短期滞在の旅行ではなく、南国の楽園・バリ島で仕事をして、現地で暮らしてみたいと夢見る方もいるのではないでしょうか。
観光業が盛んなバリ島では、外国人を必要とする職種が意外に多く存在します。では、日本人対象の求人はどんな内容が多いのかご存知でしょうか。バリ島で働く夢を実現させるためには具体的な情報があると、よりリアルになってくると思います。
そこで今回は、バリ島で多い日本人の求人内容、そのお給料など就職事情についてご紹介します。
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バリ島で働く魅力
南国のバリ島タイムで人生にもゆとりを
日本のようにきっちりとした時間感覚がないバリ島の人々と過ごすのは慣れるまでは大変なことや不便に感じることも多いと思いますが、インドネシア人と同調してしまえば、とても心地がいいものです。
インドネシアの言葉で「ジャムカレット(Jam Karet)」日本語に訳すとゴム時間と呼ばれ、時間はゴムのように伸び縮みするという考え方からついたものです。
日本では、秒刻み、分刻みに生活することが当たり前となり、いつも何かに追われている感覚がありましたが、こちらでは、ぴったりと時間を読むことは難しい為、自ずと余裕を持った生活習慣になります。
簡単な“インドネシア語”
外国へ長期滞在する際の一番大きな不安要素は、なんといっても言葉ではないでしょうか?インドネシア語は、少し勉強すれば簡単に日常会話レベルに到達できてしまうのです!
インドネシア語は、文法こそ英語と同じ並びだと言われていますが、単語を並べれば伝わります。時制がないので、過去や未来のことは文脈で判断するか、副詞で補います。文字はアルファベットで、大抵がローマ字読みできます。
バリ島で日本人が働きやすい職業
コミュニケーションスキルの高さを求める職種が多い
インドネシア・バリ島で求められる日本人ならではの仕事は、日本語で流暢にコミュニケーションをする能力が必要とされるものです。
日本からの観光客や長期滞在者もたくさんいるため、そういった人たちをサポートする仕事も多いです。
最も多い求人はゲストリレーション
ホテルやスパのゲストリレーション、またウェディングプランナーなどの仕事は、バリ島でもっとも多い求人です。
ホテルの宿泊やスパを利用する日本人のお客さまへの応対と接客をはじめ、お客さまからのさまざまな相談に親身になって応対するのがゲストリレーションの仕事です。
旅行代理店やビザエージェントの仕事も多数
そのほか、バリ島で日本人が働く職種として多いのは旅行業やビザ代行業などがあります。
- バリ島にある旅行代理店のカスタマーサービス
- ビザ取得代行エージェント
など、バリ島に短期滞在される方へのサービスだけでなく、長期滞在される方のサポートをする仕事も存在します。
バリ島の日本人向け職種、その給料相場や税金
給料
バリ島で働く現地採用の日本人の最低賃金は、現在のところ400万ルピアほどとなっています。同じインドネシアのジャカルタの給与はもっと高いのですが、バリ島は人気があるため、400万ルピアからとなっています。
それぞれの職業におけるお給料目安は下記の通りです。(1円=130ルピア※2021年8月現在)
バリ島の最低賃金 | 400万ルピア(約3万5千円) |
ホテルのゲストリレーション | 600万ルピア(約5万2千円)~1,200万ルピア(約10万円) |
スパのゲストリレーション | 400万ルピア(約3万5千円)~600万ルピア(約5万2千円) |
旅行代理店の事務、カスタマーサービス | 400万ルピア(約3万5千円)~700万ルピア(約6万1千円) |
ウェディングプランナー | 600万ルピア(約5万2千円)~1,000万ルピア(約8万7千円) |
ウェブデザイナー | 500万ルピア(約4万3千円)~1,000万ルピア(約8万7千円) |
フォトグラファー | 700万ルピア(約6万1千円)~1,000万ルピア(約8万7千円) |
インドネシアでは年収によって所得税が異なります。現地採用として働くのであれば、所得税は15%〜25%程度になるでしょう。
給与に影響するのは会社の規模、経験、語学スキルなど
勤め先の会社の規模に加え、その職種の経験者であるかどうかも重要です。
そして、インドネシア語や英語を流暢に話すことができるかどうか、パソコンスキルの有無などもお給料に反映されることになります。
最低限の語学力+経験を生かせる仕事だと比較的見つかりやすい傾向にあります。
バリ島で働く方法
現地採用として働く
バリ島で最もスタンダードな方法が現地採用として働く方法です。
ゲストハウスや旅行会社、ダイビングショップなどで働く日本人が多いです。
バリ島に特化した求人サイトを利用して求人を探しましょう。
インターンシップをする
日系企業ではインターンシップの募集を行なっていることがあります。どちらかというと職業体験的な意味合いが強く2週間〜3ヶ月など短中期間でのお仕事となります。
数自体は多くないため、求人を見つけたらひとまず話を聞いてみることがおすすめです。
駐在員として働く
バリ島で日本からの派遣として働くのが駐在員です。こちらは求人自体がかなり少なく、競争自体も熾烈なものになります。
バリ島に支店や工場のある日本の会社に就職し、バリ島への海外転勤を狙うか、バリ島で駐在員を募集している企業への転職する方法のどちらかとなります。
バリ島就職成功3つのポイント「行動力」「ツテ」「コネ」
バリ島で就職活動するときには、
- 「行動力」
- 「ツテ」
- 「コネ」
がものをいいます。
インターネットで求人募集を探すことが主流になりつつありますが、採用にたどりつくまでがなかなか大変でしょう。
老若男女問わず、毎日サンサンと太陽が降り注ぐバリ島でぜひとも働きたい!という熱烈なファンが多いため、条件のいい求人はすぐになくなってしまいます。
そんなとき、外国人にインドネシア語を教えている大学の先生の紹介や、すでにバリ島で就職している友人などの紹介は、とても頼りになるものです。そして、いつでも面接に臨むことができるように、日本語と英語の履歴書と経歴書を用意しておきましょう。
バリ島で就職するには
今すぐにバリ島での就職を考えていなくても、理想の仕事を見つけるために転職サイトを使い、気になる求人をストックしておくことが大事です。情報収集が進めば、より具体的にバリ島にいる自分をイメージできるはずです。
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いよいよとなったときに即行動できるよう、備えよ常にですね。
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登録したからといって必ずしも転職やコンサルティングを受ける必要はありません。まずは気軽に気になる求人を探してみましょう。
まとめ
バリ島で日本人に求められているのはのホスピタリティ。日本人にぴったりの、とてもやりがいのある仕事だといえるでしょう。
好きな場所に住み、生活していけるだけのお給料、そしてやりがいのある仕事を手に入れることができれば最高の人生なのかもしれません。
ますます発展していくインドネシアの経済成長を、直接現地で肌で感じることができるのもひとつの醍醐味です。夢やあこがれを実現できるよう、まずは一歩踏み出してはいかがでしょうか。
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