海外で働いているのは、何も日本から派遣された駐在員だけとは限りません。今は自らチャンスをつかみに海外に進出する時代です。
実際にシンガポールで就職した私が、なぜシンガポールで働くことにしたのかをご紹介します。
- 性別・年齢:女性・20代
- 勤務先:在シンガポール日系電子会社
- 英語力:日常のコミュニケーションが取れるレベル
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海外就職に興味を持ったのは元々海外が好きだったから
学生時代には、長期休暇が始まるとすぐにバックパックを背負って海外に出ていた私。旅先でトラブルを乗り越えるうちに、そして多くの人と出会ううちに語学力はだんだんと上達し、コミュニケーションレベルの英語力は大学生のうちに身につけていました。
その頃から、「海外で働いてみたい」と漠然と思っていたのですが、現実問題どのように外国で就職するのか想像もつかず、大学卒業後は日本で就職し、目の前にある仕事をこなす日々を送っていました。
オーストラリアでのワーホリを皮切りに海外就職の道を探る
本当にありがちな話なのですが、一度日本で就職したものの、ワーホリ(ワーキングホリデー)制度を利用してオーストラリアへ逃げるように渡航。
現地でも運よく仕事が見つかりましたが、ワーホリは通常1年で終わってしまうので、息をつく暇もなく次の活路を見つける必要がありました。
しかし、どこの国も就労ビザの取得は難しいのが現実です。そのため、オーストラリアの次もワーホリ制度を利用できる国にしようと考えていました。英語圏だけでもイギリス、カナダ、それからオーストラリアのお隣のニュージーランドなど、選択肢はたくさんあります。
ワーホリは仕事の選択肢も滞在期間も限定的
ただ、それらの国に行くには迷いがありました。いろいろとリサーチした結果、上記の国々(イギリス、カナダ、ニュージーランド)では日本食レストランでの就労以外の選択肢が非常に少ないのです。
また、ほとんどの国が滞在期間に制限を設けています。期限が過ぎれば、否応なく日本へ帰国する未来が見えていました。
30歳が近づくにつれ、自分の人生、キャリアについて真剣に向き合わざるを得なくなっていました。
海外就職先として条件がぴったりだったシンガポール
シンガポールは選択肢の中になかったのですが、「ワーキングホリデープログラムがある国」を探していたら、シンガポールが目に飛び込んできました。
その後、シンガポールでのワーホリは要綱が変わってしまったようですが、当時はまだ有効だったので、すぐに条件を調べ必要書類を揃えて申請しました。
以前から「マルチカルチャー」「ビジネスプランの最先端の国」という良いイメージをシンガポールに持っていたのに加え、就労ビザについても取得が難しくないことがシンガポールへの渡航を後押ししました。
決め手になった4つのポイント
シンガポールを選んだ理由を整理すると、シンガポールが大好きなのでどうしてもシンガポールに行きたかった!というよりは、
- ワーキングホリデー制度が利用できた(当時)
- シンガポールに対する良いイメージがあった
- 就職先が見つかりやすかった
- 就労ビザが取得しやすかった
大きく言えば、以上の4つのことが決め手になったと思います。
シンガポールで働いて良かった3つのこと
以上の理由で比較的簡単にシンガポールへの渡航を決めてしまい、その後、現地で就職してしまった私ではありますが、実際シンガポールに来たメリットはとても大きいと感じています。
もちろん日々生活する中でマイナスの部分もありますが、私が思うシンガポールで働くメリットは、
- 就労ビザが取りやすいので、無期限で滞在できる
- 日本のように労働時間が長くない
- グローバルな会社の戦略、取り組みを学べる
ということです。
周囲の人から良い影響を受けられる
私は日系企業で働いていますが、従業員が多国籍である上、会社の外では様々な業種の人と知り合う機会があるので、そこで最新のシンガポールビジネス事情を常に更新するようにしています。
自分からチャンスをつかみにシンガポールへ来ている人が多くいるので、そのモチベーションの高さに触発され、いい意味で緊張しながら仕事ができるところも気に入っています。
まとめ~最初のステップとしておすすめの国
私がシンガポールへ来た時から就労ビザの取得は年々厳しくなっていますが、それでも北米やヨーロッパ、それからオーストラリアと比べるとまだまだ取りやすいと言えると思います。
多くの人がシンガポールを選ぶ一番の理由はこれではないでしょうか。
キャリアアップにはステップが必要なので、最初のステップとして就労ビザの取得が簡単なシンガポールを選んでみてもいいと思います。そこで見えてくるものがあれば、軌道修正をかけながらキャリアを磨いていきましょう!
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