ドイツ・ベルリンのバイオ系研究所に就職!日本とは根本的に違う環境を求めて選んだ海外就職の道

研究所 インタビュー

海外就職を考えている人や実行する人は、日本の職場や働き方に窮屈さを感じている人が多いのではないでしょうか。

ドイツ・ベルリンで就職した園田さん(男性・32歳)もそんな一人。それまで働いていた日本の職場に閉塞感を覚え、海外就職を選びました。現在はベルリンのバイオ系研究所に勤務し、給料は月2,700ユーロ(約316,000円)です。

どうやって就職先を探したのかや、実際にドイツで働いてみて感じる日本との違いなどについて伺いました。

※1ユーロ=約117円

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ドイツで働こうと思った理由

海外に職を求めた理由として一番大きかったのは、それまでの日本の職場の文化に閉塞感を覚えていたという点です。何か根本的に違う環境に身を置いてみて、自分がどこまでできるか試してみたいと思いました。

また、今後のキャリアのことを考えた際、海外で色々な人に揉まれた方が自分にとってプラスになるのではないかとも思ったんです。

さらに、もともとヨーロッパというところに漠然とした憧れを持っていたので、できたら一度そこでの生活を経験したいと思いました。

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ドイツ就活は日本からのメール送信でスタート

就職先を探すため、志望するドイツの職場のいくつかに日本からメールで履歴書等を送り、そこで働きたい旨を伝えました。

特に知人のつてのあるところは、知人からも紹介状を送ってもらいました。

色よい反応があったところとSkype等で話し合い、最終的に現地ドイツを訪れて、どこにするか決定したんです。

ドイツで仕事を始めて本業に集中できるようになった

日本との違いはまず、仕事中に雑務があまり回ってこない点です。仕事が細分化されていて、それぞれの分野にプロがいるので、本業とあまり関係ないルーチンワークのような作業はその人たちがやってくれます。

その結果ストレスが減り、本業に向けるエネルギーが増えて、生産性が上がったのではないかと思います。

ドイツでは仕事における個々の独立性が尊重されている

ドイツでは事務手続きひとつ取っても、基本的に担当の人間は一人しかいません。仮に複数人が共通の職務範囲を持っている場合でも、実際の担当者は各件について一人だけです。

しかも、仕事の処理の仕方は個々人でバラバラで、他の人の仕事の仕方について周りは「我関せず」という態度を取ります。

結果として、各人が自分の裁量で自由に仕事ができる反面、しばしば成果物の品質がほとんど保証されないということになります。

これを最初に理解したとき、これがヨーロッパで言うところの「自律的に仕事をする」ということなのだなあと驚きました。

ドイツでは仕事がスピーディに進まない

個々の業務を一人だけで担当しているせいか、人を介するステップの一つひとつに非常に時間がかかる気がします。例えば仕事のメールを送っても、同僚でない限り返信が1日以内にくることはまれですね。

また、既製品を発注する場合でも、よほどのことがない限り2週間以内に届くことはありません。一番ひどかったのは、発注してから8ヶ月でようやく届いたときです。

担当者の休暇が挟まるたびにその期間待たなければならなかったり、その後の仕事の渋滞を乗り越えたりするのがとても苦痛です。

ドイツでの休日はお酒や散歩、コンサートなどを楽しむ

休みの日にはよくウィンドウショッピングに行って、時折散財しています。特にビールやワインが安いので、たびたび買い込んでは飲んでいますね。

また、周囲のきれいな風景を満喫できる散歩や、感動を与えてくれるコンサートも楽しんでいます。

どうしても仕事のストレスが抜けないときは、飽きるまでインターネットでたくさん日本語を読んでいます。

まとめ~海外には日本とは違った働き方がある

窮屈な日本の職場を飛び出し、思い切って海外就職した園田さん。個人の裁量が大きいドイツで、会社のやり方に縛られず専門の仕事に集中できる環境を手に入れることができました。

その反面、仕事が思うように進まないデメリットもありますが、それも含めて海外と日本との違いを実感できているのではないでしょうか。

日本で働くことだけが選択肢ではありません。今、そして将来の生活に違和感や閉塞感があるのなら、あなたも海外就職に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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