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韓国の貿易会社で働くなら知っておきたい!勤務時間と休暇事情

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スーツケース

私が韓国で働き始めてまず最初に感じたのは、休日の少なさです。日本では1ヶ月に1日は祝祭日がありますが、韓国では祝祭日は2、3ヶ月に1回しかありません。

振替休日の制度が出来たのも最近なので、その前までは少ない祝祭日が土日にあたってしまったら運が悪い年だということであきらめるしかありませんでした。

ここでは、私が社員20人の韓国の小さな貿易会社でオンラインショップの管理や通訳・翻訳をしていた時の、韓国の勤務時間と休暇事情を紹介します。

韓国の勤務時間

基本は9時〜6時

日本ではお役所仕事と言ったら9時〜5時ですが、韓国では9時〜6時です。お昼休み1時間を抜いて、9時から6時までの実質8時間が勤務時間ということになります。

私の働いていた貿易会社でも正社員は午前9時から午後6時までが基本的な勤務時間でした。

会社は少人数のアットホームな雰囲気だったので、上司の顔色をうかがうこともなく、午後6時になると仕事が終わった人からさっさと上がっていたようです。

残業に関しては、私は時給で契約したので、時間を超過して仕事をしていればその分きっちりと給料をもらっていました。けれども他の韓国人の正社員として働いている人たちは、残業したとしても残業代は出ないと言っていました。

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韓国ではお昼休みが重要

韓国料理

韓国では、昼食だけに限らず、1日3度の食事の時間がとても大切に考えられています。

食堂などでも、従業員はまかないをお店の席で堂々と食べます。営業時間でお客さんがいても気にしません。お客さんの方も、従業員が食事をする権利を尊重しているようで、ごゆっくりどうぞと声をかけたりします。

何か用事があっても、従業員の方が食事をしていると、じゃあ後でまた、ということになります。

私の働いていた貿易会社も、お昼休みの1時間はきちんと保証されていました。社長がどんなに急ぎの用事があっても、お昼ごはん中ですと言えば、じゃあ食べ終わったら、と引き下がってくれます。

忙しいからと言ってパソコンに向かったままパンをかじって昼食を済ます、などは周りが許してくれませんでした。

また、食事はみんなで一緒に食べる、という考え方が強いのも韓国の特徴です。外に食べに行こう、ということになったら、みんなを誘って行きます。一人ぼっちで食事をするのは周りが許しません。

韓国人の食事に対するこのような考え方は、とても温かく人間らしくて良いな、と感じました。

韓国の休日

最近になって週休二日制になった韓国

韓国は基本的に1週間に一度、日曜日が休日です。最近は官公庁や大企業は土日休みの週休二日制になりました。

中小企業では最近になって少しずつ週休二日制を取る会社も増えてきましたが、ほとんどが土曜日は午前中勤務、または隔週土曜日が午前中勤務などです。私が働いていた貿易会社も、土曜日は隔週で午前中勤務でした。

韓国の公立の学校は、2011年度までは隔週で土曜日は午前中に授業がありました。2012年度より完全な週休二日制になりました。

そのため韓国では、週末どこかに出かける場合、土曜日の午前中であればあまり道は混みません。中小企業のほとんどの人が土曜日の午前中も勤務しているためです。

子供たちも土曜日の午前中は学校が休みになっても、何かしら習い事を入れています。

韓国の祝祭日

祝日

韓国では祝祭日のことを公休日(ゴンヒュイル)と呼びます。アジアの国である韓国にも、お正月やお盆の連休がありますが、旧暦で行われるため毎年日にちが異なります。以下は2017年の韓国の公休日です。

祝祭日一覧

  • 1月1日:新年
  • 1月27日~29日:旧正月(ソルラル)。旧正月当日と前後1日が休み
  • 1月30日:ソルラルの振替休日
  • 3月1日:三一節(独立運動記念日)
  • 5月3日:仏誕節
  • 5月5日:こどもの日
  • 6月6日:顕忠日(殉国兵士の日)
  • 8月15日:光復節(独立記念日)
  • 10月3日:開天節(建国記念日)
  • 10月3日~5日:秋夕節(チュソク)。秋夕節当日と前後1日が休み
  • 10月6日:チュソクの振替休日
  • 10月9日:ハングルの日
  • 12月25日:クリスマス

仏教の祝日とキリスト教の祝日がそれぞれ国の指定する祝祭日になっているのが特徴です。

また、日本の植民地支配からの独立を記念する祝日が3月1日と8月15日にあります。この日は日本人としては少し肩身の狭い思いをしなければなりません。とはいえ、日本人だからと特に攻撃を受けることはありませんでした。

ただし、日本大使館前で行われるデモなどには近づかない方が良いでしょう。

韓国の振替休日制度

韓国の振替休日は、代替休日(デチェヒュイル)と言います。冒頭で書いたように最近になってできた制度です。祝祭日が土曜日または日曜日に重なった場合、その翌平日が代替休日になります。

代替休日に関しては、経済界や中小企業の経営者側からは反対の意見が多く、現在は旧正月やお盆などの一部の祝祭日に関して、官公庁でのみ試験的に適用されている状態です。

最初の振替休日の適用は2014年の秋夕節でした。秋夕節当日が日曜日だったため、連休最後に一日休日が振り替えられるというものでした。

数週間前に突然この決定がニュースになり、自分たちは振替休日がもらえるのかということが会社で話題になったことを覚えています。

社長に確認すると、振替休日は官公庁だけに適用される制度だから休みではないと言われました。しかしその後、社員たちで押し切って休みにしてもらったということがありました。

私の努めていた貿易会社でも、しぶしぶ休みをくれたという状態だったので、他の中小企業でもなかなか簡単には代替休日をもらえてはいないのではないかと思います。民間企業への代替休日の普及にはまだまだ時間がかかりそうです。

韓国の中小企業の有給休暇

韓国では有給のことを年次(ヨンチャ)と呼びます。私の働いていた貿易会社では、正社員の有給はなんと1年間でたったの3日でした。勤務年数が増えても、3日のままでした。

3日の有給に誰も文句を言わず働いていたのを見ると、韓国の中小企業はどこも同じような状況なのかもしれません。

病気や慶喜休暇はその度社長の裁量で有給として認められました。

私は働き始める前に、夏や冬に日本に一週間ほど帰国することや、子供の病気や学校の行事で休むことがあることを社長にしっかり伝え、時給の契約をしました。そのため、仕事に支障がない範囲で自由に休みをもらっていました。

韓国人の正社員は、他の社員と休みが重ならないよう、3日の範囲で自由に取っていました。

大企業や官公庁では、通常土日休みに加えて15日以上の年次有給があるようです。

韓国の労働基準法で定める労働時間や有給休暇

韓国

韓国では労働基準法のことを勤労基準法(クンロキジュンボプ)と呼びます。この勤労基準法では労働時間や休暇について下記の様に定めています。

  • 労働時間:1週間の労働時間は休憩時間を除いて40時間を超えることはできない。労働時間が4時間である場合には30分以上、8時間である場合には1時間以上の休憩時間を与えなければならない。
  • 有給休暇:1週間に平均1日以上の有給(日曜日などの法定休暇のこと)を与えなければならない。また、1年間に8割以上出勤した労働者に対しては15日以上の年次有給休暇を与えなければならない。

私の努めていた貿易会社が一年間の有給が3日というのは、韓国の労働基準法に違反していたのかと思いましたが、調べてみたところ、隔週の土曜日の休みが15日の年次有給の一部として計算されていたので、労働基準法違反ではないようです。

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まとめ

韓国では日本と同様長時間労働が当たり前の社会です。日本以上に休日も少なく、夏休みに1週間家族で海外旅行などは大企業につとめる人だけの話です。

韓国で働こうと思っている方は、勤務時間や休日についての条件はしっかりと雇用者に確認すると良いでしょう。納得がいかない場合は会社と交渉することも出来ます。会社の言いなりにならずに、しっかりと主張をすることも大切です。

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投稿者プロフィール

国際結婚をして韓国の釜山に在住。
子供二人と夫の4人家族。韓国の研究所や企業での勤務経験あり

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