ワーキングホリデービザを持ってオーストラリアに来たはいいものの、物価が高くて貯金が減ってきた、でも学校が忙しくて時間がないし、たくさん遊びたいから毎日働いてはいられない……。
それなら単発のアルバイトがおすすめです! スケジュールが空いている日にだけ働けるので、忙しい皆さんにぴったり。
実際にオーストラリアにワーホリ滞在していた経験から、現地で単発バイトを見つける方法を5つご紹介します。
※1オーストラリアドル=約86円(2017年6月)
オーストラリアのバイト探しの大定番Gumtreeを使う
Gumtree(ガムツリー)は、仕事はもちろん住まいや中古車も探せる、言わずと知れたオーストラリア最大のクラシファイドです。
- Gumtree:https://www.gumtree.com.au/
このサイトではレストランやファームなどの長期的なバイトはもちろん、ホームパーティーのウエーターや家のペンキ塗りなど、オーストラリアならではの単発アルバイトもよく目にします。
一方で「身の回りの世話をしてくれる女性募集」なんて広告もありますが、いくらオーストラリアが安全な国だと言っても中には悪い人もいるので、応募する前によく考えてくださいね。
仕事を探すガッツがある人には、そんな危ない橋を渡るよりも自分で広告を出すことをおすすめします。Gumtreeへの掲載料は無料なのでご安心を。
自分で広告を出して稼いだ筆者の例
筆者は「日本クオリティーの丁寧な技術で、あなたのお家をピッカピカにお掃除します!」という趣旨の広告を掲載して、自宅近くに住んでいる30代カップルから掃除の依頼をゲット! その時は1LDKを3時間で掃除して50ドル(約4,300円)もらいました。
その他にも、近所の忙しい共働きの夫婦や、リタイアして一人暮らしをしているおじいちゃんなどから定期的に依頼を受けていたので、これだけで十分生活できました。というより、依頼が多すぎて全部こなせなかったぐらいです。
ターゲットを絞ることがポイント
クリーナーの仕事の依頼をたくさんもらうコツは、なるべく所得の高い地域を対象に広告を出すこと。シドニーならMosmanやManlyあたりが高級住宅街なのでおすすめです。
お金に余裕のない人は値切る上にサービスばかり求めてきます。広告を出す際は、どういった属性のお客さんからの依頼がほしいかをよく考えた上で出しましょう。
クラウド世代に人気のAirtaskerを利用してバイト探し
筆者が一番よく使っていたのは、Airtasker(エアタスカー)というオーストラリアのサイトでした。
- Airtasker:https://www.airtasker.com/
家の芝刈りや掃除などの簡単な仕事から、私の写真をフォトショップでスリムにして! なんていう依頼まで、業者に頼むほどでもない日常のタスクを代わりに遂行する業務請負人「エアタスカー」を探せる超画期的なサイトです。
エアタスカーになるにはサイトに登録する必要がありますが、登録料は無料です。報酬は、タスク完遂後に15%の手数料を天引きされた上でシステムを通して口座(オーストラリア国内の銀行口座に限る)に振り込まれるという仕組み。直接金銭のやりとりがないので安心です。
仕事はOpenとOnlineの2種類
エアタスカーの仕事の種類には大きく2つあって、指定された場所で働く「Open Tasks」とオンラインだけで仕事ができてしまう「Online Tasks」とがあります。
Webデザインや翻訳のスキルがある人は、Online Tasks のカテゴリから仕事を見つけられれば、家から一歩も出ずにお小遣い稼ぎができちゃいますよ!
スキルがなくてもOpen Tasksで働ける
筆者には特に際立ったスキルはないので、Open Tasks のカテゴリから見つけた近所の若いカップルの家を月に2度、1回4時間80ドル(約7,000円)で掃除していました。このカップルは洗剤やスポンジなど全て用意してくれたので、自己負担が全くなくて楽でしたね。
また、週に2件ほど退居時の大掃除を手伝っていましたが、これがもう、すごく大変! 退居時の清掃は4時間で120ドル(約1万円)ぐらいもらえますが、オーストラリアの家は広い上に日本と比べてかなり汚いので、スチームクリーナーや業務用洗剤などを用意しないと汚れが全然落ちないんです。
ま、逆に言えば業務用の掃除道具をそろえれば簡単に稼げる、ということなんですけどね!
近所で探したいならこれが一番!バイト探しのチラシを貼る
オーストラリアでは、スーパーの掲示板やレストランの壁に「家庭教師やります!」「ベビーシッターします!」というチラシが貼られている光景をよく目にします。
筆者はフルタイムで働いていなかったので、暇な時間に日本語の家庭教師でもしようかなぁと思い立ち、近所のパン屋さんとお寿司屋さんにお願いしてチラシを貼らせてもらっていました。
Coles(オーストラリアのスーパー)の掲示板に「クリーナーやります!」という貼り紙をしたこともあります。
この方法のメリットは、普段ネットを使わない近所の人や子ども、高齢者にも自分の広告を見てもらえるということです。筆者はこの方法で近所の人から年末の大掃除のお手伝いの依頼を受けました!
オーストラリアの派遣会社Sidekickerに登録する
シドニーに住んでいる人には、North Sydney にある Sidekicker(サイドキッカー)という人材派遣会社がおすすめです。
- Sidekicker:https://www.sidekicker.com.au/
この派遣会社は常勤の仕事はもちろん、企業の打ち上げパーティーやイベントのケータリングなど、単発の仕事も紹介してくれます。スタッフはとても気さくで登録も簡単なので、英語環境でも問題なくコミュニケーションが取れる自信のある方は、ぜひ使ってみてください。
時給は案件にもよりますが、低くても22ドル(約1,900円)はもらえます。
オーストラリアの日本人向けサイトで「掘り出し物バイト」を探す
オーストラリアに住む日本人向けのウェブサイトがいくつかあり、そこに単発のアルバイトが出ることがあります。
筆者が見つけたものでは、ビルの清掃、引っ越しの手伝い、ベビーシッター、観光案内などがありました。依頼主はほぼ日本人なので、英語に自信のない方は日系サイトを利用してはいかがでしょうか。
また、こういったサイトにも自分で広告を載せることができます。中には着付けやパソコンを教えている人などもいるので、特技のある方は仕事を待つだけではなく、自ら募集してみてもいいかもしれません。
まとめ〜バイトでオーストラリア人との交流を満喫!
最近はオーストラリアでも単発アルバイトを簡単に探せるようになってきています。筆者は時間があるときに単発のアルバイトをしていたおかげで、たくさんの地元のオーストラリア人たちと知り合えました。
中には「僕は日本人が大好きなんだ!」と言って、車で観光案内してくれたお客さんもいたくらいです。
こんな経験はワーキングホリデーで滞在しているときだけしかできないので、勇気を出して現地で働いてみてよかったと思っています。皆さんもぜひトライしてみてくださいね!
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