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スーパーで買える!おいしい韓国の調味料5選

ビビンバ

韓国料理といえば、キムチやチゲなどに代表される辛さです。最近は、日本でも韓国料理の専門店が増え、韓国の家庭の味に近い料理が手軽に楽しめるようになりました。

その辛い韓国料理に欠かせないのが、数々の調味料です。韓国のスーパーに行くと、調味料が所狭しと並んでいます。

ここでは、韓国で生活し自宅でほぼ毎日韓国料理を作る私から、おいしくておすすめの調味料TOP5をご紹介します。

※1ウォン=約0.1円

目次

韓国料理の特徴と食べ方

韓国料理

韓国では、一つの料理にいろいろな材料を使います。特に、にんにく、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、エゴマの葉、白ねぎなどはどんな料理にも少しずつ入っています

比較的シンプルで、具それぞれの味を楽しむ日本料理とは少し違いが見られます。

また、韓国では混ぜて食べる習慣があります。ビビンバやチャプチェなどは、たくさんの種類の野菜とごはんや麺を混ぜ合わせて食べます。

よく知られているのはカレーライスの食べ方です。日本では、ごはんの白い部分とルーの茶色い部分をきれいに分けたまま食べる人が多いですが、韓国では最初からごはんとルーをスプーンで混ぜ合わせます

料理だけでなく、食べ方の違いに注目してもおもしろいですね。

韓国の調味料1. コチュジャン

コチュジャン

韓国の調味料として有名なのがコチュジャン。唐辛子ベースで作られた韓国の味噌です。

主材料の唐辛子の粉に、もち米麹や豆麹粉、塩などを混ぜて大きな壺に入れ発酵させた伝統的な調味料です。発酵にかかる期間は少なくとも6ヵ月、長いものでは何年も熟成させます。

現在でも、韓国の田舎へ行くとコチュジャンの入った壺を見ることができます。家庭によって少しずつ味が違い、伝統を受け継ぐ老舗では秘伝のコチュジャンが大切に保管されています。

コチュジャンはまさに韓国料理の真髄とも言えるものです。

スーパーでは、プラスチックの容器に入ったコチュジャンが売られています。1kg5,000~6,000ウォン(約500~600円)ぐらいで買うことができます。

豚肉と相性抜群

コチュジャンは豚肉とよく合います。韓国では豚肉料理の種類が豊富で、一般家庭でよく食べられているメニューの一つに「豚肉のコチュジャン炒め」があります。

以下の記事で作り方をご紹介しています。香りが食欲をそそり、甘辛い味でごはんが進みますよ。

韓国の調味料2. サムジャン

主にデンジャン(日本の味噌に近いもの)、コチュジャン、にんにく、白ねぎ、玉ねぎ、砂糖、ごま油、白ごまなどを混ぜて作った調味料です。家庭によっては、豆や松の実などを加えることもあります。

コチュジャンよりも茶色く、辛みよりは甘みが強い味噌です。

サムギョプサル(豚バラ肉の焼き肉)を食べるときに、ごはんやお肉、他の野菜にこのサムジャンをつけ、サンチュ(青菜)に包みます。お肉の味が引き立ち、とてもおいしいです。そのまま生野菜につけて食べるのもおすすめです。

サムジャンもスーパーで手軽に買うことができます。500gでおおよそ2,000~4,000ウォン(約200~400円)です。

韓国の調味料3. ハムチョ

塩のようにしょっぱい味のする粉末の調味料です。

もともとハムチョとは、塩をはじめとしてカルシウム、鉄、マグネシウムなどいくつかのミネラルと調和する酵素を吸収しながら成長する植物で、海水が届く海岸や塩田などで育ちます。その植物をきれいに洗って完全に乾燥させ、製粉したものが調味料となります。

天然のハムチョはとても高価で、疲労回復や高血圧、貧血、糖尿などの改善に効果があると言われています

見た目は塩より少し茶色がかった粉末で、どんな料理にも塩と同じように使うことができます。スーパーでは300g8,000ウォン(約800円)前後で売られています。

健康に良い天然調味料なので、ぜひ試してみてください。

韓国の調味料4. オリゴ糖

オリゴ糖

ブドウ糖や果糖など複数の糖を結合して作られた、甘みを出す調味料です。ドロッとした水あめに近いもので、砂糖の代用品として広く使われています。

オリゴ糖は、玉ねぎやバナナ、じゃがいもなどにも少量含まれている成分です。

韓国では、プルコギやカルビなどの肉料理、和え物、ドレッシング、ソースなど様々な用途に使われています。砂糖よりカロリーが低く、身体に良い調味料として使う人が多いです。

スーパーでは1kg3,000ウォン(約300円)前後で売られています。

韓国の調味料5. オキアミの塩漬け

オキアミの塩漬け

オキアミはエビに似た、体長がとても小さいものです。

韓国では、そのオキアミを塩漬けして作った塩辛を調味料としてよく使います。キムチを漬けるときには必ずオキアミの塩辛を一緒に加えます。また、チゲに入れたり、茹でた豚に添えて食べたりします。

オキアミの塩辛は、韓国料理の隠し味とも言えます。

ただし、そのまま食べるととてもしょっぱいです。私はオキアミの塩辛を入れる料理を作るときには、少しずつ味見をしています。

市場で量り売りされているほか、スーパーでは瓶詰めされたものが売られています。300gで6,000~8,000ウォン(約600~800円)程度です。

まとめ~本格的な韓国料理に挑戦

最近は韓国でも、若い人からお年寄りまで健康志向が強まっており、調味料もよりヘルシーなものに注目が集まっています

ご紹介した調味料の中には、日本で手に入りやすいものもあれば韓国でしか見かけないものもありますが、在住の方はもちろん、旅行で来られた方もぜひスーパーに寄って帰り、これらの調味料を使って本格的な韓国料理を作ってみませんか?

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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