皆さんは、ドイツ人というとどういったイメージをお持ちでしょうか?
「真面目で几帳面、仕事もきちんとする……」という、日本人によく似ているようなイメージを持っている人が多いと思います。私もそうでした。
ここでは、私がドイツで生活し、ドイツ人の友達や一緒に暮らしたドイツ人女性から感じたドイツ人の性格や気質について書いていきたいと思います。これからドイツで生活する人のために、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
ドイツ人は真面目
まずは、イメージ通り【真面目】ということです。
でも、私からすると真面目過ぎるくらい真面目だと感じました。真面目を通り越して、頑固というか頭が固いというか……。自分がこうと思ったら、絶対に自分の意見を曲げません。
他人に協調するなんてことは、ドイツ人の頭の中にはありません。自分が言っていることが途中で間違っていると気づいても、最後まで間違いを認めようともしません。そして「謝る」ということは絶対にしません。
そんなドイツ人がよく使うのが、「残念だ」という言葉です。自分が間違ったりミスしたりしても謝るのではなくて、全て「残念だ」で終わりなのです。
私は日本人なので、すぐに「ごめんなさい」「すいません」と謝ってしまっていました。
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ドイツ人のお金の使い方
ドイツ人にとってお金は普段使うものではなく、バカンス(休暇)に使うものです。普段の生活には極力お金を掛けません。節約することに命を懸けて通り組む人が多くいます。
ドイツの光熱費は、ドイツ人にとってとても高いという感覚を持っている方が多いです。
ですので、ドイツ人はできるだけ電気や水を使いません。家の中の使っていない電気を消すことはもちろんですが、自分が居る部屋の電気も消して真っ暗な中で過ごします。
これは慣れるまでに時間がかかりました。誰もいないと思ったら、パソコンの光だけで仕事をしていたりするのでビックリします。
ドイツ人のシャワー
日本みたいにバスタブに入らないというのはヨーロッパ全体でいえることですが、シャワーも毎日は浴びません。夏は2日に1度くらい、冬は3日に1度くらいの人が多いと思います。そして、そのシャワーの時間もとても短いです。
食器も、日本のように使ったら3食毎にすぐに洗うということはしません。何日かためて置いておき、数日分を一気に洗います。
洗濯機もできるだけ使いません。私が一緒に暮らしていた人は、1か月に1度か2度しか使っていませんでした(これは、この方が特別だったのかも知れませんが)。
ドイツ人は早寝早起き
これもドイツに行く前に抱いていたイメージでしたが、行ってみたらそうでもありませんでした。ただ、他のヨーロッパや海外の人々よりは、早寝早起きできっちりとした生活をしている人が多いと感じました。
仕事を始める時間が早いです。私が住んでいるアパートがちょうど工事期間中だったのですが、毎日朝6時半くらいから「ドドドドドドドド!!!」と凄い大きな音を出して工事が始まり、毎朝その爆音で起こされて頭の痛い日々が続きました。
そして、15時半くらいには仕事を終えて帰って行く。これが日本だったら、住民のことを考えて朝9時くらいから17時くらいまでで作業するでしょう。
これが、私のドイツでの一番のカルチャーショックだったかもしれません。
ドイツ人は閉店時間に終わることに命を掛けている
レストランやいろいろなお店に閉店時間近くに行くと、ビックリする場面に遭遇します。営業時間の1時間くらい前には「19時閉店」と入口に看板を出してアピールし、閉店30分くらい前には入口のドアを半分閉め始めます。
そして、10分くらい前には店内に居るお客さん1人1人に「19時閉店です」と声を掛けて周ります。5分前になると入口に店員が立ち「もう閉店なので入れません」と、ほぼドアを閉めています。
最初この場面に出会った時にはビックリしました。私は日本では接客業で働いていたので、閉店ギリギリに入ってきてくれたお客様も「お客様は神様だ」の精神で笑顔で対応していました。
それくらい、ドイツ人は仕事とプライベートをしっかり分けています。終業時間を1分でも過ぎたらプライベートの時間です。早く帰ってビールでも飲むのでしょう。
まとめ
今回は、ドイツ人の性格についてまとめてみました。日本人に似ている部分も違う部分もあって、面白いですよね!最初は嫌だと感じていた部分も、今では「いかにもドイツ人だなぁ……」と客観視できるようになりました。
皆さんも、ドイツに行った際はいろいろと観察してみてくださいね。
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