世界有数の大都市ニューヨーク。
その華やかでスタイリッシュな響きに、きっと憧れを抱く人も多いはず。政治や文化のみならず、数多くの分野で世界をリードし、たくさんの流行が日々生み出される、実にエネルギッシュな都市です。
様々な人々が行き交うニューヨークには、きっと憧れを抱いてやって来た人も多いはずです。かくいう私もその一人ですが、そこで生活することの楽しみとは、一体何なのでしょうか。
今回は、私が実際に住んでみて分かったニューヨーク生活のリアルな魅力についてお伝えいたします!
ニューヨークでの刺激的な出会いの数々
人種のるつぼと称されるだけあって、実に様々な人がいるのが超大都市ニューヨークです。
そのバラエティーは想像を軽く超えます。国籍はもちろんのこと、仕事、学校、家族、趣味など、どこをとっても一人一人が個性的であることはニューヨークならではの特徴でしょう。
こんな人今まで出会ったことない、という人がほとんどなので、出会いそのものがまさに刺激的。世界各国からニューヨークに集まってくる人は大きな目標を持って来ているので向上心もとても高く、優秀な人と出会えることは本当に貴重な財産です。
日常のちょっとした会話がウィットに富んでおり、みんな心に余裕があるように感じます。また、親切で優しい人が多いことも魅力です。
初めて出会う相手、たとえば通りすがりの見知らぬ人に対してさえ挨拶をしたり、重い荷物をさっと持って運んでくれたりといった気遣いがあり、丁寧で親切に接してくれる方が多いと感じます。
袖触れ合うも多生の縁、という精神はひょっとして日本以上にニューヨークに当てはまることなのかもしれせん。
ニューヨークの壮大なスケールと景色
これが本物の大都市だ!と見せつけんばかりに、とにかくあらゆるもののスケールが半端じゃありません。
東京がミニチュアに感じられるというのもあながち嘘ではなく、初めこそ驚きが止まりませんが、慣れてきたらその快適さがやみつきになります。
ニューヨークと聞くといわゆるマンハッタンのあるNew York Cityをイメージしますが、実はそれはニューヨーク州のごく一部にすぎません。
州全体は、北はナイアガラの滝があるカナダとの国境近いところまで縦長に伸びており、その大きさはなんと北海道と九州を足した面積、という具合に、規模がまたすごいんですね。
南北に長い広大な土地には自然豊かな場所も多いため、都会のスケールもさることながら、あちこちに広がる壮大な景色に触れる楽しみは尽きません。
ニューヨークのエキサイティングな食文化
世界各国からもたらされた食文化が融合し、次々と新しいグルメが生み出されるのも大きな魅力です。食に対するアンテナに敏感な人が多いため、ニューヨーク発祥のメニューが世界中で人気を博しているのもうなずけます。
集まる人が多様な分、その多様性に応えるために多くのバリエーションの食が提供されていることも嬉しいです。カスタマイズのバリエーションも、店員さん覚えられるの?と思えるほど多く、自由度の高さもすごいです。
最近はオーガニック食材やヘルシーな和食も注目されているのでお店が増えていて、体にあう食材が探しやすいのも嬉しいですね。最近では日本のラーメン店も人気があり、出汁のきいたメイドインジャパンの一杯を味わえるのも面白いです。
ニューヨークの日常的な芸術体験
ニューヨークを語る上で外せないのがやはり芸術でしょう。
メトロポリタン美術館やニューヨーク近代美術館、美術館や博物館の数は大小あわせて100以上とも言われています。これは世界的にもとても多く、選りすぐりの芸術や文化作品と出会える体験はニューヨーク生活の醍醐味です。
しかも中には入館料が1ドルや無料のところもあり、リーズナブルに入れるのも嬉しいポイントです。
それからなんと、館内では撮影が許可されていることが多いので、名画の隣で記念写真、なんてことができるのも実に太っ腹ですよね!館内はもちろん、外観の建築を見る楽しみも尽きないのがニューヨークの芸術体験です。
ニューヨークでの価値観と視野の広がり
よく聞く話ですが、日本ではおなじみの「空気を読む」や「本音と建て前」といったコミュニケーションは英語にはありません。
その分、相手としっかりと向き合い、その人のことを理解しようとしながら、ストレートに意見を交わすというのがこちらのスタイルです。年齢や性別、そのようなことで一方的に判断されることはありません。
仕事の仕方も、絶対こうでなければいけない、というようなルールに縛られる気風はなく、常識的にモラルを守れば、やり方はかなりの割合で自分で決めることができます。
どのような場合でも、必ずその人自身をリスペクトする精神があり、評価されるのは実力です。その分厳しさもあり、日本との違いに戸惑うこともありますが、何より効率的で平等だと感じます。
自分だけの考えや価値観だけにとらわれるのでなく、常に異文化を受け入れながら生活していくことは、自分自身の価値観と視野を広げるために本当に大切だと思います。
まとめ
きっと、住めば都以上の街、それがニューヨークです。
とても5つに絞れないほど魅力は尽きませんが、多様であり自由なニューヨークでの出会いや発見の一つ一つが、
いろいろな角度から私の人間としての成長を後押ししてくれているように思います。
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