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インドネシア・マナドへ移住!スラウェシ島マナド生活の5つの魅力とは

マナドのビーチ

インドネシアと聞けば有名な観光地、バリ島を思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし、インドネシアは1万7000以上の島から成り立っている国で、バリ島以外にもたくさんの島があります。この多くの島それぞれに、全く異なる住民たちのキャラクターや宗教、文化があることをご存知でしょうか?

私が住んでいるのはスラウェシ島にあるマナドという町です。今日はこの町の5つの魅力をぜひ紹介したいと思います。

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目次

マナド生活の魅力1. とにかく明るく賑やかな人たち

おしゃべり好きでよく笑う

初めて来た時に私が一番驚いたのは、マナドの人たちのキャラクターでした。近所の人たち、家族、友人同士とよく集まっては、とにかくおしゃべり。

そして面白いことが大好きで、家の中にいても外を歩いていてもよく大きな笑い声を耳にします。見知らぬ人も大歓迎。すぐに受け入れられます。

ここまではインドネシア人ほぼ全てに共通することですが、特にマナド人はインドネシアの中でもかなり寛大でオープンな人たちが多いと思います。

外国人が大好き

私が町を歩いていても、「ダリ ジパン?(日本人ですか?)」といろんな人が声をかけてきます。そして「マカン、マカン(食べていきなさい)」と食事に誘ってくれたり、お土産をたくさん持たせてくれたりします。

市場では値段を現地の人より安くしてくれるところもあります。

実はマナド人は、外国人が大好きな人たちとしても知られているのです。それにはいくつか理由があるのですが、もともとオランダの植民地だったことや、貿易が盛んに行われていたことなどから、外国に対する抵抗がないことがあげられます。

色々な国にルーツを持つ人々

そもそもいくつかの国の血が混じっている人たちなので、顔や肌の色もインドネシア人の中でもっとも多くの人口を占めるジャワ人と比べてかなり違い、色の白い人が多いです。

美人が一番多いのはマナド」とも言われています。

マナド生活の魅力2. クセになる辛い味付け

食べ物

「辛くないと美味しくない」

マナドでは、小さな子どもから年配の人に至るまでみんなが口をそろえてこう言います。つまり、辛ければ辛いほど美味しいということです。

激辛サンバルソース

インドネシアでは島によって様々な食事を楽しむことができますが、すべての場所に共通してサンバルソースというものがあります。唐辛子をメインに、スライスした紫玉ねぎやトマトなどで作る自家製ソースで、どの家にも置いてあります。

ジャワでは大きくて長い唐辛子を使用し、砂糖を少し加えた比較的甘いサンバルを楽しめるのですが、ここマナドでは一番辛い小さくて短い唐辛子を使い、砂糖は一切入れません。

これがとにかく辛いんです。最初に食べた時は涙と汗が止まりませんでした

だんだん美味しくなっていく

地元の人たちは、このサンバルをほぼすべての食事にかけて食べます。魚、豚肉、鶏肉、野菜、本当にほぼ全てにかけます。

他の島から来たインドネシア人たちが辛すぎてお腹を壊したという話をよく聞きますし、私もその一人です。しかし、ずっと食べているとこれがクセになり、本当に美味しいんです。

マナドといったらサンバルが辛いことでも有名だと、他の島の人たちは言います。辛いものが好きな人はマナドの食事を楽しむことができるでしょう!

生き物なら何でも食べる?

他にもマナド人は何でも食べる人たちということで有名です。「4つ足があるものならテーブル以外はなんでも食べる」とあるサイトで読んだことがありましたが、本当にその通りでした。

亀、カエル、ヘビ、トカゲ、猫、犬、コウモリなどとにかく何でもあります。パサールと言われる市場に行くと、日本人は普段食べないものがたくさん売ってあるので、覗いてみると面白いです。

ただ、すべてあのサンバルと一緒に料理されるので激辛です。

マナド生活の魅力3. イスラム教徒とキリスト教徒が尊重し合う文化

十字架

信仰する心は同じ

インドネシア人の約90%はイスラム教徒です。残り10%がヒンズー教徒、仏教徒、そしてキリスト教徒です。ただし、ここマナドではキリスト教徒が60%から70%を占めており、残りの人たちは主にイスラム教徒です。

町の中を歩いてみると、どこもかしこも教会だらけです。多くの人たちは熱心に教会に通っているため、毎週日曜の朝は町が静かになります。

多くの人は「宗教が人を救うのではない、信仰が救うのだ」と言い、ムスリムもクリスチャンもお互いに尊重し合って暮らしています

争わないから治安も良い

例えば、イスラムの人は豚を食べないので、冠婚葬祭で様々な人が集まる時、クリスチャンの食事とムスリムの食事は分けられています。

イスラム教徒が断食をする期間は、彼らの前で食事することに気を遣ったりするクリスチャン側の親切や心配りも見受けられます。

このようにして2つの大きく異なった宗教の人たちが互いに尊重し合い、平和に穏やかに生活しているのもマナドの魅力です。治安もかなり良く、安心して暮らせます。

マナド生活の魅力4. 海で感じる素晴らしい自然

ダイバーの聖地

マナドは穴場のダイビングスポットで、「ダイバーの聖地」と呼ばれています。

有名なのはブナケンと呼ばれる島で、毎日あらゆる国から、またインドネシア国内からも多くの観光客やダイバーたちが、ここでしか見ることのできない魚や海の中の素晴らしい世界を見に訪れます。

マナドの近くにはシラデン島など小さい島もいくつかあり、すぐに船で遊びに行けます。

楽しみ方は多種多様

ダイビングができない人でもスノーケルで十分楽しむことが可能です。海ガメや、蛍光に輝くピンクや黄色や青の魚たちと一緒に泳げます。わざわざ船に乗って沖に行かなくても、海岸から泳いでスノーケルできるのも最高です。

また、一定の時間になると潮が引いて姿をあらわす島もあり、その島に立つと360度海を見渡せます。

ゆったりと過ごしたいなら、それぞれの島にはリゾートホテルがいくつもあります。値段もピンキリで、安いところだと日本円で1泊2,000円からあります。

このような島にすぐに遊びに行けるのもマナドならではの魅力です。

マナド生活の魅力5. 山で出会う珍しい動物たち

タルシウス

マナドの町から車で2時間ほど行くとタンココ自然保護区があり、タルシウスと呼ばれる世界最小の手乗りザルを見ることができます!体長10センチから20センチと片手に乗せられるサイズで、目がギョロっとしていてとってもかわいいです。

タンココ自然保護区で夕方から始まるツアーなどに参加すると、夕方から夜にかけて密林を歩きます。山に入ると、その山がヤシの木で成り立っていることに気づきます。

タルシウス以外にも、七色に輝くトカゲやカラフルな鳥にも出会うことができ、ジャングルを歩いて探検しているような気分になります。

海に加えて山を楽しむのもマナドの有名な遊び方の一つです。

まとめ~広い視野を与えてくれる町

海や山といった手つかずの自然、陽気で寛大なマナド人たちに囲まれての生活はとても居心地がよく、毎日さわやかな気持ちになります。

日本とは大きく異なる食文化や宗教観などがあり、マナド人と話していると気づかされることや考えさせられることも多いです。

マナドは幅広いものの見方を教えてくれ、人間として大きく成長できるよう助けてくれる町だと私は感じています。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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