今、日本人にとって大変人気の旅行先であるタイ。ほとんどの方はパッケージツアーや個人で行っても、移動手段は公共交通機関やタクシー、トゥクトゥクではないでしょうか?
そこに自分でバイクを運転するという選択肢を入れてみるのはどうでしょう。タイをはじめ多くの東南アジアの国々では、容易にレンタルバイクを借りることができます。
レンタルバイクには数多くの種類がありますが、主に小型スクーター(なぜか可愛くデコレーションしたスクーピーが爆発的人気)またはキック式、そしてマジェスティーなどの大型スクーターがメジャーです。
値段は地域によって異なりますが、たとえばサムイ島(タイ)だと24時間利用のガソリン代込みで約300バーツです。(約990円)1,000円以下で借りることができます。
バイクを借りればもうそこにはあなただけの自由な旅が待ち構えています。日本とは一味違うタイでのレンタルバイク旅を楽しんでみませんか?
中型バイクに免許いらず保険いらず?
なんといってもタイでレンタルバイクをしやすい一番の理由はこれ。中型バイクに免許はいらないし、保険もいりません。
タイでのレンタル契約では国際免許の提示は必要なく、質問されたとしても口頭にて「運転したことがありますか?」と聞かれるのみなのです。
私はこの仕組みを知っていたので、日本では原付の免許しか持っていませんが、わざわざ国際免許を取ることなく中型の125ccバイクをレンタルして運転していました。
そして1日単位などの保険加入も義務化されていないので保険費用を支払う必要もありません。(免許無しで借りられるとはいえ、事故したら自己責任です。また、事故にあえば全て自己負担となります。)
保険には入っておくこと
万が一のために保険に入っておいた方が無難かもしれません。
ただし契約時にはパスポートの提出義務があり、レンタルしている間は保険代わりにレンタル会社に預けておかなければなりません。もしパスポートが必要な用事があるのであれば事前にコピーを取るか用事を済ませてからレンタルしましょう。
日本とは異なる交通ルールもありますので、くれぐれも安全運転で運転してくださいね!現地の人はわりと乱暴な運転をしますが、真似しないようにしましょう。
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ガソリンはボトル単位で販売
ではガソリンはどうやって給油するのでしょうか?こちらは3つの方式があります。
ガソリンスタンドを利用
1つ目は日本と同じくガソリンスタンドで給油する方式。一番一般的なやり方なので、給油が不安な方はこの方法で給油がおすすめです。
無人スタンドでセルフ給油
2つ目は道すがらところどころにある小さなセルフ給油スタンドで給油する方式。(故障していないか要確認!私はお金を吸い込まれるだけ吸い込まれて何も作動しませんでした……)お金だけ「募金する」こともありえます。
ガソリンのボトル買い
3つ目は各道沿いやレンタルバイク店で販売されているガソリンボトルの購入という方法です。タイではメシャーですが、このようにまるでウイスキーが売られているかのようなディスプレーでガソリンボトルが売られています。
こんなの見たことない!!
例えば125ccバイクはボトル3本が満タン。(サムイ島では3本で約100バーツ、約330円)1日中走っても十分まかなえます。
ガソリンも適正価格で買えるように、交渉術も知っていると旅が楽しくなります。
レンタルバイクを借りたからこそ行けた秘境の数々
これは東南アジアあるあるなのですが、トゥクトゥクのドライバーは大変自分勝手です。お願いするのは遠くの距離でも近すぎる距離でもダメなんです。
遠い距離(例えば4~50分以上の距離)だと非常に面倒くさがられたり、一人での乗車は拒否されたり、大変高額で悪い条件をふっかけてきます。
(理由はドライバーが儲け主義なので遠方へ一人だけ乗せて少額を稼ぐよりも、中距離で何人も乗せて高額を稼ぎたいから)
というわけで、私のように一人旅でトゥクトゥクを使って遠距離を回るのは非常に困難なのです。
グランドキャニオン近くのカフェPhufinn Chiangmai。
そんな時に便利なのがレンタルバイク!トゥクトゥクよりも安価で自分の好きな時に好きなだけ乗れて、どこまでも秘境に行くことができます。私はレンタルバイクを借りたお陰でさまざまなローカルな場所に行くことができました。
パーイにてパーイキャニオンへ。街の中心からパーイキャニオンへ行くにはやっぱりレンタルバイクが一番です。一本道なので迷わず行けます。
パーイにてパーイ温泉へ。大自然のなかで入る温泉は最高です。タクシーではこんな場所には来れません。バイク旅ならではの楽しみです。パーイ温泉で長旅の疲れを癒し、そしてまた、バイクで旅をするのです。
バンコクから海を求めてバイクで行ってもいいかもしれません。
まとめ
もちろん運転なのでさまざまなことが自己責任ですが、一度この楽しさにハマったら病みつきになること間違いなしの楽しいバイク旅。現地で友達を作って一緒にツーリングするも良し、一人で気ままに気の向くところへぶらりと走るのも良し。
ガイドブックに載っていない、あなただけの穴場を見つけるには持ってこいですよ。くれぐれも交通ルールを守って、安全第一で楽しいバイク旅をしてくださいね。
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