリーがない人でも作れるクレジットカード)を作ることができました。

SSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)申請から受け取りまで

ポスト

私の場合は申請から10日後に指定した住所(滞在先が短期間の契約だったので申請書には夫の会社の住所を記入)に届きました。

必要書類がすべてそろっていたことに加え、申請書をすでに記入していたからか、「さすが日本人。申請する人がみんなあなたみたいに準備してくれたらいいのに」と担当者からほめてもらいました。

新天地で生活をスムーズにスタートさせるコツは、下調べをすることなのかもしれません。

帯同家族がSSNを申請するときに、婚姻証明書の準備に手間取るとよく聞きます。日本にいる間に戸籍謄本を取得し、時間に余裕があるときに日本領事館から英文の婚姻証明書をあらかじめ入手しておきましょう。

まとめ

オフィスの担当者によっては、戸籍謄本や雇用契約書を求められることもあるようです。必要になるかもしれない書類はすべて持っていき、二度手間を避けるようにしましょう。申請書以外は返してもらえます。

私はアメリカ到着早々SSNを申請しに行きました。そのため、すぐに銀行口座を開設でき、クレジッカードが作れ、携帯電話の契約ができ、新生活をスムーズにスタートできました。

早く生活基盤を整え、海外生活を楽しむためにも、申請はすぐに済ませることをおすすめします。

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