ワシントンDCの気候や気温は?ベストシーズン、天気、服装も徹底解説

ワシントンの春 アメリカ生活・移住

アメリカの首都・ワシントンDCは日本の仙台と同じくらいの緯度に位置しています。「寒波やブリザードで政府機関が閉鎖」などのニュースが日本でも報じられるので、ワシントンDCは寒いところというイメージが強いかもしれません。

冬の寒さばかり取り上げられがちなワシントンDCの気候ですが、四季がはっきりしていて春、夏、秋もちゃんとあります。今回はワシントンDCの気候や気温、ベストシーズン、天気、服装をご紹介します。

ワシントンDCの天気

ワシントンDC

ワシントンDCの天気は温暖湿潤気候で、日本のように四季がはっきりとしています。

春(3~5月)と秋(9~11月)

春(3~5月)と秋(9~11月)は、おおむね日本と同じように過ごせます。雨が時々降りますが、頻度は日本より少ないです。

夏(6~8月)

夏(6~8月)は日本よりも湿度が低く、暑くても不快感はあまりありません。しかし、スコールの降る日が週に数回あるので、特に午後の外出には注意が必要です。スコールは約1~2時間ほどで終わります。

冬(12~2月)

冬(12~2月)は晴れの日と雨やくもりの日が半々くらいです。暖冬の年は雨が多く、雪はシーズン中に2~3回程度です。市内は除雪剤が大量に撒かれているので道路に積もることはあまりありません。

反対に、寒波が来ているときは激しい雪や強風で交通機関が運休することがあります。

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ワシントンDCの気温

ワシントンDC

四季の特徴

四季がはっきりしているので気温も季節によって差があります。以下、季節別に気温と特徴を紹介します。

日中は暖かいことが多いですが、夜間は気温がガクッと下がります。3月は寒く、最低気温が3~5℃、最高気温が10~20℃です。4月は最低気温が10℃で最高気温が20℃前後、5月は最低気温が15℃、最高気温25℃まで上がります。

6~8月は最低気温が20℃前後、最高気温が30~33℃くらいです。一番熱いのは8月ですが、35℃を超えることはめったにありません。

9月は暑さが残りますが、10月から11月にかけて気温がどんどん下がっていきます。9月の最低気温は18℃くらい、最高気温は30℃いかないくらいです。

10月になると最低気温が10℃で最高気温が20℃、11月は最低気温5℃、最高気温15℃まで下がります。

冬は日本の本州よりも寒くなります。12月の気温は0~10℃ですが、年が明けると氷点下の世界です。

1~2月の最低気温は-1~5℃、暖かい日は5℃くらいまであがります。他のアメリカ北部の都市よりは暖かく、外出できるだけ過ごしやすいと思います。

また、近年は異常気象なのか、真冬に20℃を超す真夏日が1、2日ありました。

ワシントンDCのベストシーズン(4月・5月)

桜

ベストシーズン

ベストシーズンは春、特に4~5月です。4月は桜、5月はツツジなどの花が咲いていてとても華やかです。4月の夜間は寒いことがありますが、気温は15~25℃で雨も少なく、青空の下で過ごすことができます。

4月

4月は「全米桜祭り(National Cherry Blossom Festival)」やイースターがあるので、それに関連した小さなイベントがよく開催されています。

5月

5月は「パスポートDC(Passport DC)」が各国の大使館で行われます。これはDCにいながらにして各国の文化や飲食物を体験できるイベントです。

桜祭りもパスポートDCもワシントンDCならではのお祭りです。

参考URL

ワシントンDCでの服装

春~秋

基本的に日本と同じ格好で大丈夫です。室内では冷房が効いていることが多いので、博物館など室内で過ごす時間が長いときは羽織るものを持ってくることをおすすめします。

市内には色々な国出身の人がいるので、日本でしか流行っていない格好をしていても他のアメリカの都市より目立ちません。

日中でも気温が氷点下になる日があるので、厚手のコートにマフラーや手袋、帽子などの防寒具が必要です。雪が降っている時はスノーブーツもあった方が良いでしょう。

ただし、ホテルやアパートの室内は日本よりも暖房が強いです。日本の冬に使っていた室内用の防寒着は全く使っていないほど暖かいので、室内では温度調節がしやすい恰好の方がおすすめです。

ワシントンDCへの持ち物

雪のワシントン

春~秋

夏だけでなく、春と秋も日本に比べて日差しが強いのでサングラスと日焼け止め、帽子が必要です。

市内外に川や野山がある自然が豊かな環境なので、暖かい蚊やダニなどの害虫にも気をつけなければいけません。街のお店で虫よけを購入することができます。アウトドアで過ごす場合は特に用意した方が良いでしょう。

また、暑い日は夕立も来るので折り畳み傘や合羽があると便利です。

気温が氷点下になると肌が露出している部分が痛いほど寒いです。コートだけでなく、マフラー、手袋、耳当て、帽子、ブーツなど、露出を抑える防寒具をつけている人が多いです。

室内は暑いくらい温められていることがあるので、屋内で過ごす予定がある時は軽量タイプの防寒着や防寒具をまとめて入れられるバッグがあると便利です。

また、暖房で乾燥するのでリップクリームやハンドクリームなどの保湿剤も携帯しておくと良いでしょう。

まとめ

寒さが目立つワシントンDCですが、住んでみると日本のように四季がはっきりしていることに気が付きます。

冬はとても寒いのでひきこもりがちになりますが、その分屋内での余暇を楽しみ、春~秋の屋外でのイベントに積極的に参加するようになって、季節ごとの過ごし方にメリハリがつくようになりました。

大雪や強風で交通機関が止まりやすいのが難点ですが、学校も会社もしっかりお休みになります。悪天候でも出勤しなければいけない日本での生活と比べると、DC生活の方が厳しいとは言えないと思います。

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