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アメリカ人は朝が早い?仕事スタイルを公開!

アメリカ

世界を牽引する経済大国アメリカ。アップルやマイクロソフトなど世界の超一流企業を生んだ国は、きっと働き方も日本と異なる点があり、アメリカ人が実際にどのような仕事の仕方をしているのか興味を持っている人もいるのではないでしょうか。

アメリカで働いた経験があり、現在もこの国に住む私から、アメリカ人の仕事スタイルについて具体的にご紹介していきたいと思います。

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目次

アメリカ人は朝早くに仕事を始める

道路

朝早く出社するアメリカ人は結構います。理由はいくつか考えられます。

朝の渋滞を避ける

アメリカは車社会なので、ある特定のエリアを除いてほとんどの人が車で通勤しています。渋滞を避けるため午前6時や7時前に出社して働いている人も結構います。日本で満員電車を避けるために早く出社するのと同じ発想です。

電車の始発時間が関係ないので、日本では想定できないぐらい早く出社し、朝の5時ごろに仕事のメールを送ったりする人も中にはいます。

電話もなく、来客もない時間帯は一番仕事がはかどります。静かなオフィスで効率的に仕事ができることも早朝出社の理由の一つです。

家族との時間を大切にする

また、早く帰って家族との時間を大切にする人が多いです。アメリカでは、子供を学校に迎えに行ったり、夕飯は家族と一緒に食べて一日の出来事を話したりと、家族との距離が近いです。

フレックスでの8時間勤務が一般化しているので、お昼休憩を取らずに8時間勤務して早く帰ることも可能です。朝が早い分、午後の3時や4時に退社する人もいます。

アメリカ人はオフィスでも家でもよく働く

パソコン

アメリカにも祝日はありますが、日本と異なり、どの日を祝日として会社を休みにするかを企業ごとに決める傾向にあります。多くは年間10日程度を祝日に設定していて、数では日本よりだいぶ少ないです。

また有給休暇の日数も、実はアメリカ企業と日本企業ではそれほど変わりません。違いは全てを消化しようするか、全く消化しない(できない)かです。

自宅で残業?

アメリカ人はオフィスでも働きますが、家に帰ってからも働く人が結構います。どこにいても仕事ができる環境にあるので、オフィスであろうと自宅であろうと関係ないわけです。

日本では働き方改革で労働時間を厳しく設定しようとしていますが、アメリカでは自分自身で勤務スタイルを決めることが多いです。自宅で仕事をしている時間を加えると、実はアメリカ人の方が日本人より働いているかもしれません。

アメリカ人にとっても仕事上のお付き合いは重要

ゴルフ

アメリカ人は仕事以外にビジネス上のお付き合いなどしないと考えている人がいるかもしれませんが、実は仕事以外でも取引先と交流する機会はあります

ただし、日本のように休日や平日の夜といった仕事外の時間ではなく、平日の勤務時間内に仕事の延長としてイベントを行います。例えば、平日の日中にランチ会を設定したり、金曜日にゴルフのコンペを行ったり。

仕事のお付き合いであれば平日の業務時間内であっても構わない、というのが一般的な考え方のようです。

通常の仕事以外の部分でのお付き合いによって取引先との交流を深めるというのは、日本の仕事のやり方と同じですね。

アメリカ人は交渉好きでプレゼン上手

部屋

納得できるまで交渉

アメリカ人は交渉が好きというか、自分自身が納得するまで相手の言い分を受け入れることはあまりしません。

日本人は全体最適を好むので、大枠で妥協できれば交渉を終わりにしようとしますが、アメリカ人は細部であっても納得いかない部分があれば交渉終了を受け入れません

個人的にこれは教育の違いであると感じていて、相違点の大小に関わらず、納得のいくまで議論をする文化が根付いているのでしょう。

プレゼンは得意技

人前でプレゼンや発表をすることについて、アメリカ人は長けています。これは日本人はかないません。小さい頃から学校でどのようなプレゼンが効果的かを学び、実践していることが、社会人になってから日本人との差として出ていると考えられます。

また、ユーモアのセンスを織り込むことも非常に上手です。日本ではユーモアを取り入れるとふざけていると思われがちですが、アメリカでは逆に聴衆者を笑わせられないと、プレゼンとしては成功したとはいえないようです。

アメリカでは共働き家庭がほとんど

お金

日本でも夫婦共働きが増加してきていますが、アメリカでは以前から共働きが一般的で、家庭のことも夫婦で分担するのが当たり前です。

子供の送迎や学校のイベントのために男性が半休を取ったり早退したりすることもよくあり、家庭のことについて会社側が何か注意をすることはまずありません。

アメリカでは、仕事も家庭も両方尊重するという考えが浸透しています。

まとめ~一生懸命働くのは自分自身のため

部屋

アメリカでは、会社のためというよりは自分自身のために働いている人がほとんどであると感じます。

日本ではプライベートを犠牲にしてでも会社に忠誠心を示す傾向にありますが、アメリカ人は独自のライフスタイルや仕事スタイルを最も尊重しようとします。

もしアメリカで就職したり出張したりする機会があれば、アメリカ人と日本人の働き方の違いを比べてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

アメリカ在住。米国カリフォルニア州サンフランシスコ、英国ロンドン、米国ハワイ州にて経理、財務、総務の仕事経験あり。

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