日本から比較的近く年中温暖な気候のハワイ。旅行で何度も訪れたことがある方も多いと思います。日系人が多く日本文化も根付いています。また日本食レストランが数多くあり日本語が比較的通じやすい場所でもあります。
日本人には住みやすそうなハワイですが、住んだ場合はどれくらいの生活費がかかるか気になるところです。ここでは実際1ヶ月の生活費はどのくらいかかるのかご紹介します。※1ドル=約110円
ハワイの食費
私の家族は子供2人と妻の計4名で、食事は自炊がほとんどです。コストコで食材をまとめ買いし、月に600ドル(約66,000円)程度使っています。
買い物の内訳は
- 食材が500ドル(約55,000円)
- お酒やジュースなどの飲み物が100ドル(約11,000円)
です。
地元のスーパーでも日本食材が買える
ハワイの素晴らしさの一つはセーフウェイなど地元のスーパーでも日本食材が買えることです。
海外では日系スーパーに行かないと日本食材を購入することが難しいところがほとんどです。一方で日本食文化が浸透しているハワイは地元スーパーでも日本食材があります。
もちろん品数は日系スーパーにかないませんが、安く抑えたい場合は地元スーパーで日本食材を購入するようにしています。
とある日のスーパーで買い物をした時ですが、日本製のドレッシングが地元スーパーでは4ドルでしたが、日系スーパーだと7ドルと2倍近い値段で販売している時がありました。
外食費用
外食費は月に400ドル(約44,000円)程度になります。外食は土日の朝食、あるいはランチに家族ですることが多いです。1食50ドル(約5,500円)程度を月4回で計200ドル(約22,000円)です。
夕食は月1回程度です。家から近くにある日本食レストランに歩いていくことが多く、お酒やジュースを飲みながら食べると、チップ込みで200ドル(約22,000円)程度になります。
外食にはチップがかかる
アメリカはチップ社会です。夕食ですと15%以上は支払うことが一般的なので結構の負担になります。これにお酒など飲んだらチップだけでも数十ドルなんてこともよくあります。
車社会のガソリン事情
車は2台あります。1台は私の通勤用、もう1台は家族向けです。高速道路は無料なのでドライブ好きの方には住みやすい場所です。
ハワイは公共交通機関はバスくらいしかなく、自家用車を利用する人がほとんどです。
車に乗るとガソリン代が気になりますがハワイのガソリンは安く、1リットルあたり0.9ドル(約96円)ほどです。車を2台利用していると月に400ドル(約44,000円)程度になります。
モノレール
朝夕の通勤時の渋滞は慢性化しています。渋滞解消のために州政府はモノレール建設をしていますが、完成は2025年ごろの予定です。
ハワイののんびりしたスケジュール管理を考慮するとさらに完成が遅れる可能性もあり、しばらく渋滞解消には時間がかかりそうです。
通信費
携帯電話代は日本に比べると安価です。電話とインターネットの無制限利用で1台60ドル(約6,600円)、契約台数によって割引もあります。
海外への通話は別途料金がかかります。日本はパケットし放題で1万円近くかかるのを考えるとかなりのお得感があります。
我が家は2台なので120ドル(13,200円)になります。
自宅の通信費用
自宅のインターネット通信費は借りる家の契約によって異なります。家賃に含まれる場合もあれば含まれない場合もあり、我が家の場合は家賃に含まれています。
固定電話回線は利用しないので契約はしていません。よって、携帯電話以外で通信費用は特にかかっていません。
家賃と固定費
家賃
住むエリアによって価格は異なります。ワイキキエリアや隣のアラモアナ地区ではコンドミニアムがメインです。
ワイキキエリアは建築年数の経っているコンドミニアムをリニューアルして貸し出している物件がほとんどです。2ベットルームですと3,000ドル(約33万円)以上はしてしまいます。
アラモアナ地区では目安として2ベッドルームで2,500〜3,000ドル(27.5〜33万円)程度です。
我が家はワイキキ、アラモアナ地区から車で10分程度の場所で、家賃は2ベッドルームで2,500ドル(27.5万円)です。
水道光熱費
上下水道代、電気代は家賃に含まれています。こちらも借りる家の契約次第です。
遊興費と服飾費
レジャー費用
我が家の1か月のレジャー費用は200ドル(約22,000円)程度です。週末は家族で映画を見に行ったりショッピングを楽しむことが多いです。
映画のチケットは大人が15ドル(約1,650円)で子供(3〜11歳)が11.5ドル(約1,270円)になります。我が家がいつもいく映画館は全てのシートがリクライニングシートになっていて座り心地は最高です。
毎週火曜日と平日夕方4時までは割引をしていて、それぞれ10ドル(1,100円)と12.5ドル(約1,380円)になります。
またお金を節約したいときはドライブや海に行き、自然を楽しんでいます。
服飾費
1か月の服飾費は100ドル(約11,000円)で子供の分がメインになります。ハワイは常夏なので服装は殆どが半袖シャツかTシャツに短パンです。服飾費にはほとんど費用がかかっていません。
まとめ
我が家の1ヶ月の生活費は、合計で4,320ドル(約47万円)となります。現地の友人と遊びに行ったり、日本からお客様が来ると外食やショッピングが増え、支出はさらに300〜500ドル程度増加します。
ハワイの生活費は物価上昇のため高くなりやすい傾向です。特に家賃は高止まりしています。一方、生活自体はのんびり時間が流れて落ち着いており、生活の質は高いものになります。
ハワイでの生活を考えている方は今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
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