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イタリアの勤務時間と休暇事情とは?イタリアで働くとどうなるのか

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イタリア

「イタリアで働いたら勤務時間はどのくらいになるんだろう?」「長期休暇は取得できるかな?」

これからイタリア就職したいと考えている方は、実際にどのような働き方になるのか気になることだと思います。

私はイタリアの会社で働いていました。1日8時間・週5日勤務と、日本で会社員をしていた時とほぼ同じ勤務時間です。そのため、普段の生活は日本とそんなに変わらなかったのですが、長期休暇の取りやすさについては大きな違いがありました。

※この記事の内容は2017年8月現在のものです。

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イタリアのオフィスでの勤務時間

法律で決められた標準労働時間は最長1日8時間、週40時間。これが基準になります。残業は最長2時間/日、12時間/週です。

最初にも述べたように、私の働いていたオフィスでは1日8時間、週5日という勤務形態でした。

一方、お店や役所の窓口などシフト制で働いている人たちは、週6日勤務で1日の勤務時間が6時間くらいという場合もあります。職種によってばらつきがありますが、オフィスでは1日8時間、週5日勤務というのが一般的なようです。

休憩時間も1日の勤務時間に合わせて必要な時間が法律で定められています。地方都市ではお昼に1時間半から2時間の長い休憩を取り、一度自宅に戻って家族と一緒に昼食を取ります。

イタリア勤務だと祝日が少ない

イタリア

イタリアの祝日は以下の通りです。キリスト教の祭日が多いのが特徴です。 

イタリアの祝日一覧

  • 1月1日 元旦
  • 1月6日 エピファニア(公現祭)
  • 3月~4月 復活祭(移動祝日。当日の日曜日と翌月曜日が祝日)
  • 4月25日 イタリア解放記念日
  • 5月1日 メーデー
  • 6月2日 共和国建国記念日
  • 8月15日 聖母被昇天祭
  • 11月1日 諸聖人の日
  • 12月8日 聖母受胎祭
  • 12月25日 クリスマス
  • 12月26日 聖ステファノの祝日

これらの祝日以外に、各都市の守護聖人の日を祝日とする場合もあります。学校や役所が休みなので、合わせて休みにするオフィスも多いです。お店などは普通営業の場合が多いです。

祝日と休日に挟まれた日が休みになる「ポンテ」

イタリアの学校は祝日と休日に挟まれた1日をお休みにしてしまうことが多く、そのシステムをポンテ(橋)と言います。「休日から休日まで橋をかけてお休みにする」という意味です。

同様に、オフィスもポンテを採用する場合があります。 例えばイタリア解放記念日が火曜日だとすると、月曜日もお休みにして4連休にしてしまいます。

祝日が火曜日や木曜日にあたると、かなりの確率でこのポンテが実施されます。実際、ニュースなどでも「今週末のポンテは……」と紹介され、観光需要なども見込まれます。

イタリア勤務者の有給休暇は1年に28日

イタリアでは、フルタイムで働く労働者には年最低28日の有給休暇取得の権利が与えられています。年の途中で入社した場合などは、それに応じた日数が与えられます。

28日、つまり4週間なのですが、私の働いていたオフィスでは夏連続2週間、クリスマスと年末年始に1週間、それ以外にちょこちょこ1週間分使うという形で有休を消化していました。

やはり長期休暇については日本よりもイタリアの方が圧倒的に取りやすく、日本への帰省もしやすいです。

イタリア勤務では夏のバカンスが必須

夏のバカンス

有給休暇の消化はやはり夏が主です。

オフィスによっては全員8月第1週から3週間お休みを取るというように、オフィスを完全閉鎖して夏休みにするところもあります。また工場では夏の冷房代節約などにもなるので、機械をストップさせるところも多いです。

私の働いていた会社では完全にオフィスを閉めず、順番に休暇を取っていました。

ただ、長い休みはリフレッシュになりもちろん楽しいのですが、その分仕事に戻ったときの反動が大きいのも事実です。

バカンス後はみんなリハビリ状態

充電をしっかりして職場に戻り張り切って仕事を始めると、同僚や仕事の依頼先からなかなか返事が届きません。「まだみんな戻って来ていなくて~」と仕事が進まないのです。

休暇後の1週間は仕事に戻るためのリハビリ期間のようなもので、長期休暇の後すぐに仕事のペースが元に戻るということはありません。

印象的だったのは同僚の男性です。遠くの町から働きに来ている彼は夏休みの間実家へ帰省し、地元の友達と遊んだりして楽しく過ごしていたそうです。

職場に戻ってきてからの1週間はホームシックだったようで、毎日とても暗い表情(ほぼ泣きそうな顔)で仕事をしていて、つられて私も悲しくなってしまいました。

イタリア勤務は各家庭の事情を考慮

イタリア人は家族を大切にするということは日本でもよく知られていると思いますが、本当に大事にします。私の同僚たちもオフィスで頻繁に家族に電話をかけ、同僚の家族がオフィスに電話をかけてくることもめずらしくありません。

どうしても面倒を見る人が見つからなくて……と、同僚が子どもを職場に連れて来たこともありました。年老いた両親の病院の付き添いで遅刻や早退することも問題なく許されていました。

子どもの送り迎えのための勤務時間の変更などはオフィスによっては可能かもしれませんが、上司や雇い主の理解が必要です。普段からよく相談して、信頼関係を築くことが大切だと思います。

まとめ〜すべての労働者が守られているわけではない

イタリアの勤務時間や休暇は、人権についてとても厳しい目を持つヨーロッパの国らしい法律制度だと思います。特に、やはり長期の休みを取りやすいのがメリットで、同僚たちも2週間や3週間のまとまった休暇を取ります。

しかし一方で、正規雇用でない労働者はこのような条件を無視されているという点も忘れてはいけないことだと思います。もしイタリア就職が決まり、雇用契約を結ぶことになったら、内容をよく確認しましょう。

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