海外で働く夢を実現!海外駐在員を経てアメリカに転職

ヨット 駐在員

海外就職に憧れてはいるけれど、英語には自信がないし本当に実現できるのだろうかと、最初の一歩を踏み出せない方も多いかもしれません。

私は日本企業に勤めていた間に3回の海外勤務のチャンスを得て、今はアメリカで転職し仕事をしています。この記事では、私が海外で働きたいと思った理由や、それをかなえるまでの経緯、実際に海外で働いてみて感じることなどをお伝えします。

海外就職や海外転職を考えている方にとって参考になれば幸いです。

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海外で働く夢を実現する前

海外駐在前に日本企業で行っていたのは、世界各国にある拠点や子会社の経理業務や資金繰りの取りまとめ、決算作業です。わかりやすく言うと、海外専門の経理部・財務部みたいなものでしょうか。

時差がある上に決算の締め切り期限が厳しかったため、月末月初や期末は夜遅くまで働いていました。

それまで留学や海外生活の経験は一切なく、英語での書類を読み解いたり、現地の方とメールや電話をするのにかなり苦労しました。

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海外で働く夢を叶えたいと思った理由

道

先輩の話に刺激

私のように全く海外経験のなかった者がなぜ海外で働こうと思ったのか、それは海外で活躍された先輩の話を聞いて刺激されたことが一番の理由です。

その方は大学の先輩だったのですが、イランやサウジアラビアなど中東エリアの第一線でお仕事をされていました。その先輩の海外勤務が終わって日本に戻って来られた時に一緒に食事をし、お話を聞かせてもらいました。

その中で、文化や言葉の全く違う国で働くことの気苦労や、プロジェクトが成功した時の達成感を知り、海外の仕事はなんてスケールが大きいのだと感動しました。この時、自分もぜひ海外で働いてみたいという情熱が湧いてきたのです。

海外で働く夢を実現するための英語力とは

先輩とお会いした後、英語の勉強を始めることにしました。

私は全く英語ができなかった種類の人間です。新入社員時に会社にてTOEIC受験をしたのですが、その時の点数は350点程度でした。

しかし、自分で英会話学校に通ったり(自腹でした……結構出費した記憶があります)、勤務時間中に英語学校通学のチャンスをもらうという幸運もあったりして、会社が定める海外駐在の基準点(700点)をなんとか超えることができました。

英語力よりも大切なもの

「海外で働くために英語力は必要か」は永遠のテーマだと思います。英語力があるに越したことはありませんが、海外で働けるかどうかは英語力だけで決まるものではないと私は断言できます。

実際、英語圏であっても英語が母語でない方が多く住み、きちんとした英語を話している人々はわずかです。

英語力よりも、海外で起こるあらゆる事態を受け入れられる寛容な心を持つ人や、あらゆる考え方・文化を受け入れることができる多様性を持った人が、海外で働くことに向いていると私は考えます。

海外で働く夢はアメリカ駐在として実現

景色

最初の海外勤務は日本企業の海外駐在員として、アメリカ・カルフォルニア州に赴任しました。

アメリカでの主な業務は、全米各州に散らばっている事務所から毎月の会計報告を取りまとめ、日本向けに加工して日本の本社に送ることでした。

また、アメリカの取引先から会計情報を取り寄せる業務や、英文の契約内容のチェック、損益管理、現地スタッフの給与や採用に関わる人事など幅広い業務に携わりました。

当時の年齢は20代後半でしたが、日本での業務より一段階も二段階も上の責任ある仕事をさせてもらえました。

海外で働く夢が叶い世界の広さを実感

ビーチ

日本を出てみて、世の中にはさまざまな価値観を持った人がいるということがわかりました。日本には移民が少なく、国民のほとんどが日本語をしゃべり日本文化を理解しています。しかし、これはある意味特殊な環境かもしれません。

私が住むアメリカには、中国語やスペイン語しか話せない年配の移民の方も多くいます。もともと移民が集まってできた国なので、あらゆる文化が混じり合い新たな文化を生み出しています。

このような環境では一つの価値観で物事を考え伝えることはできません。世界は広いのだなとつくづく痛感します。

海外で働く夢を実現させるために必要なこと

レストラン

あきらめずにチャンスを探す

夢はあきらめず、海外で働くことが決まった自分を常に思い浮かべて日常生活を送るようにしてください。私のように全く英語がしゃべれなかった人間にも実現できました。海外で働く機会を得るチャンスは必ず近くにあります。

まずは、実際に海外勤務経験のある方の話を聞いてみましょう。その中に、海外で働くヒントやきっかけがあるかもしれません。英語が苦手だからといって英語の勉強ばかりしていても、海外で働くチャンスは訪れない可能性があります。

苦労を覚悟しておく

また、海外で働くことは短期滞在である海外旅行とは全く違うことも認識する必要があると思います。海外で働くためには、生活基盤も海外に移さなければなりません。

家の契約や車購入、銀行口座開設など、日本で当たり前のようにできていたことが思い通りにできず、苦難を味わうこともあるでしょう。しかし、これも人生の糧、良い経験だと思い、何事も前向きに考えることが大切です。

まとめ~海外で働く夢はかなえるもの!

日本での忙しい毎日に追われていると、海外で働くということに現実味がないかもしれません。ですが、一歩を踏み出さなければ憧れは憧れのままで終わってしまいます。

繰り返しになりますが、チャンスは意外なところにあるものです。努力を怠らず、あきらめずに追い続けていれば、夢は必ず実現します

慌ただしい日々の中で一度立ち止まり、これからの人生と、その中で自分が本当にしたいことをあらためて考えてみてはいかがでしょうか。

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