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サンディエゴへ移住!夫は研究員、妻がJ-2ビザで仕事をする方法

メガネ

夫は現在、アメリカのカリフォルニア・サンディエゴにあるカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の研究員として働いています。

夫のビザは交流訪問者用のJ-1ビザです。妻の私はJ-2ビザで、J-1ビザの保有者が米国に滞在中に同行することを希望する配偶者および21歳未満の未婚の子どもに与えられる特殊なビザです。

私は、サンディエゴに渡る前にフルタイムの仕事をしていました。渡米後、数ヶ月は生活の基盤を整えるのに忙しくしていましたが、最近は生活にも慣れてサンディエゴで働きたいなと思うようになりました。

この記事では、J-2ビザの保持者がアメリカ・サンディエゴで働くためのステップをご紹介します。参考にしていただけたら幸いです。

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目次

サンディエゴで働くために労働許可証(EADカード)の申請

J-2ビザ保持者のアメリカでの就労は可能です。ただし、必要書類をアメリカの移民局へ送り、労働許可証(EADカード-Employment Authorization Document)を取得する必要があります。

また、就労の理由が夫の給料が少ないからというのは認められません。あくまでも自分自身のキャリアや生活の質の向上のための就労でなければ認められないようです。

EADカードの取得のために以下の書類が必要になります。

※最新の情報を必ずご確認ください。あくまで参考程度にご覧ください。

必要書類

  • I-765申請書
  • 証明写真
  • 手数料
  • J-1主要外国人が現状を維持している証拠(DS-2019のコピー・I-94 など)
  • この雇用許可書からの収入は、J-1主要外国人を支援するために使用されないという証拠(カバーレターなど)
  • あなたが現在ステータスを維持している証拠(パスポート 顔写真とビザのページのコピー・戸籍謄本原本・戸籍謄本 英訳など)
  • 以前認可されたJ-2雇用期間の証拠(該当する場合)

上記の書類を揃えて、移民局へ郵送します。許可がおりるまでに個人差があり、人によっては半年以上かかる場合もあるようなので早めの就労を希望の方は、渡米後すぐに申請を出すことをおすすめします。

書類が受理されると、自宅にEADカードが届きます。運転免許証のような顔写真付きのカードです。このカードが届いた時点で、正式にアメリカで就労することができます。

サンディエゴの日本人の仕事事情

日本食レストラン

アメリカで働こうと思った時、1番心配なのは英語力ではないでしょうか?でも、安心してください。サンディエゴには、日本人がたくさんいます。日系のお店もたくさんありますので、英語がペラペラに喋れなくても職があります

具体的には、日本食レストランのサーバーや日系スーパー・雑貨店でのレジ打ち・品出しなどです。それらのお店の求人チラシには「英語に自信がなくても大丈夫!」と書いています。時給は1,300円以上が一般的のようです。

サンディエゴでの日本人向けの仕事の探し方

フリーペーパー

日本人向けの仕事の探し方ですが、4つの方法があります。

店舗内のチラシを見て応募

日本でもおなじみの方法ですが、求人チラシがお店に貼られていることがよくあります。疑問点があればすぐにその場で聞くことができるので、とてもシンプルかつ1番分かりやすい方法かと思います。

日系スーパーなどに置いてあるフリーペーパーの求人欄で探す

こちらも日本でおなじみの方法ですが、日系スーパーの入り口などにおいてある情報冊子内に求人ページがあります。

日本人向けのフリーペーパーなので、雇用主は日本人の方を求めているかと思います。現地の外国人に比べて採用の確率も高くなります。

日系掲示板

インターネットで探す方法です。日本人向けのコミュニティサイトには、よく求人の掲示板があります。

サンディエゴタウン・サンディエゴゆうゆう・びびなびサンディエゴにも求人のページがあります。サンディエゴタウンだけでも、25件の求人が掲載してありました。※2019年1月現在

1番お手軽で数件ある中から比較して応募ができるので、最も自分にあった仕事が見つかりやすい方法かもしれません。

転職エージェントを活用

求人の数は少ないですが、登録すると非公開の求人を紹介してもらうことができます。しっかりとした職探しをしたい場合や現地の情報などを知りたいときに活用してみると良いでしょう。

手間のかかる英文履歴書の作成も手伝ってもらうことができます。

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サンディエゴで労働許可証(EADカード)が届くまでにできること

パソコン

EADカードが手元に届くまで、できることをご紹介します。

日本のアウトソーシングサービスを利用して仕事を探す

EADカードがなければアメリカで働くことはできませんが、日本からの仕事を受けることはできます。例えば、ECサイトへの商品登録やブログ記事の作成などです。これらはアウトソーシングサービスを利用して応募することができます。

仕事につけた時のことを考えて英語力を磨いておく

日系のお店だからといっても、同僚やお客さんが全て日本人とは限りません。英語でコミュニケーションが取れるにこしたことはないので「今は働けない時期」と割り切って英語力を磨かれることも1つの方法かと思います。

カリフォルニア州サンディエゴのCE制度とは

教室

仕事に必要なスキルを無料で学べる

せっかくアメリカに来たのだから日系のお店ではなく現地の企業で働きたいと思っている方におすすめなのが、カリフォルニア州が運営しているCE制度です。San Diego Continuing Educationといい、日本でいう職業訓練校のようなものです。

移民のための英語講座だけでなく、10のカテゴリーから好きな講座を受講することができます。例えば、飲食店経営志望者のための料理講座、OLのためのワード・エクセル講座などがあります。

キャリアカウンセリングなども行なっているので、ビジョンはあるがどのように進めていったらいいか迷っている方は一度、CEの事務局へ行かれることをおすすめします。

まとめ

今回は、J-2ビザ保持者がサンディエゴで働く方法をご紹介しました。J-2ビザの就労は実際問題なかなか難しいかと思います。理由は、滞在期間がほとんどの場合数ヶ月から5年と短いことと雇用契約の更新が1年ごとであることが多いためです。

また、出産や子育てなど人生の大事なライフイベントに重なることもあります。私自身は渡米してまだ4ヶ月しか経っていないので、EADカードの申請をしつつ英語の勉強と仕事についての情報を集めたりしています。

女性の仕事と家庭の問題はどこにいってもつきものです。どの選択をしてもどこにいても女性が自信をもって生活できますように……。この記事が1つの選択肢の参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

2018年夏、研究職の旦那さんと一緒にカリフォルニア・サンディエゴに移住が決定!20代後半の主婦。楽しみ半分&心配半分。
でも、楽しまなきゃ損!ということで現地の様子・感じたことをブログで配信中。少しでも皆さんのお役に立てますように♪

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