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海外生活で不安を感じたら…。海外生活におけるアドバイス

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不安

海外で生活を始めた当初、日本での安心した暮らしとは違い、戸惑うことがたくさんありました。食べるもの、行動、住む場所、付き合う人など、慣れない生活の中で、自分の知識と経験だけをもとに判断してきました。

自由であることを楽しむ余裕はなく、判断を誤った時の代償が怖くて、どんなことにも怯えている毎日でした。

とても些細なことでしたが、いろいろなことを考える貴重な体験だったと思います。この記事が、海外生活に不安を感じている人の励みになれれば光栄です。

今回は、私が海外生活を始めた頃に起こった出来事と、そのときに感じたことを書かせていただきます。

自分の中のアラームを無視しない。カルチャーショックの許容範囲かどうかの判断

注意

海外で生活する中で、今まで経験しなかった場面に遭遇することが多々あります。それを「カルチャーショック」の一言で括ってしまうことに、私は抵抗があります。

文化の違いを否定して、相手を受け入れないのなら、留学に来た意味がなくなってしまいます。しかし、自分の中で発生しているアラーム(警告音)を感じたら、それはまだ自分のカルチャーショックの許容範囲ではないということだと思います。

そんな時には無理をせず、受け入れないように決めました。たとえ危険なことではないにしても、自分にとっては大きなストレスになるからです。

「自分にはまだ早い」と自分に言い聞かせ、いつかカルチャーショックの許容範囲に入ったときに受け入れればいいのだと思います。

その時まで慌てず、自分のペースは崩さないように心がけるようにしています。

警戒しよう。普段と違う何か

警戒

私がそのように考えるようになったのは、ホームステイ先でのある出来事がきっかけです。

帰宅前、ホストマザーから仕事で帰りが遅くなるという旨のメールが届きました。私のホストファミリーは、お母さんと10代の息子さんで、ブラジルから来ている女性のハウスメイト、私の4人で一緒に生活をしていました。

20時過ぎに帰宅すると、息子さんが友達を招いてリビングで遊んでいました。彼の友人は、ロングヘアーやドレッドヘアーといった、日本で育った私には刺激の強いファッションをしていました。

普段、ホストファミリーは2階にあるシャワールームのトイレを使い、1階のシャワールームはホームステイをしている私たちしか使わないようにしてくれていました。

しかし、その日彼らは1階のシャワールームを使っていたのです。私の部屋は、1階のシャワールームとリビングルームの真ん中にあり、彼らが使用することで、私はシャワーもトイレも我慢しなければならない状況になりました。

また、彼らの大声で話す会話や笑い声は、ほとんど英語のわからない私にとっては、とても恐怖でした。ハウスメイトに一緒に外出しようと誘いましたが、彼女はその状況が平気な様子で、外出を断られました。

そのため、私は一人でバスに乗り、ホストマザーの帰る時刻まで時間を潰しました。一人で外出することも同じくらいに危険な行為ですが、公共の乗り物が一番安全だと思った結果の判断です。

その後、私は、ホストマザーが帰ると言っていた時刻を30分経過した23時30分に帰宅しました。しかし、家の中に彼女の姿はなく、息子さんの友人たちも未だリビングで騒いでいました。

これ以上外出する方が危険なため、私は自分の部屋の扉の前に重い段ボールを置き、その前で毛布にくるまり夜を過ごしました。

結局、ホストマザーは日付が変わっても帰宅せず、夜中に帰宅したようです。彼らは翌日の昼になってもリビングで過ごしていました。

ホストマザーも彼らが泊まることを知っていた様子で「この家庭では、これは当たり前なんだ」と気づいたとき、私は今後のホームステイに大きな不安とストレスを感じました。

心配しすぎは悪くない。最悪の事態を想定する

バスで揺られている間も、冷たい床に毛布でくるまって寝ている間も、私はずっと「大袈裟に考えすぎかな。親切にしてくれているホストファミリーに失礼かな。」という考えが頭の中を巡っていました。

そんな時、アメリカへ来るまでの経緯を思い出しました。留学の申し込みから、ビザ申請、荷物の準備、出国まで、あらゆる場面で想定外のことが起こっていました

海外で生活するということは、良くも悪くも「思いもよらない何か」と遭遇するものだと思います。

もしもホストファミリーに私の不安を理解してもらえなければ、それは彼らがカルチャーショックを受け入れられなかったというようにも考えられます。

優先すべきは「最悪の事態を回避する」ことであって、体裁ではないと結論付けました。翌日、私は語学学校のスタッフに相談し、ホームステイ先を変更することにしました。

コストパフォーマンスが妥当かどうか?大切な時間と費用を費やす価値があるかどうかの判断

疑問

私がホームステイ先を変える決断をするのに、危険回避とは別の判断材料がありました。それがコストパフォーマンスです。

私は、今に至るまでに失ったもの、背負ったリスク、支払った費用について考えました。私は7年務めた会社を辞め、次の仕事が見つかるかもわからない不安を抱えながらもアメリカへ来ることを決めました。

二度と出来ないかもしれない留学の機会に、やりたいことはたくさんあります。けれど、限られた時間と費用の中では、全てをかなえることは不可能です。

その時の私が置かれた環境は、英語の勉強に励むことにも、海外生活を通して自身を成長させることにも向いていないと感じました。

その環境が、自分が背負ったリスクとコストに見合わないと判断したことで、私はホームステイ先を変えることを決めました。

「No」と言えないなら逃げることも大切

不安

今回の件で、私がホームステイ先を変更するまでに至った最大の原因は、私のコミュニケーション能力と英語スキルが未熟すぎたからだと思います。

その日もホストファミリーの息子さんが何かを説明してくれていましたが、ほとんど理解できないまま、その場から離れていました。

夜中に騒がないで欲しい、私たちのシャワールームは使わないで欲しい、そのようにはっきりと言えば解決したかもしれません。

しかし、日本でも断ることが苦手だった私が、英語で主張するには力不足でした。

それまで私は、日本人が苦手な「断る力」を身に付けることが、留学に来た醍醐味のように思っていました。しかし、何事にも準備期間というものはあるのだと気づきました。

力不足を感じたら、自分で解決することは諦め、逃げることは悪くはないと思います。海外生活で磨くべき力は、断る力と逃げ足の速さではないでしょうか。

とことん自分と会話をして、最善の答えを導き出す

困った時に、誰かに助けを求めることはもちろん大事だと思います。

しかし、最終的な決断は自分で下さなくてはなりません。人任せにして、誰かのアドバイス通りに行った結果が悪かったとしても、責任を取ってくれる人はいないのです。

最初のうちは「こうしたら、どう思われるだろう」「こんなことしたら、迷惑をかけるかもしれない」と他人の顔色ばかりを気にしていました。

しかし考え方のベクトルを変え、とことん自分の考えと向き合うようにしました。

「自分はどうしたいのか」「自分はどうしたくないのか」一つの質問に答えると、次の質問が浮かんできました。答えては問う、答えては問うを繰り返していると、今までは考えなかったような沢山の選択肢が見えてきました。

納得できる答えが見つかるまで自分に質問をすることで、自分にとって最善の答えが見つかったのだと思います。

次の滞在先を決めた後、それまでのホストファミリーと話す機会が増え、本当に良い人たちだと気づきました。疑っていたことを、申し訳なく思います。

言葉が通じないため、私はホームステイ先の自室に籠り、スマートフォンをいじって過ごしていることが多かったことを思い出しました。

もっと勇気をもって溶け込む努力をしていれば、違う結果になったかもしれないと後悔しました。

「言葉が通じなくて怖い思いをしたな」「夜中に友達にメールして心配かけたな」…と留学を終えるころには、笑い話に出来ることを祈ります。

まとめ

今回の件で私が気づいたことは、当たり前のことばかりだと思います。しかし、海外に来なければ気づけなかったのです。

海外にいるという危機感、アメリカでは外国人だという自覚、守ってもらう人のいない不安が、私に大切なことを教えてくれました。

余談になりますが、私はシカゴの日本領事館のメールマガジンに登録しています。シカゴ市内で事件などがあった時に、詳しい場所や内容をメールで教えてくれます。

日本語で正確な情報を手に入れることも、危険から身を守る方法だと思います。

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