僕はワーキングホリデーを利用して台湾に滞在し、台中でシェアルームに住んでいました。
部屋を探すときにはいろいろと難しい言葉も多く、自分一人で借りるのはとても大変に感じました。しかし現地の人に手伝ってもらい、何とか契約まで到達。住み心地は快適でした。
今日は、苦労の末に見つけたその部屋と、台湾の住居選びで知っておきたいポイントをいくつかお伝えしたいと思います。
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台湾の僕の部屋の立地
僕が住んでいた部屋は台中市の「逢甲夜市」という大きなナイトマーケットがある地域の近くにあります。
新幹線のある駅からは車で20分くらい、電車の駅からはもっと遠いので遠くに行くのにはあまり便利ではないですが、住む分にはとても良いところです。
逢甲夜市は台湾でも最大級のナイトマーケットなので、徒歩で行ける距離内でたいていの買い物が済み、昼に開いている店も多いです。台湾は基本的に外食文化なので外で食べるのですが、食べたいものは探せばあります。
さらに、職場に近く便利なことも、ここを選んだ理由の一つでした。
台湾の僕の部屋の広さと設備
10畳の縦長の部屋にベッドとクローゼット、机と椅子、棚、エアコン、扇風機がありました。これらは最初から付いていました。
台湾では部屋を出て行くとき、大きい家具をそのまま置いていく人が多いようです。それを次に住む人がそのまま使うという感じです。
冷蔵庫とトイレ、シャワーは部屋の外にあり、シェアメイトと共用ですが、同じ階に人がいなかったのでトイレは一人で使えていました。
台湾の僕の部屋の家賃と光熱費
手頃な家賃
1ヶ月で管理費も含め5,700元(約17,100円)。この家賃がそこまで高くなかったことも決め手の一つになりました。
台北では月1万元(約3万円)超えの物件なんてざらにあるので、それに比べるとだいぶ安いです。台湾内でも地域によって家賃は全然違います。
管理費の中にはゴミ捨ての分も含まれていて、ゴミを外に置いておけば大家さんが捨ててくれます(台湾では通常、ごみ収集車が来たタイミングで自分でゴミを持って行かなければいけません)。
電気代節約のカギはエアコン
電気を使うのは扇風機とパソコンやスマートフォンの充電くらいなので、電気代はほとんどかかりません。エアコンをつけると高くつくため極力我慢していました。
エアコンを使わない場合は月100元(約300円)くらいの電気代で済んでいました。
※1元=約3円(2017年9月)
台湾の僕の部屋のいいところ
家賃が安いのに広くて住みやすい点です。若干ボロボロではありましたが。
また、夜遅くまで開いている飲み屋などが日本に比べると少ないため、みんな夜はしっかり寝ているようで静かです。ぐっすり眠れていました。
台湾で部屋を探すときに知っておきたい単語
なんとなく意味が想像できるものもあれば、全くなんのことかわからないものもあります。部屋探しに関係する中国語の単語を解説したいと思います。
- 床:ベッド
- 衣櫃:クローゼット
- 沙發:ソファー
- 桌子:机
- 椅子:椅子(日本語と同じ)
- 洗衣機:洗濯機
- 冰箱:冷蔵庫
- 電視:テレビ
- 冷氣:エアコン
- 熱水機:温水器
- 網路:インターネット
- 第四台:テレビの特別なチャンネル(ケーブルテレビなど)が見られるかどうか
- 天然瓦斯:天然ガス
- 開伙:キッチン(台湾にはキッチンが付いていない物件が多数)
- 養寵物:ペット
- 車位:車庫
- 最短租期:最低住まなければいけない期間
- 押金:日本でいう敷金のようなもので、初めに払い、解約時に特別な破損などがない限り返金
最後の押金について補足しておくと、「二個月」とあれば家賃2ヶ月分が契約時に必要ということです。なお、最低契約期間である最低租期の終了前に退去する場合はこのお金は返ってきません。
台湾の部屋選びでチェックすべきポイント
トイレは共用か個人使用か
台湾のトイレは基本的にトイレットペーパーが水に流せません。便器の横にゴミ箱があって、そこに紙を捨てるシステムです。
他人と部屋をシェアする場合、そのゴミ箱に自分の使ったものならまだしも、他の人が使ったものが置いてあるのはちょっときついかもしれません。トイレがシェアメイトと共用かどうか確認しておきましょう。
wifiがあるか
借りる部屋にwifiがあるかどうかも重要なポイントです。
僕は台湾でsimフリーの携帯を使用していましたが、使い放題のプランではなく1GB使い切りのsimで、youtubeなどの動画もよく見るため自宅にwifiが必須でした。
また、wifiがあっても油断できません。部屋を探す時に何軒かで試してみたのですが、wifiありでも部屋によって電波のつながり具合が全然違います。設置されているだけで安心せず実際に試してみる必要があります。
エアコンが付いているかどうか
前述通り、節約のため個人的にエアコンは極力使わない主義なのですが、本当に暑すぎて眠れないときがありました。そういうときのためにエアコンは大事だと思います。
エアコンを自分で買おうとすると結構高いのです。
台湾で部屋を借りるなら大家さんの人柄を重視せよ
僕の場合、家賃は直接大家さんに渡していました。その他にも、エアコンの調子が悪い、wifiの調子が悪い、お湯が出ないなど、いろいろ大家さんと接する機会が多いです。
そのため、大家さんの人柄も大事だと思います。会うたびに嫌な顔するような人だと疲れますよね。
僕は大家さんとは友達のような関係で、一緒にご飯を食べに行ったりもしていました。本当に大家さんに恵まれました。
大家や業者がいい加減だと苦労する
友達の部屋の大家さんは雑な人で、電気代を払ったのに払えと催促の電話をかけてきたり、家賃を払いにいくと事前に連絡したのに不在だったり、いろいろと大変らしいです。
大家さんと直接やり取りをする場合の他に、中間管理業者が絡む場合もあります。こちらのケースでは中間業者がしっかりしているかどうかが大事ですね。いい加減なところも多いので。
まとめ~妥協せず理想の部屋を見つけよう
日本でも大変な部屋探し。海外ならなおさらです。僕の場合は運よく快適な部屋を見つけることができましたが、慣れない土地で苦労することも多いと思います。
しかし、部屋選びは快適な毎日を送るためにとても重要な第一歩。ここで失敗すると、貴重な滞在期間が苦痛なものになってしまう危険性もあります。
ネット上には、台湾に住んでいる日本人の体験談もたくさんあり、参考にできます。わからないからといって決して妥協しないようにしてくださいね。
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