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スペインでかかる生活費ってどれくらい?計算してみた

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計算

海外に住むとなった場合、やはり生活費がどれくらいかかるのか気になりますよね。スペインで生活費がどのくらいかかるのかを計算してみました。

これから仕事や留学でスペインへ来る人は参考にしてみてくださいね。

スペインでの生活費は地域によって差がある

スペイン

日本もそうですが、スペインでもやはり都会は生活費が高くなります。私の感覚では、バルセロナが一番物価が高そうだなというイメージがあります。そして首都であるマドリッドも、田舎と比べると物価が高いです。

具体的に言うと、スーパーで売られている野菜、お肉、飲み物等の食料品であったり、サンドイッチ等の調理済の食べ物、バスや電車の運賃、バルのコーヒー一杯、タパス1皿の値段、そしてピソ(アパート)の賃貸料などです。

そのため、「スペインの生活費はこれだ!」とは一概には言えないのですが、おおよその感覚として捉えていただけるようご紹介します。参考として日本円を記載していますが、2017年(121.5円/1ユーロ)で計算しています。

スペインの家賃相場

部屋

生活に欠かせないもの1つ目は、住むところです。スペインでピソを借りる場合の、家賃相場を見てみます。

ピソをシェアするか、一人で借りるか

日本でも最近はシェアハウスや友達と同居する人が増えてきましたが、それでも一人暮らしをしている人の方が多いと思います。スペインでは、学生や未婚の社会人はピソをシェアしている人が圧倒的に多いです。

部屋はもちろん一人一部屋ありますが、サロン(リビング)やキッチン、バストイレ等の設備は共有して使います。一人暮らしの物件を借りるよりも、はるかに安価な料金で借りることができます。

光熱費の取り扱いは確認しておこう

光熱費やインターネットWiFiの費用は物件によって取り扱いが異なります。

光熱費とインターネットWiFi費用全て込みで家賃が設定されている物件もあれば、水道代とインターネットWiFiの費用のみ込みの場合や、全ての光熱費とインターネットWiFi料金は請求書に応じてピソの住人間で均等割りする、という物件もあります。

スペインは日本と比べると光熱費が高いです。

例えば3人のピソの住人間で費用を均等割りした場合、1ヶ月で水道代はひとり頭40ユーロ(約4,900円)程度、電気代は50ユーロ(約6,100円)程度、ガスは20ユーロ(約2,400円)程度です。

こうなると、光熱費の合計は1ヶ月あたり100ユーロ(約12,500円)を超えてきます。インターネットWiFiにかかる費用は契約している会社にもよりますが、10〜20ユーロ(約1,200円〜2,400円)程度になると思います。

ピソをシェアする場合の家賃

部屋

ピソをシェアする場合、おおよそ家賃は200ユーロ〜400ユーロ(約24,300円〜48,600円)/月程度です。光熱費やインターネットWiFiの費用が含まれていない場合は、それらの費用が追加となります。

家賃はピソの立地や、部屋の条件(サイズ、窓があるか等)、シェアする同居人の数によってかなり差があります。あまりに安い物件は何かしらの悪条件があったりします。

例えば、立地が悪い、とても狭い、シェアする人数に対してバストイレが少ない(5人の住人に対してバストイレが1個、など)というところは、値段に見合う条件なのかよく確認しましょう。

個人的な経験からの意見ですが、最低でも水道代は家賃に含まれている物件をおすすめします。

日本人は基本的にきれい好きなので、毎日シャワーを浴びるし、洗濯もこまめにします。一度汗を書いて湿ったTシャツを乾かしてもう一回着る、などする人はいないと思います。

スペイン人や、諸外国の人はシャワーを毎日浴びなかったり、同じ服を何日も着たりするので洗濯物が少なかったりします。そのため、シャワーや洗濯の頻度が多い日本人が多く水を使っているように思われてしまうことがあります。

水道代込みの物件であれば、シャワーや洗濯の頻度を気にしなくて済みますので、水道代込みの物件をおすすめします。

なお、水道代込みだからと言って水をジャージャー使っていいということではありません。スペインは日本と異なりあまり雨の降らない国なので、水は貴重な資源です。

冬に寒いからと言ってバスタブにお湯を張ったりすると、一気に水道代が上がって大家さんに注意されるかもしれませんので、水は大事に使いましょう。

一人暮らしの場合の家賃

一人暮らしの場合は、おおよそ350ユーロ〜600ユーロ(約42,500円〜73,000円)/月です。一人暮らしの場合は光熱費やインターネットWiFiの費用が含まれていないことが多いので、プラスでそれらの費用がかかると思ってください。

ピソをシェアするのと比較したら、光熱費やインターネットWiFiにかかる負担は大きくなります。

ピソをシェアする場合は、ベッドや机等の最低限の家具が揃っていますが、一人暮らしの場合は家具がない場合もあります。家具がない場合は自分で揃えないといけなくなりますので、初期費用がかかります。

保証金(confianza)の支払い

住居を契約する場合は、基本的にconfianzaと呼ばれる保証金を支払います。これはピソにある何かを壊してしまった等の際の支払いに充てられるもので、大体家賃1ヶ月分であることが多いです。

インターネットで同居人を募集しているケース等では、そこに保証金について記載がされています。

大家さんや部屋の貸主によっては、「confianzaはもらわない」としている人もいますし、インターネットには保証金は家賃1ヶ月分と記載されていたけど実際に会ってみると「家賃0.5ヶ月分でもいいです」言われることもあります。そのあたりは適当なようです。

スペインの家賃まとめ

  • ピソをシェアする場合(光熱費込み):250ユーロ〜500ユーロ(約30,400円〜60,800円)/月
  • 一人暮らしの場合(光熱費込み):450ユーロ〜750ユーロ(約54,700円〜91,100円)/月

スペインでかかる食費

食材

生活に欠かせないもの2つ目は、食べ物にかかる費用です。基本的には自炊した方が安いので、外食をどれくらいの頻度でするのかによって費用に差が出ます。

スペインは野菜が安い

日本と比べるとスペインは野菜がとても安いです。

例えばトマトが2kgで2ユーロ(約244円)、ジャガイモが1kg1.5ユーロ(約183円)、玉ねぎ1kg1ユーロ(約122円)といった値段でスーパーや市場で売られています。スーパーよりも市場や、街中にある八百屋(frutería)で購入すると安いです。

スペインは豚肉が安い

お肉は豚肉が安いです。鶏肉や牛肉はあまり日本と値段が変わらない感覚ですが、豚肉は日本より安いと思います。1kgあたり3.5〜4ユーロ(約430円〜490円)くらいの値段で売られています。鶏肉は1kgあたり5.5〜8ユーロ(約670円〜980円)程度です。

スペインは魚が高い

日本にマグロを輸出しているのはスペインなのに、何故か魚が高いです。例えば切った状態で売られているサーモンは1kgあたり16ユーロ、日本だったらサーモン1切れ100円くらいのイメージですが、こちらだと1切れ150〜200円くらいの感覚で売られています。安い魚はタラ(bacalao)やイワシ(sardina,boquerón)等です。イワシは2〜3ユーロ/kgでスーパーで特売されていたりするので、安いですね。

バルで一杯

食べ物

学校や仕事が終わった後にちょっと一息、友達と待ち合わせ、ちょっとお茶しようよとなった等で、かなり頻繁にお世話になるバル。

私のいるセビリアではカフェ・コン・レチェ(ミルク入りコーヒー、スペインで一番飲まれているカフェ)を1杯頼むとおおよそ1.2ユーロ(約145円)です。市の中心部で観光客が来そうなバルだと1.5ユーロ(約183円)くらいだったりします。

ビールも同じく1杯おおよそ1.2ユーロ(約145円)です。

バルでの外食

たまには友達とバルで食事をしたいですよね。日本のレストランと異なり、スペインのバルでの食事はとてもリーズナブルです。(マドリッドやバルセロナ等の観光中心地を除く)

観光地の近くにある観光客向けのバルは割高ですが、街中にある地元の人が行くようなバルに行けば5ユーロ〜10ユーロ(約600円〜1,200円)でタパスとビールを楽しむことができます

スペインの食費まとめ

基本的には自炊をメインとして、月に何回かはバルでお茶したり、友達とバルで食事をしたりすることを想定すると、1ヶ月の食費はおおよそ100ユーロ〜200ユーロ(約12,100円〜約24,300円)となるでしょう。

1ヶ月の食費に200ユーロ使っていたら結構豪勢な食事をしているイメージです。私は概ね100ユーロ程度で収まっています。

スペインでかかるその他の生活費

日用品

日用品にかかる費用

スペインの日用品は業務用かと思うくらい大容量で売られています。

洗剤やトイレットペーパー等の日用品はピソの同居人とお金を折半して購入する形になると思います。シャンプーやコンディショナー、ボディソープ等は好みが分かれるかもしれないので、自分で購入することが多いと思います。

1ヶ月あたりおおよそ5〜10ユーロ(約600円〜1,200円)程度です。

交通費

私は徒歩またはセビリアの市が運営しているレンタサイクルSEVICIを利用しているので、ほとんど交通費がかかっていません。セビリアのレンタサイクルSEVICIは年間35ユーロ(約4,300円)です。

セビリアのバスはバスカードで払うと1回の乗車が0.7ユーロ(約85円)です。レンタサイクルSEVICIが1ヶ月あたり3ユーロ(1ヶ月あたり)として、1ヶ月でかかる交通費は5ユーロ(約600円)程度です。

マドリッドやバルセロナのような大きい街の場合は、メトロやバスに乗る頻度が多いと思います。定期券を購入したとしても1ヶ月にかかる交通費は20ユーロ(約2,400円)程度かかるでしょう。

スペインのその他の生活費まとめ

日用品にかかる費用を10ユーロとして、交通費が20ユーロとすると1ヶ月でかかるその他の生活費は30ユーロ(約3,700円)です。

スペインの携帯代

携帯代

旅行ではなく留学や仕事でスペインに滞在する場合、スペインの携帯電話を契約すると思います。プリペイド式の携帯電話を契約する場合、1ヶ月でかかる費用は10ユーロ〜30ユーロ(約1,200円〜3,700円)程度です。(端末代含まない)

24ヶ月契約をする場合は、1ヶ月で約30〜50ユーロ(約3,700円〜6,100円)程度となるでしょう。

参考:

スペインでかかる美容費・交際費

ショップ

スペインには安くてかわいいファッションブランドがたくさんあるので、どうしても洋服を買いたくなると思います。シーズンごとに買う洋服代、女性であればコスメ代も見積もっておく必要があります。

毎月かかるものではありませんが、私の場合は1ヶ月あたりで計算するとおおよそ10〜20ユーロ(約1,200円〜2,400円)程度です。

参考:

友達とどこかに遊びに行く時には交際費がかかります。夏であればビーチに遊びに行ったり、お友達の家に呼ばれてお土産を持って行ったりします。毎週遊びに行くものではありませんが、1ヶ月あたり10〜20ユーロ(約1,200円〜2,400円)程度見ておけば良いと思います。

美容費・交際費の合計は1ヶ月あたり20ユーロ〜40ユーロ(約2,400円〜4,900円)程度になると思います。

スペインの保険・医療費

医療

スペインに滞在するには保険に入らなければいけません。

日本の留学生が入れる保険にはMAPFREがあります。MAPFREの保険は、スペインで発生する医療費をまかなってくれる内容となっています。

MAPFREの保険は加入者の年齢によって金額が異なります。例えば独身33歳の私が現在加入しているプランは年間650ユーロ(約79,000円)です。

MAPFREの保険は、MAPFRE指定の病院であれば医療費を負担してくれます。薬にかかる費用は支払わなければいけませんので、病院に行った際に処方される薬や、日々の生活の中で薬局で購入する薬の費用を見積もっておきます。

医療にかかる費用は毎月かかるものではありませんが、1ヶ月あたりになおすと5ユーロ〜10ユーロ(約600円〜1,200円)程度になると思います。

MAPFREの保険費用と薬代等を合計すると、1ヶ月あたりの保険・医療費は50ユーロ(約6,000円)程度です。

スペインの学校にかかる費用

学校

仕事ではなく留学で滞在する場合、学校の費用がかかります。大学なのか、私設の学校なのかによって費用にはかなりの差があると思います。

例えばセビリアにある語学学校に通う場合、1ヶ月あたりの授業料は400ユーロ〜600ユーロ(約55,000円〜73,000円)です。

スペインでかかる生活費まとめ

計算

ここまでに見積もったスペインの1ヶ月あたりの生活費を合計してみます。分かりやすくするために、各項目の値は平均値を入力しています。

項目 ユーロ 日本円(121.5円=1ユーロ計算)

  • 家賃:350ユーロ(約42,500円)
  • 食費:150ユーロ(約18,200円)
  • その他生活費:30ユーロ(約3,700円)
  • 携帯代:20ユーロ(約2,400円)
  • 美容費・交際費:30ユーロ(約3,700円)
  • 保険・医療費:50ユーロ(約6,000円)
  • 学校の費用:500ユーロ(約60,800円)

合計 1,130ユーロ(約137,300円)

上記は1ヶ月あたりのおおよその生活費なので、1年であれば13,560ユーロ(約165万)となります。

日本で生活するよりは安く生活できそうではないでしょうか。特に食費と学校にかかる費用は日本よりかなり安く済ませられると思います。

マドリッドやバルセロナ等の人気観光地の中心部で生活する場合は物価が異なりますので、上記の1.3〜1.5倍くらいのイメージを持っていただいた方がいいかと思います。

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