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イタリアの税金事情。いったい税金はいくら払うことになるのでしょうか?

イタリアのミラン

個人的な意見ですが、イタリアで生活していて、税金が高いと直接思うことはそれほどありません。買い物に行っても、ほとんどの場合表示価格は税込になっているので、どれほどの税金を払っているのか定かではありません。

消費税率を考えながら買い物をする人はあまりいないと思いますが、イタリアで生活する上で知っておいて損はない税金についてご紹介します。少しでも参考になれば幸いです。

イタリアで支払う消費税はいくらか?仕事をするなら、いくら所得税を払わなければならないのか?イタリアの税金システムを見ていきましょう。

イタリアの消費税

ユーロ

イタリアの消費税は商品やサービスによって違います。最低限の生活に必要な生活必需品は4%と最も低く、娯楽などに関しては22%と5倍以上の税率になります。主な税率と商品、サービスはこちらです。

4%

  • パンや牛乳、バターなどの乳製品。オリーブオイル。野菜やフルーツ。バジリコなど食用として使われる植物。
  • 新聞や雑誌。テレビやラジオなどの放送料。
  • 障害者の送迎などに使われる車。外科の手術用具。
  • オフィスや病院にある自動販売機。

5%

  • 福祉や教育給付金など

10%

  • ホテルやレストラン、Bar(Bar内の飲食は10%、商品をBar外へ持ち運ぶと22%)など。
  • 生きた牛や馬などの動物。
  • 肉や魚、ジャム、はちみつ、卵などの食品。ワインやビールなどのアルコール飲料。
  • ガス、水道、電気代。
  • 薬。
  • 美術品。
  • 12.91ユーロ以下のスポーツイベント。

22%

上記以外のもの。

  • 衣服、革製品、毛皮、DOCワイン、車やバイクなどの贅沢品。
  • 映画、演劇、コンサートやスポーツイベントなどの娯楽。

イタリアの所得税

お金

イタリアの所得税は日本と同じく、会社勤めの方は給料から引かれ、自営業や自由業の方は、前年度の収入から税率を計算し申告しなければなりません。税率は所得によって5段階に分けられます

  • 23% – 0 ~ 15.000 euro / 年
  • 27% – 15.001 ~ 28.000 euro / 年
  • 38% – 28.001 ~ 55.000 euro / 年
  • 41% – 55.001 ~ 75.000 euro / 年
  • 43% – 75.001 euro以上。

(1ユーロ=131円換算2018年3月現在) 

所得税が免除されるケース

  • 受け取る合計が年8.000ユーロ以下の年金取得者。
  • 年収8.000ユーロ以下の被雇用者。
  • 年収4.800ユーロ以下の自営業、自由業者。

イタリアでの税金の使い道

道路整備

税金の使い道は、日本や諸外国と同じように支払った人々に還元されなければなりません

  • 電車やバスなどの公共交通機関
  • 道路の舗装や電灯の設置、補修など
  • 市民の安全を守る警察官や消防士への給料
  • 公務員の給料
  • 学校などの公共施設の管理
  • 防衛費

実際に恩恵はあるのか?

実際には日本ほどその恩恵を感じることが少ないのが現状です。イタリアでは場所によっては道路が穴だらけだったり、ゴミの処理が行き届いていなかったりします。公務員の中には、税金からお給料をもらっているという意識が少ない人も多々見受けられます。

また税金逃れをする人たちも後を絶ちません。このように、イタリアでは税金に関する問題が山積みなのです。

また選挙活動のたびに、「税金を安くします!」と謳うにもかかわらず、いざ当選すると税金問題はいつも後回しです。これでは市民の不満が増すのも当然です。もう少し、市民の努力に報いて欲しいと、納税者として思わずにいられません。

こんなことに税金を使って欲しい!

53もの世界遺産を有するイタリアは、文字通り観光大国。たくさんの外国人がこの国を訪れます。古き良き街並みを残すという文化は素晴らしいと思います。しかし、その街を歩く人々、交通手段は変化しています。

貴重な税金を、道路の整備や公共施設などの補修、改修に活用すれば、もっと住みやすく、もっと素晴らしい国になるはずだと、でこぼこの道や、便座のないトイレ(公衆トイレの数も少ない)を見るたびに思わされます。

私個人の意見ですが、公共のトイレの増設、管理費にもっとたくさんの税金を投入するべきだと思います。

まとめ

税金を払うのは義務です。それは日本でもイタリアでも、海外のどこの国でも同じことです。今回の税金についての記事を書いていく上で、自分自身にとっても、たくさんのことを勉強する良い機会になりました。

イタリアに住んでいる方はもちろん、これからイタリアへ来られる方が、食事や買い物をする際に自分がどれだけの税金を払っているのかを理解していただければ光栄です。

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