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アメリカで映画俳優として働きたい!労働ビザO-1の取得方法とは

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ハリウッド

アメリカで映画俳優として働きたい人、ハリウッドに憧れている人はたくさんいると思います。

ですが、アメリカで労働ビザを取るのは容易なことではありません。俳優のためのアーティストビザとなれば、さらに大変です。トランプ氏が大統領になったこともあり、移民への規制はさらに厳しくなっています。

今日は、アメリカでアーティストビザO-1を取得するためのプロセスを紹介したいと思います。ビザのルールは毎年変わるので、あくまでも現時点(2018年4月)の情報として読んでください。

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アメリカで俳優として働くために必要なO-1ビザ

ノート

アメリカのアーティストビザであるO-1は科学、教育、芸能、スポーツの分野で優れた才能を持つ人材に与えられるビザです。

俳優の場合、O-1の中でも舞台と映像でビザが分かれています。ビザ申請時に提出する履歴書も、映像の仕事のためのビザであれば映像の仕事の履歴のみ使用可能です。舞台の場合も同じように、舞台のためだけのビザを取ることになります。

このビザの有効期間は人によって違い、5年ほどもらえる人もいれば1年しかもらえない人もいます。

なお、映像の仕事のビザに関しては、エキストラの仕事やアルバイトでは対象になりません。俳優が本業である場合にのみ適用されます。

O-1ビザ取得へ:まずは日本で頑張ろう

撮影現場

日本で頑張ろうなんて、できたらやってるわ!とツッコミが聞こえてきそうですね。でも、日本でのお仕事がアメリカのビザ取得へのプロセスにおいて、とっても強みになるのです。

映画の俳優になりたければ、映像の世界で頑張りましょう。なぜなら先ほども述べたように、映像と舞台でビザが分かれているからです。

実績として出演作品が必要

ビザ申請時にはこれまでに出演した作品を見せる必要があるので、自分の出ている映像はもちろん、スケジュール表などをしっかりと保存し、申請の際には監督の名前も明記しましょう。

日本の作品という縛りはありません。世界中どこの作品でもOKです。

また、自分でショートフィルムなどを作り、フィルムフェスティバルに応募するというのも一つの手です。フィルムフェスティバルで上映されたり、賞を取ったりすると大きな強みになります。世界中にたくさんのフィルムフェスティバルがあるので、応募してみると良いでしょう。

アメリカ留学中の作品はNG

多くの人はアメリカに留学してチャンスを、と考えるのですが、留学中の出演は仕事としてカウントされません。なぜなら留学生は就労不可だからです。学生映画も2つまでは実績として使えますが、フィルムフェスティバルで上演された作品のみが対象で、ハードルが高いです。

そのため、日本でなるべく映画やテレビに出演し、履歴書の内容を豊富にしておくのが一番早い方法です。

お笑いコンビ、ピースの綾部さんが取ったビザもO-1ビザだと思います。もちろん綾部さんほどの人ならば、確実にビザを取ることができますね。

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O-1ビザ取得へ:実績づくりにアメリカ短期就労制度を利用

撮影現場

上述したように、アメリカ留学中の作品は実績にはなりませんが、就学後に短期就労制度OPTやPTを利用して、アメリカで俳優として働きながら履歴書をブラッシュアップする方法もあります。

OPTはF-1ビザで学校を卒業した生徒が対象(語学学校生は含まず)で最長1年、PTはM-1ビザで学校を卒業した生徒が対象で4カ月の在学につき1カ月の就労が可能です。F-1は大学やカレッジに通うためのビザ、M-1は職業訓練学校のためのビザです。

OPTやPTは在学中に学んだフィールドでしか適用されません。そのため、俳優になりたければ演劇を学ぶ学校に行く必要があります

O-1ビザ取得へ:自分を紹介するメディア情報を集める

雑誌やメディア

自分が世間で注目されている存在だと示すために、自分のことを紹介しているメディアも提出する必要があります。

メディアというのはどんな媒体でも構いません。新聞、雑誌、ブログ(個人のブログは対象になりません)、テレビ、ラジオなどです。そして、自分の俳優活動に関する内容であることが必要です。最低5個以上集めると良いでしょう。

記事にしてもらうためには、地道にいろいろなところに売り込むしかありません。自分の地元の新聞社など、取り上げてくれそうなところを探しましょう。

また、今やっているプロジェクトがある場合はそれをネタにし、あなたをフォーカスしてもらえるようにしてみましょう。

O-1ビザ取得へ:弁護士を雇う

ビジネスマン

アメリカでは、労働ビザや国際結婚に伴う配偶者ビザなど、どんなビザの申請にも弁護士を雇うのが普通です。この弁護士費用がビザ申請費用の多くを占めます。高額であればあるほど弁護士が手厚くサポートしてくれます。

相場は5,000~7,000ドル(約60〜80万円)ほどです。このお金はビザが取れても取れなくても返ってきません。そのため、ビザ申請はギャンブルのような面もあるのです。

知り合いから聞いた話では、弁護士がハズレでビザを取れるはずだった人が拒否されてしまったといったケースも……。きちんと話をし、信頼できる弁護士を選びましょう。

とにかく早めの準備を

ビザの申請プロセスには最短で4カ月半ほどかかります。早いに越したことはないので、なるべく早く弁護士とコンタクトを取りましょう。ビザのルールは毎年変更されます。弁護士に確認し、ルールに従って必要なものを集められるようにしましょう。

特に英語が得意でない人には早くから準備することをおすすめします。なぜなら、英語で書かなければいけない書類が山ほどあるからです。

日本語で書かれた書類などもすべて翻訳する必要があります。翻訳は自分で可能ならば自分で行うことも、プロにお願いすることもできます。

また、日本語が話せる弁護士に依頼するのもいいと思います。言語でのすれ違いを防ぐことができます。

※1米ドル=約110円(2018年4月現在)

O-1ビザ取得へ:エージェントやマネージャーを探す

道を進む

エージェントやマネージャーを探すこともビザの申請には必要なステップです。このエージェントやマネージャーがスポンサーとなり、ビザの申請が可能となるのです。

エージェントとは日本でいう事務所で、アメリカではエージェントが仕事を持ってきてくれます。またマネージャーは、俳優と相談しながらどんな仕事を受けるべきか決めるなど、俳優自身のプロデュースをサポートする役割を担っています。

ビザ申請では、スポンサーとはいえエージェントやマネージャーはお金を払う必要はありませんが、ビザ取得後1年、実際に一緒に働かなければなりません

自分で見つけるのが確実

弁護士によっては、追加でお金を払えばマネージャーやエージェントを手配してくれることもあります。しかし、そのマネージャーはビジネスマネージャーで、俳優としての本来の活動はサポートしてくれません。

そのため、今後の俳優としての活動を考えても信頼できるマネージャーやエージェントを自分で探すのが一番です。

中には、外国人が必死になって探しているのを利用して、お金を払えばビザのスポンサーになってあげると声をかけてくるエージェントもいます。どんなに必死でも、決してそういったエージェントやマネージャーにはお金を払わないようにしましょう。

あきらめずにコンタクトを取り続けよう

ロサンゼルスにはたくさんのマネージャーがいます。多くのエージェント、マネージャーを当たれば、あなたのことをスカウトしたい人にめぐり会えるはずです。

例えば、IMDbプロというウェブサイトは、エージェントやマネージャーの一覧を知名度順に掲載しています。ロサンゼルスのエージェント、マネージャーを探すのに使えます。

自分を紹介する短い文章と宣材写真、レジュメを添付し、こつこつEメールを送りましょう。以前は郵送が主流でしたがお金もかかるので、今ではインターネットでコンタクトを取るのが当たり前になっています。

O-1ビザ取得へ:ディールメモを作る

メモ

ディールメモとは俳優としての今後3年間の予定のことを言います。これをアメリカのプロダクション会社から出演の予定として出してもらう必要があるのです。

しかし、これは本当の予定である必要はありません。もちろん、本当の予定であればなお良いですが、今後3年間の予定を作るのは非常に難しいことです。

業界人とつながるチャンスとして利用

ディールメモは、自分の知り合いのプロダクション会社や、 弁護士お抱えのプロダクション会社に作ってもらうことができます。

ただし、弁護士を利用すると追加料金を取られることが多いです。自分の側で準備できると余計な出費も必要なく、業界につながるチャンスもできます。

ディールメモを作ってもらえるプロダクション会社とつながるためにも、とにかくたくさんの業界の人に会えるよう行動しましょう。ネットワークパーティーや現場で会う人とフェイスブックなどでつながり、名刺交換も積極的に行ってみてください。

パワハラ、セクハラには用心を

しかし、ハリウッドで近年問題視されているパワハラ、セクハラには気をつけていただきたいです。

立場を利用してのセクハラをしようと近づいてくる人は残念ながら多いです。誰かと会うときは必ず昼間、公共の場所にして、相手の家に行くなど2人きりになることは避けましょう。

どんなにいい人でも、家でミーティングをすることはプロとして普通のことではありません。

自分の身を守ることが第一

また、アメリカでは犯罪歴がある人はインターネット上で情報が公開されています。実際に会ったことがある人だとしても、一度フルネームをネット検索しましょう。

私も以前、ネットワークパーティーで知り合ったプロデューサーを検索してみたら、犯罪歴のある人だったことがありました。怖くなって、もうその人と連絡を取り合うことはなくなりました。

夢中になって何かを追いかけることは素晴らしいことですが、身の安全が第一です。甘い話に乗せられて我を見失わないようにしましょう。

O-1ビザ取得へ:SNSを充実させる

SNS

これは絶対に必要な要素ではないですが、ビザ取得の確率を上げるのに有効な方法です。またSNSでの活躍が著しく、スポンサー企業がある場合は、インターネット・インフルエンサーとしてビザ申請を行うこともできます。

インフルエンサーとしてビザ申請するための最低ラインのフォロワー数は10万人ほどだそうです。俳優としてビザを申請する場合、そこまでの人数は必要ありませんが、多ければ多いほど人気があることの証明になり、ビザ獲得への良いサポートとなります。

毎日更新してフォロワーを獲得!

最近はフォロワーを購入することもできますが、運営側の規制により購入したフォロワーのアカウントを突然消されてしまったり、購入後アンフォローされたりと、トラブルが後を絶ちません。やはり自力でフォロワーアップです。

私自身もインスタグラムで6万人ほどのフォロワーがいます。フォロワーを増やす近道は毎日クオリティの高い画像を投稿し、フォロワーが求めるカテゴリーの画像のみを投稿することだと考えています。

アメリカで俳優を続けるならビザ更新か永住権が必要

アーティストビザO-1は期限付きのビザです。取得後も長くアメリカで仕事を続けていくには、ビザを延長するかグリーンカードへの切り替えを行う必要があります。その手続きには取得と同じくらいの費用がかかってきます。

ビザのルールは常に変わるので、弁護士と確認しながら慎重に申請準備をしましょう。

まとめ〜それでも目指したい魅力があるのがハリウッド

とても長い大変なプロセスに見えますが、これをやり遂げれば、ハリウッドスターの夢もただの夢ではなくなります。

もちろん、ビザ取得はあくまでスタートラインであり、ゴールではありません。しかし、このビザ取得も申請すれば誰でもできるわけではく、類まれな才能を持っていると見なされた場合のみ与えられます。

申請しても取れない人ももちろんいます。だからこそ、ハリウッドで働くということは特別で、限られた人だけができる仕事なのです。そんな狭き門だからこそ魅力があり、挑戦者が後を絶たないのでしょうね。

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