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オーストラリアで転職を成功させよう!面接までの6ステップ

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チャレンジ

オーストラリアは転職社会です。ポジションアップや給与アップを目指す人は、転職してステップアップしていきます。

また、オーストラリアでは新卒の一斉採用はありません。新卒者の多くは初めに契約社員となり、経験を積んでから正社員へ応募します。このような理由から、労働市場は常に流動的だと言えます。

では、オーストラリアで転職するためには何を準備し、どのように転職活動すればいいのでしょうか。会社との面接までにやらなければいけないことを6つのステップに分けて解説します。

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1. オーストラリアでの転職前にキャリアの棚卸をする

スキル

なんだ、日本の転職と同じじゃないか、と思うかもしれませんが、まずこれがオーストラリア転職準備の出発点となります。

単純に、○○会社のXX部にいた、ではなく、実際にそのポジションでどのような仕事を担当し、どのような工夫をしたか、そしてどのような成果をあげたのかを、著作権や個人情報、機密漏洩に抵触しない範囲で数字を交えてわかりやすく全部書き出してみましょう。

またこのときに、次のステップである英文レジュメ(履歴書・経歴書)作成時に便利なように、時系列で一番新しいポジションから古いポジションへと書いておくとよいでしょう。

ポイント

あなたがどこに所属していたかは重要ではありません。実際にそこで何をして、どんな工夫をしたか、その結果はどうだったのかが相手に伝わることを意識しましょう。

2. 英文レジュメ(履歴書・職務経歴書)基本形を作成する

考える

先のステップで職務経歴の棚卸ができたら、次はそれを基にして英文レジュメの作成にかかります。

英文レジュメ(以下レジュメ)は、日本の履歴書と職務経歴書を足したようなものです。

定型フォームなし、A4で2~3枚程度

レジュメには定型が存在しません。それだけに、あなたのセンス、英語の語彙力や文章力が問われます。

分量はA4サイズの用紙2~3枚以内にまとめましょう。

また、学歴よりも職歴を先に書きます。職歴は新しいものから古いものへと、時系列で書くパターンが一般的です。

テンプレートや作成例が日本の転職サイトにも掲載されているので、書き始める前にそれらを読み、全体のイメージをつかみましょう。掲載されているテンプレートを利用してもいいですね。

年齢・性別・写真は不要

最初に以下を書きます。

  • 氏名
  • 住所
  • 連絡先メールアドレス(携帯電話のアドレスではない方が好印象。またGmailなどの場合、アドレスにアソビ感や子どもっぽさがある場合には、プロフェッショナルらしいメールアドレスを新規に取得すること)
  • 自宅電話番号
  • 携帯電話番号

生年月日や性別は書きません。写真の添付も不要です。オーストラリアでは、年齢や性別、外見による差別を排除することが企業に強く求められているので、それらは必要ないのです。

志望動機は空欄に

次に、志望動機を書く欄を設けておきます。ここでは、内容は白紙のまま「Object:」の見出しだけ入れておきましょう。

どのように書くかについては後述します。

一番重要な職歴

さて、いよいよ職歴部分です。まず、最も新しい経歴の

  • いつから働いているか
  • 会社名
  • 部門、ポジション名

以上3点を大きめの文字サイズで記載します。太字にしても良いでしょう。

実績は簡潔に、直近の職歴を手厚く

続いて、棚卸の結果からこれまでの職務で実際に自分が「したこと」を簡潔に記載していきます。現職の場合は現在形で、それ以前のものは過去形で書くのが一般的です。

この際に、アピールしたい成果や強みと思われるキャリアを先(=上の方)に書きましょう

似たような仕事を過去の複数社で経験している場合、内容が高度にプロフェッショナルなもの、または応募するポジションに近いものは直近の職歴(=レジュメの最初に書く会社)に、そうでないものはその仕事を経験した最初の会社の職歴とします。

職歴は最新の会社のものを手厚く、古い会社のものは主なものだけを選んで書きます。

アクティブワードを文頭に

採用する会社側は、レジュメからあなたの「能力」「経験」「スキル」を知り、募集しているポジションに本当にふさわしい人かどうかを事前に判断したいと思っています。

そのためレジュメでは、アクティブワードと言われる動詞を文頭に持ってくることが必須です。これによって、あなたが過去に何をしたかが一目でわかるからです。

こちらも日本の転職WEBサイトでどんな動詞が適切かが紹介されているので、参照してみてください。

最後に学歴、資格・特技を

学歴は職歴の後に書き、特に応募するポジションに関係する場合、または求められている場合以外は最終学歴だけを記載するのが一般的です。

さらに、持っている資格、特技なども記載します。日本の履歴書のように趣味を書く必要はありません。

ポイント

レジュメは転職の鍵。わかりやすく簡潔に、相手の印象に残るように書きましょう。できれば各項目は1行に収めるのが理想的です。

3. オーストラリアでどう働くのか自己分析し志望動機を書く

分析

レジュメの作成を進めるうちに、自分の過去のキャリアがわかってきたと思います。

そこで次に、どんな仕事をしてどんなポジションで働きたいか、働くことができそうか、自己分析しましょう。自分の過去の実績、英語力を総合して考えることが大切です。

さらに、なぜ今のポジションから転職したいと思っているのかも考えましょう。それが「Object:」の欄に記入する志望動機となります。

ネガティブ理由はNG

志望動機の欄には「現在の会社では待遇が悪いから」「周囲となじめないから」などのネガティブな理由は厳禁です。

また、気をつけなければいけないのは「御社の将来性に惹かれて」という理由はオーストラリアでは通用しないことです。あくまで自分を採用することでどのように会社にメリットがあるかを中心に考えます。

学歴と職種の関連性も重視される

日本と大きく異なる点として、オーストラリアでは学歴と職歴の関係性が重視されます。

例えば日本では、文学部出身者が営業担当になることはごくあり得るケースです。

しかし、オーストラリアでは「なぜ文学を専攻したのにセールスをしたいのか?それならば、なぜセールス・マーケティングや経営学を学ばなかったのか?」と問われてしまうことがしばしば起きます。

一貫したキャリアを築いているかもポイント

さらに、営業、経理、総務、また営業というように、一貫した分野でキャリアを積んでいないと「自分が何をしたいのかわからない人なのでは?」という印象を与えてしまいます。

過去のことは変更できません。志望動機を書くにあたっては、あなたが何を学びそれをどうやって職場で活かした・活かせるのか、さまざまな分野で働いたことでどのような気づきがあり、今回のポジションの応募にどのように役立つのかを考えましょう。

ポイント

自己分析では、自分がしたいことよりもできることを見極めましょう。そして、自分を採用すれば会社にどんなメリットがあるのかを中心に志望動機を考えることが大切です。

4. オーストラリアの求人情報を探す

チェック

ここまでできたら、実際に求人情報を探してみましょう。先に行った自己分析に基づいて仕事を探します。

インターネットを使い、Linked-in、 AllJobs、 Careerone、 Indeedなどの企業系からAustralian Job Seekerなどの政府系まで、各種サイトで実際にどのような仕事があるのかを調べます。また、新聞もあなどれません。求人欄をざっと見るだけでも勉強になります。

そして、だいたいこんなポジションに応募したいという像が描けたら面接の練習をします。

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5. オーストラリアで仕事を得るために面接の練習をする

面談

もう面接の練習?と思われるかもしれません。しかし、オーストラリアでの転職、特に企業への転職はほとんどがエージェント経由です。まずはエージェントとの面接で好印象を与えなければ、その仕事を紹介してもらうことすらできないのです。

そのため、エージェントに連絡する前に面接の練習をしておく方が良いでしょう。できれば友達や家族に面接官役になってもらい、実際に近い形でシミュレーションしておきたいところです。

練習すべき内容

エージェントから必ず出される質問は、

  • なぜこのポジションに応募したのか?
  • なぜ自分がこのポジションにふさわしいと思うのか?

です。

これらに対して自分の考えを簡潔に、しっかりと述べてアピールできるようにしましょう。また、これ以外にも突飛なことを質問されることがあるので、そういった場面も想定して準備します。

もし、今回の仕事が仮に不採用となったとしても、エージェントに好印象を残せばまた別の仕事を紹介される可能性もあります。その点も意識しましょう。

応募したい仕事が見つかればレジュメを手直し

面接の練習の傍らで、応募したい具体的な求人が見つかったら、作成したレジュメの基本形を見直します。

応募するポジションに役立ちそうな経歴を上の方に移動させ、相手の目に留まるようにします。書き足してさらに厚みを持たせてもいいでしょう。その際、あまり関係のない経歴は削除してもかまいません。

ポイント

面接の練習は早めに始めましょう。エージェントに「この人なら自分の会社から紹介する人材としてふさわしい」と思われなければ、そのポジションを紹介してもらえません。

また面接の練習を念入りにしておくと、会社での本番の面接対策にもなります。

6. オーストラリアの転職エージェントにコンタクトを取る

連絡

いよいよ応募したいポジションが決まったら、それを担当するエージェントに連絡します。

そして、サイト上に電子版のレジュメを記載しなければならない場合には、前章で修正した、応募するポジション向けのレジュメの内容を記載します。

または、別途メールでレジュメを送付してほしいといわれることもあります。その場合には、連絡に対するお礼のメールとともに、早々にレジュメを送付しましょう。エージェントも同じポジションを複数の会社で競い合っている場合があるので、早いレスポンスが好まれます

エージェント面接

エージェントの書類審査に通ったら、メールまたは電話で連絡があります。そして簡単な面接が設定され、そこで初めて担当者に会い、応募する会社の名前やポジションの詳細などが知らされます。

エージェントとの面接であっても、服装はビジネススーツを選びましょう。

エージェントは一般的にとてもフレンドリーです。ただし、彼らと会うのも選考課程の一部であることを忘れないでください。

握手

先にも述べましたが、必ず質問されるのが「どうしてこのポジションに応募したいのか?」です。求められる回答の一例は、

今の職場の人間関係は良好で、仕事も楽しいです。けれどもそろそろ一段上の仕事にチャレンジしてみたくなったので、このポジションに応募しました。

この会社の『○○○○』(=会社のポリシー)に共感するところがあり、ぜひこの会社の一員として働きたいと思っています。

という前向きなものです。

給与など条件面についての質問はしない

求人広告にすでに給与が書いてある場合でも、この段階でこちらからエージェントに「もっと交渉できるか」などを聞いてはいけません。エージェント側から、具体的に給与について希望はないかと聞かれたら答えましょう。

企業の本番面接でも同様に、相手から聞かれない限り給与や待遇に関して質問はしないこと。これは、給与や待遇面だけに興味のある応募者という印象を与えることを避けるためです。

給与に関しては、本番の面接が終わり採用がほぼ決まった段階でエージェント経由で希望額を伝えられる場合もある、という程度に考えておきましょう。

ポイント

エージェントの担当者は、フレンドリーさの裏で冷静にあなたを観察しています。雰囲気にのまれず、簡潔に、できるだけ明るく答えましょう。

オーストラリアの公的機関応募にはカバーレターを

最後に補足です。

州政府機関や学校など公的機関の求人の場合は、エージェントを通さない直接応募がほとんどです。応募要項に指定された方式で担当者にレジュメを送ります。

このとき、エージェントを介さず直接自分を相手に売り込むためのツールとして、レジュメにカバーレターをつけましょう

カバーレター作成のポイントは、職歴を網羅せず、応募するポジションに関連のある経験を中心に、簡潔にわかりやすくまとめることです。また、カバーレターと履歴書のフォントをそろえると、一層プロフェッショナルらしくなります。

カバーレターの書き方も、日本の転職サイトに例があるので参考にしてください。

まとめ〜レジュメは常にアップデートしておこう

チームマーク

ご紹介したステップを経ていよいよ応募先企業との面接に臨むことになりますが、ここまでの準備で最も大切かつ大変なのはレジュメの作成です。

実は、多くのオーストラリア人はレジュメを常にアップデートしています。なぜなら、これは!というポジションを見つけたときに素早く応募できるから。のんびりしていると思われているオーストラリア人の意外な一面です。 

あなたも彼らと競争して希望の転職をするために、折に触れてレジュメをアップデートしてください。よりよいポジションを得て、よりよい人生を送れますように。Good luck!

※これからオーストラリアでの就職を目指す方は以下の記事をどうぞ。

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藤本薫子(ふじもと かおるこ)

藤本薫子(ふじもと かおるこ)

投稿者プロフィール

オーストラリアなど約10年の海外生活・海外就職を経て、ライター兼日本語教師。国内・海外を問わず旅行計画の立案・手配に燃える。読書と文章書きに生きがいを感じる愛犬家。

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