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海外で働きたい大学生が今日からできること!働く方法や職種、年収などを解説

アイディア

台湾在住2年目のDAISUKEと申します。私は20代後半ですが、実は日本で働いた経験が8ヶ月しかありません。その8ヶ月以外は海外で仕事をしており、台湾に来る前はインドで働いていました。

私の時代も仕事を辞めると言ったら「石の上にも三年だろ!甘えてんじゃねぇ!」と周囲から猛反対を食らいました。そのため、私は完璧アウトローの道を歩いています。

そんな私個人の目線から、将来海外で働くことを目指している大学生に対するアドバイスを送りたいと思います。

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目次

大学生が海外で働くことを目指す5つのメリット

多様な文化や価値観に触れる

海外で働くメリットの1つは、異なる文化や価値観に触れることができることです。海外で働くと、自分が持っていた概念やアイデアに疑問を抱くことがあります。

それによって、新しい視点を得ることができ、自己成長につながるでしょう。また、多様性のある職場で働くことで、より広い視野を持ち、さまざまな人々との交流を通じて新たなアイデアを得ることができます。

世界で価値のあるスキルを身につけられる

海外で働くことは、新しいスキルを身につける良い機会となります。

例えば、異なる言語や文化に対応するスキルを身につけることができます。また、世界的に求められる専門スキルを学ぶこともできます。英語を使ったビジネスコミュニケーションや、海外市場におけるマーケティング戦略などが挙げられます。

収入やキャリアアップの機会が広がる

海外で働くことは、収入やキャリアアップの機会が広がることが期待できます。

例えば、海外企業での給与は、国内企業に比べて高い場合があります。また、異文化で働く経験は、キャリアアップにつながると考えられます。英語力や海外経験は、グローバル企業での管理職やリーダーとしてのキャリアアップに不可欠なスキルとなります。

世界中にコネクションを築くことができる

海外で働くことは、世界中にコネクションを築くことができる素晴らしい機会となります。

異なる国々で働いた経験を持っていると、グローバルな人脈を築くことができます。また、現地の人々との交流を通じて、ビジネスや個人的な面での新しい機会を得ることができます。

新たな自己認識や成長ができる

海外で働くことは、新たな自己認識や成長を促すことができます。新しい環境に身を置くことで、自分自身の能力や弱点を発見することができます。

また、自分が慣れ親しんでいた文化や価値観から離れることで、自分自身のアイデンティティを再確認することもできます。異文化で働くことは、自分自身の成長を促し、より豊かな人生を送るための基盤となります。

海外で働きたい大学生が働くための7つの方法

日本で就職し海外駐在する

日本で就職して海外駐在するメリットは、日本企業での経験を生かしながら、海外のビジネス文化や市場に触れることができる点にあります。

また、日本の人材市場と比較して、海外の駐在員は高い給与を得ることができるケースが多く、海外駐在経験は日本企業でのキャリアアップにもつながります。

現地採用として就職する

現地採用として就職するメリットは、現地のビジネス文化や言語を理解しながら働くことができる点にあります。

また、現地のビジネスネットワークを築くことができるため、将来的に独立やビジネス展開の可能性が高まります。現地採用の求人情報は、求人サイトやLinkedInなどで検索することができます。

海外留学し現地就職する

海外留学して現地で就職するメリットは、現地の文化や言語を身につけ国際的な視野を持つことができる点にあります。海外留学から現地就職をする際には、留学エージェントや大学の国際交流課などから情報を収集し、求人情報を把握することが重要です。

ワーキングホリデーで働く

ワーキングホリデーで働くメリットは、異文化を体験しながら働くことができ、英語力やコミュニケーション能力を向上させることができる点にあります。

また、現地でのアルバイトやインターンシップなどの経験は、将来的なグローバルキャリアにもつながります。

フリーランスになる

自分が得意な分野でスキルを磨きながら、様々な場所で働くことができます。具体的には、ウェブデザイナーやライターなどがフリーランスとして海外で仕事をしている例があります。

国連や国際NGOで働く

国連や国際NGOで働くことは、社会的な使命感を持って働けることが魅力的です。これらの組織は、世界の課題に取り組み、社会的な問題の解決に貢献しています。自分が働くことで、直接的に社会に貢献することができるという達成感もあります。

国連や国際NGOでの仕事には、例えば開発援助、人道援助、環境問題、人権問題など多岐にわたります。自分の専門分野に関する仕事をすることができるため、自分のスキルを発揮することができます。

青年海外協力隊に参加する

青年海外協力隊は、国際協力のために海外で活動する若者のためのプログラムです。具体的には、農業や教育、医療など、様々な分野で活動することができます。参加期間は2年間です。

大学生が海外で働くことを目指すためにおすすめの職種11選

未経験でも海外で働ける?

未経験でも海外で働くことは可能です。海外での仕事に応募するためには、英語力やコミュニケーション能力が必要となります。また、職種や業界によっては、専門的な知識やスキルが必要な場合もあります。

一般的に、海外で働く場合は現地の求人情報サイトや就職エージェントを利用することが多いです。求人情報サイトには、未経験者でも応募可能なポジションが掲載されていることもあります。また、就職エージェントは求人情報だけでなく、応募に必要な書類の作成や面接のサポートなども行ってくれるため、利用するとよいでしょう。

営業

海外で働く営業職は需要があり、語学力や営業経験がある人にとってはチャンスがあります。

多くの企業がグローバル化し、海外市場への進出や拡大を目指しています。そのため、現地のニーズやマーケットに合った営業戦略を立て、販路を開拓する人材が求められています。

寿司職人

特に寿司が人気の高いアメリカ、カナダ、オーストラリア、シンガポールなどでは需要があります。現地で働くには現地語の習得が必要ですが、日本食に対する需要が高まっているため、日本人の寿司職人に対する需要も増えています。

日本国内での寿司職人の平均年収は約400万円ですが、海外での年収は現地の生活水準や需要によって大きく異なります。

ITエンジニア

海外でITエンジニアとして働くことは非常に多くのチャンスがあります。世界中でITの需要が高まっており、特に米国、欧州、アジアなどではITエンジニア不足が深刻化しています。

平均的な年収は、アメリカでは約10万ドル(約1,200万円)、日本では約600万円ですが、国によって大きく異なります。現地の言語力や専門性によって年収に差が出るため、求人をチェックしてから自分にあった職種を探すことが大切です。

日本語教師

日本語教育に関する資格や経験が必要になりますが、海外での需要は非常に高く、英語圏を中心に多くの日本語学校や大学で日本語を教える仕事があります。

平均年収は約250万円で、生徒数や学校の立地によっても異なります。海外での教育経験は自己成長にも繋がるため、将来的には国内でも役立ちます。

通訳・翻訳

英語を中心に、フランス語、中国語、韓国語など多言語の翻訳ニーズがあります。

現地語と日本語の2つが必要ですが、語学力や専門知識がある場合、外資系企業や日本企業の海外拠点での就業や独立も可能です。年収は約400万円以上で、専門性やスキルによって差があります。

コールセンター

未経験者でも働くことができます。主な仕事内容は、電話やメールでの問い合わせ対応です。コミュニケーション能力が求められますが、トレーニングや研修を受けてからスタートすることができます。

ツアーガイド・添乗員

ツアーガイドや添乗員は、海外旅行者に対して、観光地の案内や食事、宿泊などの手配を行う仕事です。未経験者でも、ツアーガイドの養成講座を受講することができます。

保育士

日本語の教育を提供する日本人学校や幼稚園、保育園、国際学校などが求人募集を行っています。英語力や現地語にも対応できる保育士は、特に需要が高く、未経験者でも応募ができる場合があります。

看護師

海外での看護師の需要は年々高まっており、英語力があれば、現地の病院やクリニックで働くことができます。

海外の医療機関のシステムや治療法が日本と異なる場合があるため、十分な知識と経験が必要です。

ホテルスタッフ

ホテルスタッフとして、フロントや客室清掃、レストラン、ハウスキーピング、マーケティングなどの職種があります。

英語力が必要な職種ですが、現地語も必要になる場合があります。国際的なホテルチェーンでの勤務であれば、世界中で同じような職務内容があるため、異動や転勤の機会が多く、キャリアアップのチャンスもあります。

購買・バイヤー

バイヤーとは、海外の商品を仕入れ、販売する仕事です。主に、アパレル、雑貨、食品などの業界で働きます。商品選定や価格交渉など、幅広い業務があります。海外の市場調査が必要であり、語学力はもちろんのこと、ビジネスマナーや文化にも精通している必要があります。

大学生が海外で働くために英語力を身につけよう

英語

海外で働く人の語学力

率直にお伝えすると、外国人とコミュニケーションを取る上で英語は間違いなく重要な言語です。勉強して損をすることはないと思います。

あなたが目指している英語のレベルはどれぐらいでしょうか。日常会話ができれば良いですか?それとも仕事で使えるレベルでしょうか?まずそれを決めましょう。

私が英語の勉強を始めたのは大学時代

私自身、大学に入学する前は、小学校から高校まで野球ばっかりしてきた人間です。公立高校に入学できたのも、野球推薦があったからです。

ちなみに、高校時代に受けたセンター試験の結果は学年で下から2番目でした。本当に勉強しませんでした。今思えば「あほか!」と当時の自分に言ってやりたいものです。

そんな私が入学した大学は、全国でもトップクラスに外国人留学生が多い大学でした。受験入学ではなく指定校推薦で入学しました。

大学

その大学に入学しようと思ったきっかけは当時の英語科の先生でした。実は、大学でも野球を続けるかどうか迷っていたんですね。そんな時、その先生からオープンキャンパスに参加することを進められて試しに行ってみたんです。

参加してみてびっくりしました。外国人の数と、聞こえてくる言語の数が多すぎて、「この場所にはパスポートが必要なんじゃないか」と思ったぐらいです。

少数者のみにチャンスが与えられる交換留学

そして入学したのですが、すぐに痛感します。「自分は本当に勉強してこなかった」ということを。

その大学には、卒業までに日本人学生の4割しか体験できない交換留学制度というものがありました。交換留学というのは、協定を結んだ大学同士が相互に留学生を派遣し、受け入れる制度のことです。

条件も厳しく、GPA(成績評価)、TOEFLスコア、学習計画書、志望動機書等の書類が必要になります。そして、学内選考で交換留学内定者が決まります。

簡単に言うと、このシステムは「海外に英語を学びに行く」のではなく「英語で専門分野を学びに行く」ためのものということです。

交換留学を目標に英語をレベルアップ

なお、留学先の選択肢は英語圏だけではなく、各大学が求めるGPA及びTOEFLの点数を満たしていれば英語圏以外にも応募することができます。基本的に現地での授業は全て英語になりますが、一部の大学では現地の言語で開講されているため、その言語能力証明が必要となります。

私はこの交換留学生に選ばれることを入学の時点で目標の一つとして掲げていました。しかし、その当時のTOEFLスコアでは最低80点上げる必要がありました。

そこで私は高校時代に使っていた英語教材を引っ張り出し、勉強を始めます。文法、単語、リスニング、リーディングを日ごとにコツコツと勉強しました。

何度もTOEFLに挑戦し、1年かかりましたが、必要とされる点数をクリアします。結果的に100点上げることができました

英語ができれば可能性が広がる

その後、半年間、台湾の淡江大学(台湾で言う立教大学)に交換留学することができました。留学時代は毎日が刺激的で、勉強することが楽しかったです。

この経験から、大学時代に英語を勉強することをみなさんにも勧めるのです。英語を勉強することによって視野を広げることができ、日本で働きたくないなら海外で働くという選択肢を考えることもできます。

私の場合は、留学先での授業は全て英語でしたが、外国人留学生のために開講されていた中国語クラスに参加して中国語も勉強しました。

大学生が海外で働くことを目指すために専門知識を身につける

図書館

海外で働くことを希望する人にとって最初に大事なのは語学ですが、言葉ができることは基本的なことだと考えて頂きたいと思います。なぜなら、言葉はコミュニケーションのツールにしか過ぎないからです。

英語を勉強するだけでなく、大学時代に何か1つ専門知識を身につけることを勧めます。例えば、将来商社マンになりたい人。総合商社の基本ビジネスは「貿易」と「事業投資」です。貿易に関する知識はお持ちですか?

もちろん、在学中に将来自分は何がしたいのか分からない人もたくさんいらっしゃると思います。実際、私自身も自分がしたい仕事などあまり深く考えてはいませんでした。就活の時期が来て「まぁ、この業界かなぁ」と考えていた程度です。

英語と専門知識があれば海外で勝負できる

しかし、もうすでにご存知の方も多いと思いますが、海外では「英語」+「何らかの専門知識」を求められることが多いです。逆に言ってしまえば、英語レベルが高い人は専門知識を身につければ海外就職を視野に入れやすいと思います。

私がインドで出会った友人は中卒で、仕事を探そうにも日本社会は厳しく門前払いとなり、結果、寿司職人として働いていたのですが、英語を勉強したくなりニュージーランドへ語学留学しました。

現地の寿司レストランでアルバイトをしながら英語を勉強し、今はカンボジアの5つ星ホテルで日本ではあり得ないくらいの収入を得ています。彼が言うには「英語を勉強しておいてよかった」ということです。

これは、すでに持っていた「専門知識」に「英語」の付加価値が加わった良い例だと思います。

大学生が海外で働くことを目指すなら本を読もう

読書

いろいろな人の本を読みましょう。本はその著者の知識と経験の結晶です。アルバイトや飲み会、勉強で忙しいとは思いますが、寝る前の30分でもいいです。ちなみに私は司馬遼太郎にはまり、「龍馬がゆく」と「坂の上の雲」をのめり込むように読んでいました。

好きなジャンルから少しずつ読み始めるのもいいかもしれません。SNSを見るよりも、本を読んではいかがでしょうか。

まとめ~まずは自分が本当にやりたいことを見つけよう

海外就職を目指すことは、キャリア形成の点でも非常に有意義なことだと思います。まずは、ゆっくりで良いので自分の心と向き合ってはいかがでしょうか。本当に自分が好きなこと、したいことは何なのか、じっくり考える時間を持ってみるのも良いと思います。

したいことがない人は探しましょう。今はネットで何でも調べることができます。情報収集を進めていけば、「これだ!」と思う時が必ず来ます。

さて、最後に一つ質問です。

「もし、この世にお金が存在しなかったら、あなたは何をして生きていきたいですか?」

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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