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アメリカ生活に潜む身近な危険!アメリカ生活ヒヤリハット実話!

アメリカ

日常生活のささいなことですら、真新しく刺激的に思えるのが海外生活の楽しみです。特に、海外生活を始めたばかりの人にとって、その刺激はかなりのものでしょう。

私も渡米して間もない頃は、毎日が新鮮な驚きと発見の連続でした。ただし!そんな刺激の中には、時に大きな「危険」が潜んでいる……ということも忘れてはいけません。

異文化の中で開放的な気分になっていると、つい気が緩み、危機管理のアンテナが鈍くなってしまうもの。今回は、私が実際に体験した、アメリカ生活ヒヤリハットについてお届けします。

目次

アメリカ生活で体験したマリファナ入りブラウニーの衝撃

ブラウニー

いきなり凄いタイトルですが、これこそ私が最初に体験した忘れもしないヒヤリエピソードです。

留学中、私の住んでいたキャンパス内のシェアハウスでは、週末によく友達を呼んでパーティーをしていました。ある日のパーティーのこと。その日は試験後だったこともあり、会場はいつも以上に盛り上がっていました。

深夜3時すぎ。激しくドアをノックする音で目を覚まし、何事かと起き上がると、「これ作ったの。食べてみて!」とハウスメイトが何やら黒いかたまりを差し出してきました。

彼らはだいぶ酔っていて、私はよくわからないままにそのかたまりを受け取りました。

翌朝。その正体がブラウニーだと分かったので食べようと包みを開けた瞬間、何とも言えない変なにおいが……。それもそのはず。実はこのブラウニー、タイトルの通り、マリファナ入りだったのです。手作りだと思って危うく口にするところでした。

アメリカでは若者の違法ドラッグがよく問題視されますが、まさかこんな身近に危険があるとはと、とても恐ろしく感じました。

暗がりのライブ会場は超危険

ライブ会場

これも大学キャンパス内での話です。その日は年に1回の学校のお祭り(文化祭のようなイベント)があり、バンドを呼んだライブが開催されました。

全席スタンディングの会場は超満員。照明を落とした暗い会場に、観客がひしめき合って今か今かと始まりを待っていました。

そんな中、私のすぐ近くにいた一人が、おもむろにタバコのようなものを吸い始めたのです。徐々に煙が立ち込め、よく見ると隣の人も順に回し吸いしているではありませんか!

暗がりの中に浮かぶ恍惚の表情は、それが違法ドラッグだということを物語っていました。一緒にいた友人と思わず顔を見合わせ、身震いしたのを今でもよく覚えています。

お酒を置いたまま席を離れる時は要注意

お酒

これは友人から聞いた話ですが、海外でバーやレストランなどのお酒を出す店に出かけた際、とりわけ不特定多数の人が大勢集まるようなクラブなどでは本当に気をつけておかなければいけない点です。

お酒を飲んでいる途中、ちょっとトイレに行こうとあなたが席を離れたほんの少しの隙に、グラスにポチャリ、と怪しいものを入れるような、とんでもない人がいるのです。

もちろん、それは違法ドラッグや睡眠薬など、身の危険が脅かされるような恐ろしいものです。そうなってしまったら最後、これは本当に命の危険につながります。

お酒を飲むとつい気が緩んで、危機管理のアンテナが効かなくなってしまう、などということがあってはいけないと強く思わされます。

アメリカでは治安の悪いエリアには立ち入ることさえNG

治安の悪いエリア

海外の街を歩いていると、たった一本通りが違うだけで、その場所の雰囲気がガラリと変わって驚くことがあります。

さっきまで明るく人通りも多いと思っていたのに、気づくとどこか暗い陰のあるような雰囲気のエリアが突然現れて、あわてて引き返す、なんてこともあったりします。

私の住むニューヨークにも、いくつかそのような場所があり、たとえ昼間であっても治安の悪いと言われるエリアには立ち入らないことが肝心です。

日本人の女性が一人で歩いていると、それだけで狙われる危険性はかなり高いといえます。犯罪の被害者にならないためには、たとえ慣れた場所であったとしても、単独行動はなるべく避けたいものです。

屋外でお酒を飲んだら逮捕される?!知らないとまずい法律

ビーチでビール

海外生活に限らず、旅行で訪れたとしても必ず押さえておきたいのは現地の法律です。

え、法律?!そこまで必要なの?と驚かれるかもしれませんが、海外には日本の感覚では信じられないような(きっと逆も然り、なのだとは思いますが)法律が存在するのです。

例えばニューヨーク州では、庭やテラスなど以外の屋外で酒類を飲むことは法律で禁じられています。

日本では、仕事帰りにちょっと缶ビール飲みながら、なんていうサラリーマンの方を多く見かけますが、ニューヨークでそれをすると、酒類の没収は当たり前、逮捕されてしまうケースもあるのです。

それだけではありません。

私は以前、誕生日に友人からプレゼントでお酒をもらったことがあります。とても綺麗な色のお酒だったので、それを見ながら、大事に抱えて持ち帰ろうとした私に、友人からの「ちょっと待った!」がかかりました。

それもそのはず。ニューヨークではお酒類は屋外で飲むことも禁止ですが、むき出しのまま持ち歩くことも禁じられているのです!

思えば、よく洋画で茶色い紙袋が登場しますが、あれはお酒が入っていたりするんですね。それにしてもまさかそんな法律があるなんて、と知っててよかったヒヤリハットでした。

まとめ

ポイント

異国の地で開放的な気分になることは、たしかに海外で生活する大きな魅力だと思います。

しかし忘れてはならないのは、海外での生活はいつも危険が隣り合わせだということです。日常の何気ないところにも、あなたの身の危険を脅かすようなものが潜んでいるといっても過言ではありません。私自身、それを身をもって実感してきました。

自分の身は自分で守る」この鉄則は世界中どこへ行っても変わりません。危機管理のアンテナをしっかりと張ってこそ、有意義で安全な海外生活を楽しむことができるはずです!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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