サンノゼの気候や気温は?ベストシーズン、天気、服装も徹底解説【アメリカ】

サンノゼ アメリカ生活・移住

シリコンバレーの中心地として有名なサンノゼ市。サンフランシスコ・ベイエリアの一部でもあり、通称サウスベイと呼ばれています。サンフランシスコから約77キロメートル南下した場所に位置し、車で約1.5時間かかります。

サンフランシスコ観光と合わせて、アップルやフェイスブックなど有名IT企業の見学に訪れてみるのはいかがでしょうか。

今回はサンノゼ在住日本人が気候や気温、訪れるのにいいベストシーズンをご紹介します。※1ドル=約110円

サンノゼの年間気候・天気は?

飛行機からの風景

一年を通した気候

サンノゼは地中海性気候のため、日本のような四季がありません。雨が全く降らず乾燥した晴天が続く夏(乾季)と、しとしととした雨天と晴天を繰り返す冬(雨期)の2つの季節があります。

年間の平均晴天日数が301日もあり、一年全体を通して晴天が多い恵まれた天候です。

夏・乾季(5月から10月)

雨が全く降らず、雲一つない晴天の日が続きます。日差しがとても強く乾燥するため山の草木が黄色に変色します。毎年カリフォルニア州で大規模な山火事が起こるのもこの時期です。

冬・雨季(11月から4月)

年間平均降水量は402mmです。この雨量のほとんどが冬の間に降ります。

しかし日本の梅雨のように雨雲が数日にわたって空を覆い雨が降り続けるということはまれです。一日のうちで晴天と雨天を繰り返す変わりやすいお天気が雨季の特徴です。そのため、虹を見ることもよくあります。

海外就職求人サイト
海外就職

サンノゼの気温は?

空

夏・乾季(6月から10月)

乾季の平均最低気温は13度から14度、平均最高気温は26度から28度です。とても過ごしやすい日々が続きます。

一年で一番暖かい月は7月ですが、毎年、8月から9月の間にインディアンサマーと呼ばれる一時的な暑い期間が訪れ、最高気温が30度を超える日が1、2週間程度続きます。

しかし、湿度が低く乾燥しているためエアコンがなくても快適に過ごせます。そのためこのエリアではエアコンがない家が多いです。

冬・雨季(11月から2月)

雨季の平均最低気温は5度から7度、平均最高気温は14度から18度です。最低気温が0度を下回る日も年に数回ありますが、雪が降ることは10年に一度あるかないかというほどまれです。

中間期(3月から5月)

雨季から乾季への変遷時期で、平均気温が15度から18度と日本の春の気候に似ていてとても過ごしやすいです。山の緑が青々と輝き、様々な花が咲きあふれエリア全体がとても美しいです。

サンノゼのベストシーズン

サンノゼ

ベストシーズン8月とその理由

サンノゼを訪れるベストシーズンは8月です。なぜなら気温は20度台と暖かく過ごしやすい乾季でありながらも、7月と比べてホテルやレンタカーの費用が割安だからです。

サンノゼのハイシーズンは7月で、一番のローシーズンは11月です。スタンフォード大学の卒業式がある6月やクリスマスホリデーシーズンである12月は比較的ホテルやレンタカーが高くなる傾向にあります。

ベストシーズンに訪れたいおすすめ観光スポット

おすすめスポット:ウィンチェスター・ミステリー・ハウス

ベストシーズンに合わせてぜひ訪れてもらいたいのが、カリフォルニア州の歴史的重要建造物として一般公開されている「幽霊屋敷」です。

銃ビジネスで財を築いた実業家ウィンチェスターの未亡人サラが建てた屋敷で、彼女が死亡する1922年9月までの38年間、止むことなく増改築工事が続けられました。

霊媒師の言いなりになっていたサラ婦人は、ウィンチェスター銃で死んだ人の悪霊を払うためにノンストップで豪奢な屋敷の増改築を続けたと言われています。

部屋数は約160、暖炉が47個あり、一度屋敷の中に入るとガイドがいなければ外に出られないという立体迷路の珍建築物です。

入場料が20ドル(約2,200円)と少々お高いですが一見の価値があります。

基本情報

  • 名称:ウィンチェスター・ミステリー・ハウス
  • 住所:525 South Winchester Blvd, San Jose CA 95128
  • アクセス:ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港から車で12分
  • 営業時間:9時から(閉館時間は要問合せ)
  • 電話番号:1-408-247-2101
  • 公式サイト:https://winchestermysteryhouse.com/

サンノゼでの服装は?

服

暖かい時期(6月から10月)

Tシャツ、ジーパンというカジュアルな服装が最適です。

晴れている暖かい日でも日陰や店舗内に入ると肌寒いということが多いため、羽織ることができる薄手のジャケットやカーディガンを携帯することをおすすめします。日差しが強いため紫外線から肌を守る効果もあります。

寒い時期(11月から2月)

日本の冬場に活躍する防寒着の準備が必須です。日本で着ているコートをそのまま持ってきても問題ありません。地元の人にはノースフェイスなどアウトドアブランドのダウンジャケットが人気です。

日によっては暖かくなることもあるので、かさ張らず保温効果が高いウルトラライトダウンジャケットが重宝します。また、雨天の日が多いため、多少ぬれても支障がない靴を選びましょう。

雨季から乾季への変遷時期(3月から5月)

朝晩でも冷え込むことはあまりなく、一日の温度差が少ないです。長袖のシャツまたは薄手のサマーセーターがおすすめです。寒がりの方には薄手のジャケットがあればより快適です。

季節別の注意点と持ち物

保湿クリーム

夏の注意点

日差しが降り注ぐ暖かいカリフォルニアのイメージで服装を準備し、短パン、ビーチサンダルで観光をしていると風邪をひいてしまいかねません

一年を通してTシャツ、短パンという現地の方をよく見ますが、旅行者はまねをしない方がいいでしょう。

日本と逆で夏の方が冬より乾燥します。日焼け止めクリームだけではなく、スキンローションやリップクリームなど乾燥対策用品を準備しておきましょう。

冬の注意点

折りたたみ傘を持参すると雨天時に重宝します。多少の雨でも現地の人は傘を差しません。そのため、日本のように気軽に傘を買える場所を探すのが大変です。

レインコートやパーカーなどで体を濡らさないようにする工夫も必要です。旅行中に雨に濡れると、体調を崩しやすくなるので要注意です。

まとめ

サンノゼの夏は日本と比べると天国のように過ごしやすい環境です。雲一つない突き抜けるような青い空とカラリとした空気。すぐにでも手が届く海や山の大自然が、私たちをもてなしてくれます。

世界屈指のIT企業が本社を置くサンノゼ。この過ごしやすい気候が街の繁栄に寄与していることは間違いありません。なぜなら世界中からの移住者を魅了してやまない理由の一つに、この気候があるからです。

蒸し暑い日本から、避暑地としてサンノゼ旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

海外求人

あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)

【アメリカ求人】アメリカ就職を未経験からでもねらえる!転職エージェントまとめ

アメリカで働くには?アメリカで就職・転職をしたい日本人が転職前に知っておきたい11のこと

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で