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プーケットにあるリゾートホテルでのインターンシップ体験談

プーケット

タイのプーケットに来て、早いものでもう15年が経過しました。そしてこの15年でホテル、旅行会社、オンラインホテル予約会社での3つのお仕事を経験しました。

日本では百貨店で15年ほど勤務していたので、社会人としての経験は充分あると思っていました。でも、プーケットで働いたどの職場でも学ぶことが多く、日々勉強の毎日。

ここでは、プーケットでの最初の仕事であるホテルでのインターンシップ体験をご紹介します。

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目次

体調不良をきっかけに百貨店を退職

先に述べたように日本では百貨店で15年勤務しましたが、少々体調をくずしたのを理由に退職を決断しました。

長年働いたので給料もそこそこあったこと、大手百貨店だったので福利厚生も充実していたことなど、この安定した生活がなくなるのが不安でずっと退職について悩んでいました

でも、やはり体調が悪いと仕事にも影響するようになり、迷いましたが結果、辞めることを決めたのです。退職するにもいろいろな面で勇気がいるなとその時に気が付きました。

海外旅行の経験から海外就職を意識

理由

退職後1年ほどは休養し、その間に会員制リゾートホテルで繁忙期のみお手伝いをしたり、旅行へ出たりしていました。

でもやはり、1年近く働かないうちに先の不安も出てきたのでぼちぼちと行動に出始め、仕事を探すことに。以前から海外旅行が好きで、主に東南アジアのリゾート地といわれる場所へよく出かけていたため、海外へ出ようと考え始めました。

そして、とりあえず海外での仕事の期間は1年と決めました。

海外にツテなし、プーケットのインターンシップに挑戦

しかし、特に海外にツテがあるわけでもないし、どうやって海外の就職先を探せばいいのもわかりません。そこで、偶然ネットで見つけた海外インターンシップに応募することにしたのです。

費用はかかるものの1年の期限付きです。インターンシップに参加し、終了後は日本に戻って経験を生かせる職業につければと漠然と考えていました。

接客経験を活かせるプーケットのホテルのインターンシップを選択

行先は、何度か訪れたことがあり食事も合うプーケットに決め、早速エージェントに申し込みました。ホテルのインターンシップを選んだのは、百貨店での接客経験があったからです。

そして英文履歴書を送り、インターンシップ先ホテルを手配してもらって、ビザを取得。申し込みから約1カ月後にはプーケットに到着していました

英語のレベルは日常会話程度、日本で語学学校へ通い英語の勉強はしましたが、タイ語は全く話せないレベルでした。

プーケットのホテルにゲストリレーションとして勤務

ホテル

インターンシップ先ホテルには日本人スタッフが2名いらっしゃり、わからないことを日本語で聞くことができたのでとても助かりました

休日は週1回、私は土曜日がお休みでした。ただし、仕事を始めてから2週間は休みはなく、これはタイでは特別なことではないそうです。

仕事は日本人ゲストリレーションでした。ゲストのチェックインの際の手続き、朝食時間やホテル施設についての説明、お部屋までのご案内、客室内の説明などが基本的な業務内容です。

6カ月のインターンシップ中、初めて経験することが多く、慣れるまでに3カ月はかかりました。プーケット島内やホテル近くのレストランなどについて尋ねられてもわからないという状況だったのが正直なところです。

日常会話レベルの英語力でも現場に立てばなんとかなる!

日本人宿泊客だけでなく世界各国のゲストの対応をする場面も多く、ほぼ毎日英語を話す環境です。

私の英語力の低さや、ゲストの国籍によるイントネーションの違いから理解できないこともあり、当初はタイ人のスタッフによく助けてもらいました。言葉も英語、タイ語が入り混じって少し大変でしたが、だんだんと慣れていきました。

慣れてくると何とかなるものです。次第に英語がうまく話せるようになり、地域に関する知識も深まって、案内もスムーズにできるようになりました。

プーケットでのインターンシップ中の勤務時間、宿泊、食事

勤務時間

1日9時間拘束、うち1時間が食事休憩。シフト制で、朝7時から夕方4時まで、朝11時から夜8時まで、午後1時から夜10時までの3パターンです。

宿泊

ホテル内のスタッフルームで寝泊まりし、通勤時間がかからずとても楽でした。当初1人で部屋を使わせてもらっていましたが、後にドイツからのインターンシップ生が入ったので3カ月ほど相部屋となりました。

食事

ホテル内のスタッフキャンティーンで朝昼晩の食事と夜食を食べることができました。

タイ料理がメインで辛さもタイ人向けなので、初めのころは毎食後、大量の水を飲んでいたのを思い出します。今では普通に食べられるようになりました。これも慣れですね。

外国人は辛いものが苦手という配慮からか、ホテル内のレストランでの飲食もホテルからの補助が受けられたので、とても助かりました。レストランではハンバーガーやスパゲティなどをよく食べていました。

まとめ~プーケットだからといって楽に働けるわけではない

タイならゆるい感じで仕事ができると思っている人もいるかもしれませんが、それは少し厳しいです。私も、日本での社会人経験がなければゲストリレーションの仕事はもっと難しかったでしょう。また、インターンシップ中は言葉で苦労し、今でも苦労しています。

ゲスト対応では「とりあえず笑っておこう」と心がけ、「何事も慣れるまで(我慢)」という考え方をこのインターンシップで学んだと思います。

でも、休みの日にはタイ人のスタッフとご飯を食べたり買い物に出かけたりと、公私共にいい経験と思い出をつくることができました。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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