世界中の人が使用するLINEやTwitter、Facebook。もちろん、タイ人も大好きです。おそらくですが、日本人よりもSNS好きなんじゃないか?と思うほど、タイ人はおしゃべり、ゴシップ、共有というようなことが好きなように感じます。
そんなタイ人がSNSでよく使うのが「55555」。この数字の羅列にはどんな意味があるのでしょうか。タイ人と結婚し、バンコクに移住した私から、SNS上でタイ人との仲が近くなる55555をご紹介します。
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タイ人のほとんどが何らかのSNSを使っている
バンコクに移住して半年、恥ずかしながらタイに来るまでLINEすら使用せず、のほほんとSNSとはほぼ無縁な日々を過ごしていました。
挨拶代わりに「SNSやってる?」
移住してまずタイ人に聞かれたことは、「LINEは?」「Facebook持ってる?」です。ものすごく気軽に聞かれるのです。「やっていない」と言うと、「どうやってあの日本で生きてきたの?」と真顔で聞かれる始末。
それぐらいタイではSNSが浸透しています。
日本での生活はというと、会社と自宅の往復、友人とは直接会って会話をすることに重点を置いていた私。そういえばLINEもFacebookもやったことがないと気づきました。
SNSを使って家族で情報を共有
タイ人は一般的に家族仲がとても良く、家族LINEを作っている家庭がとても多いです。私の夫の家族ももちろんグループを作っていて、家族みんなで情報を共有しています。
週末にみんなで昼食を食べることが多いのでその時間や場所の相談、姪っ子・甥っ子の写真、旅行先での家族写真などなど、たとえ些細なことでも常に連絡を取り合い共有しているような気がします。
70歳近いお義母さんもLINEに参加しており、返信が早くてこちらがビックリしたほどでした。
早速SNSを使い始めてみたものの・・・
タイでは老若男女みんなが使用するLINE。また、ほとんどのタイ人がFacebookのアカウントを持っていて、持っていない人を探す方が大変なくらいです。
お店ではそうしたSNSに付随した特価サービス、ポイントアップなども多く見受けられます。そこは日本と一緒ですね。
流れに乗って早速LINEのアカウントを取得し友人達に報告すると、毎日毎日「大丈夫?」「何か困っていることはない?」と連絡をくれ、タイ人の優しさ+面倒見がいい国民性に心を打たれました。
ただ一つ、彼らがよく使う「55555」の意味だけが分からないままでした。
タイ人がよく使う55555は(笑)という意味だった
語学学校に通い始めて「55555」の意味がようやく判明。これは日本語の「(笑)」と同じです。タイ語で5は「ハー」といいます。つまり55555とは、ハーハーハーハーハーでハハハハハと笑っているという意味になるのです。
初めはなぜみんな5ばかりを送ってくるか分からなかったのですが、そういうことかと納得したのでした。
また人によっては、ドンマイなど慰めの言葉として55555を送ってきます。決して(笑)だけではなく、慰めの際におちゃらけてみせるという使い方もされているそうです。
なお、5の数は人それぞれで「55」でも「555555」でも意味は一緒ですが、多い方が「笑」が多いニュアンスではあるようです。
タイ語ができなくても55555が使えれば親しくなれる
ある日、夫のお兄さんから連絡事項がきて、いつものようにLINEで日常のたわいもない会話をしていたのですが突然、僕は嬉しいよ!君はもう立派なタイ人だよ!といわれました。
さて、どういうことなのでしょうか?何のことかと聞いたら、55555の使い方だよ!と。
どうやら55555を日本の(笑)と同じように使っているだけで、親しみ感がより増したそうです(まだタイ語が思うように読めない私は、家族からは英語で連絡をいただいているのですが)。
決してタイ語がうまく話せなくても、書けなくても、55555を使ってちゃんとコミュニケーションが取れているじゃないか!と、なんだか褒められたのです。若干大げさにも思いますが、褒め上手なお兄さんに感謝した一日でした。
55555は親密な間柄の証
タイの友人に聞いても「私達の文化に少しでも馴染もうとしてる感じが出ているし、55555ができれば笑い話も真剣な話もできる間柄になったということだよ」と言われました。
確かに昨日、今日会った方に(笑)と送る人は、日本人でもよっぽどのことがない限りいないですよね。やはり初めはどんな人なのか分かるまで、お互いの話をするところから始まります。
それは万国共通です。
まとめ~現地の人と上手にコミュニケーションを
これからタイやバンコクに来る方、移住や就職など理由はそれぞれ違うと思いますが、現地のタイ人と連絡を取り合い情報を共有する場面はおのずと出てくると思います。
そんな時に、「55555」を使って少し笑いをミックスさせてみてください。現地ならではの方法で相手を和ませることも、海外では大事なコミュニケーションの一つになるはずです。
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