スリランカのお土産でぜひおすすめしたいのが、自然界からとったものが使われるアーユルヴェーダ製品です。
樹木の皮、木の葉、木の根、実、花、ごま油、ココナッツオイルなどが材料で、スリランカでは生活の一部として利用されています。
今回は、ローカルの人たちも使うスーパーやショップで手に入るおすすめアーユルヴェーダ製品をご紹介します。
アーユルヴェーダとは
アーユルヴェーダとは、その名の通り「生命の科学」「生命の知識」といわれるインド・スリランカの伝統医学です。
伝統医療といっても、私たち日本人がもつ医療という概念では収まりきらない、生活するうえでの考えも含んでいます。
スリランカでアーユルヴェーダは、幸福に満ちた人生を送る上での「智慧」とされ、日常生活の一部として取り入れられています。
また病気になったときに、単に投薬や手術などの対症療法で治療するのではなく、「生き方」そのものを見つめ直すことで病気のもとを断つという考え方もあります。
アーユルヴェーダで使われる材料は、スリランカの重要資材として扱われています。輸出が非常に厳しく、国内で製造され、販売されるものがほとんどです。
そのため、日本で手に入れたくても、できないものがほとんどす。仮に手に入れられたとしても、非常に高額になります。
ボディークリーム
価格:2,200ルピー
サンダルウッド製品を使ったアーユルヴェーダ製品です。昔から貴重な香りとして重宝されていて、香道の世界ではなくてはならない存在です。現在は枯渇危惧植物で入手が難しくなっています。
サンダルウッドは精神とスピリットに働きかけるといわれます。そのため、頭痛や不眠症などの神経系の興奮状態に効果的です。世俗的な不安や執着心を落ち着かせ、崇高な意識へとつながる助けをしてくれます。
肌には不足した水分を補ってくれるため、乾燥肌の保湿に向いています。鎮静させる効果があるので、炎症、肌荒れにもよく効きます。
また、水分を調整するので、むくみやセルライトにも効果的です。
写真の製品は、空港内などにもショップを構えるスパセイロンブランドです。
ボディースクラブ
価格:1,950ルピー
このスクラブもスパセイロンブランドから発売され、空港や専門のショップなどで買うことができます。全身に使え、洗い上がりの肌がスーッと滑らか、つるつるになります。
香りはレモングラスなので、さっぱりとした洗い上がりも体感できます。
オススメは、膝周りや、わきの下、背中など、角質が多く溜まるところにたっぷりとスクラブをつけてマッサージすることです。洗い終わりは、びっくりするほどのすべすべ感を体感でき、極上の香りに癒されます。
洗顔フォーム
価格:225ルピー
食品スーパーマーケットや薬局で購入することができる、プチプライスの洗顔フォームです。洗い上がりがしっとりするのが特徴的。アーユルヴェーダの洗顔をいろいろと試しましたが、これが一番私の肌に合います。
洗顔後は乾燥しがちでも、時間がたつとオイリーになってくる肌質の人に特にオススメです。私も洗顔後の突っ張り感がなくなり、肌荒れも減りました。
ハーバルティー
価格:175ルピー
スリランカアーユルヴェーダで長い間受け継がれてきたハーブを使用した、やさしい味のハーバルティーです。
味はカモミールティーに似ていますが、ハーブの香りがすーっと鼻に抜ける味わいになっています。薬局や食品スーパーマーケットで購入することができます。
マッサージオイル
価格:1本250ルピー
アーユルヴェーダオイルとしては衝撃的な価格設定で、誰でも気軽に買うことができるオイルです。1本売りもしていますし、6本まとめたパケットでも売っています。私は6本1,500ルピーでまとめて全て買いました。
用途に合わせて、肌荒れ、虫刺され、筋肉痛、足のつり、などさまざまに使え、日々の体調に合わせて使い分けています。
香りはアーユルヴェーダ独特の、薬草温泉の香り。入浴後に丁寧にマッサージしながら塗ると、翌朝の目覚めが違います。
こちらは、大型スーパーマーケットや薬局で売っています。欠品が相次ぐ人気商品で、全てのマーケットにあるとは限りません。見つけられたらラッキーです。
マウスウォッシュ
価格:203ルピー
日本、スリランカ共に、マウスウォッシュはいろいろと試しましたが、個人的に味が一番好きなのがこのブランドです。刺激はあまり強くありませんが、洗い上がりが非常にすっきりします。
夜寝る前に使うと、朝起きた際の口の中の状態が格段に良くなります。虫歯予防にも最適な1品です。食品スーパーマーケットで買うことができます。
まとめ
実際にスリランカで使った品の中で、私のお気に入りを厳選し紹介いたしました。スリランカに来た際は、ぜひチェックしてみて下さい。